2013年6月15日土曜日

ハード・ラッシュ (2012 アメリカ、英国、フランス)

★★★1/2

マーク・ウォールバーグが密輸職人とでもいうべき密輸屋を演じるアクション映画。予告編で「みんなこいつに騙される」とかなんかそんな宣伝文句を言ってるが、別にどんでん返し映画でもなんでもない。

どんでん返しを楽しむ映画だと思って観に行ってしまったためガッカリ。割りと正統な作りじゃないか。

バレット (2012 アメリカ)

★★★

シルベスター・スタローンが殺し屋を演ずるアクション映画。ラスト近くまでは結構良い感じで進行していたのだが、詰めのところで急に妙な展開になってしまい、急にB級色が強くなった。惜しい。

だが、エンドクレジットを観るまで知らなかったのだが、なんと監督はウォルター・ヒル。最近でこそ名前を聞かないが、ザ・ドライバー、48時間、ストリート・オブ・ファイヤーなどの傑作アクション映画を世に送り出した名監督。ああっ、そういえば、ラストの対決シーンは、ストリート・オブ・ファイヤーの対決シーンと使ってる武器がほとんど一緒だ。こういう武器で戦わせるのが好きなのかな。

2013年6月9日日曜日

マイケル・ジャクソン ザ・イモータルにガッカリ

少し前になるが、横浜アリーナに「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル」を観に行ったが、率直に言ってしまえば、一人18,000円という価格はボッタクリだと私は思った。

予想していたこととはいえ、主役のマイケル・ジャクソンが出ていないバックダンサーだけのコンサート。それじゃあまりに寂しすぎるから、シルク・ド・ソレイユの知名度を借りて、ちょっとだけアクロバットも入れてみましたという感じ。

せめてシルク・ド・ソレイユのアクロバットが凄ければまだ良いが、シルク・ド・ソレイユとしては極めて月並みの技。しかも、ほんの時たま出てくる程度。これはひどい。マイケル・ジャクソンのファンは、曲が流れるだけでも大満足らしく、うきうきと踊ってる人もいたけどね。

今夏、ラスベガスに、「Michael Jackson ONE」という、同じくマイケル・ジャクソンをネタにしたシルク・ド・ソレイユの公演を観に行く予定だが、こちらはザ・イモータルと違って良い出来らしいので楽しみだ。

G.I.ジョー バック2リベンジ (2013 アメリカ)

★★★

エンド・オブ・ホワイトハウス」と違って、CMから予想される通りのしょうもない作品。全く期待していなかったが、良い意味で予想を裏切ることもなく、むしろ予想していたよりも悪い。

パート3も作れるような終わり方をしているが、もう観るのやめたほうが良さそう。

IMAX版オブリビオン (2013 アメリカ)

★★★★

IMAXで鑑賞したので、星が1/2ぐらい甘めになってるかもしれないが、かなり良かった。

よく出来ているストーリーだ。スターウォーズ、2001年宇宙の旅など、名作SFのオマージュも適度に盛り込まれているのも好印象。

「トロン・レガシー」といい本作といい、ジョセフ・コシンスキー監督作品とは相性がいいかもしれないな。

エンド・オブ・ホワイトハウス (2013 アメリカ)

★★★★

予告編では、かなりチャチなB級映画だと予想していたが、かなり迫力あるアクションシーンの連続で、予想を大きく上回った。

シークレットサービスがシステムにそんなに詳しいのはおかしいだろうとか、射手がいない機体側面の機銃でどうやって地上を狙えるんだとか、突っ込みどころも満載ではあったが、重要なことではないので気にしない、気にしない。

私はTwitterをやってないので知らなかったのだが、主人公同様、ハッシュタグが分からなかった。観終わってから検索して、ああ、そういうことか納得。

2013年6月4日火曜日

イノセント・ガーデン (2013 イギリス、アメリカ)

★★★

キレイな映像が挟まれるものの、穴も目立つサイコパス物のミステリー。ミア・ワシコウスカが雰囲気ぴったり。でも、後味は良くない。今年の後半にはどんな映画だったか忘れそう。

2013年6月3日月曜日

グランド・マスター (2013 香港、中国、米国)

★★★★

基本的には映像を楽しむ映画。

だが、主人公イップ・マン(葉問)は実在の人物であり、ブルース・リーが13才のときから武術を教えた師であるということを知っていると知らないとでは、映画の印象が変わってくるであろう。特に知らないと、ラストシーンが示唆することが分からない。

カンフー映画は、手数が多くていかにも練習した殺陣をやってます感がありありだから好きじゃないと私の友人の一人が言っていたが、今回の映画もまぁそういう感じだ。

だが、米国ドラマ「グリーン・ホーネット」のオーディション映像(1964年に撮影されたらしい)の中で、ブルース・リーが空手とカンフーの違いを説明している。

それによると、空手には連続技がなく、例えるならば鉄の棒で殴るような攻撃。一方、カンフーは連続技を繰り出す武術であり、鎖の先に鉄の玉がついているような攻撃だとのこと。そもそもカンフーとは手数が多い武術であり、空手のように一発で相手を倒すことは目標としていないので、映画で手数が多いのはある意味当たり前なのだろう。

ブルース・リーのオーディション映像 (YouTube)(ブルース・リーは思いのほかお喋りなので、彼の驚異的に速いカンフー技だけを観たい場合は7:30ぐらいから。)

2013年6月2日日曜日

ミュージカル版のレ・ミゼラブル鑑賞

久しぶりに日比谷の帝国劇場で「レ・ミゼラブル」を鑑賞。

 映画版の「レ・ミゼラブル」を鑑賞したときに、
2014年の4月から帝劇で25周年記念世界ツアー版の講演が始まるが、そのチラシに描かれている写真からすると、この映画は25周年記念世界ツアー版をベースにしているようだ
書いたが、予想していた以上に、映画は新演出版のレ・ミゼラブルをベースにしていた。新演出版を基にしつつも、新演出版では省略されてしまったオリジナル版の良いところも取り入れた良いとこ取りの演出といえよう。

 新演出版というのは、ありていに言ってしまえば廉価版。ロングラン公演のときは、常設公演なのでお金をかけた大掛かりな舞台装置を作れるが、ツアー版ではそうはいかないので大掛かりな舞台装置はない。

今回の新演出版では、建物の舞台装置はむしろオリジナル版よりも大きく見栄えが良いのだが、それ以外の舞台装置はシンプル。オリジナル版では非常に良くできていたバリケードもシンプルで、オリジナル版の巧妙な仕掛けもなし。

昨年、ツアー版の「ミス・サイゴン」を観たが、見ものの一つであったヘリコプターは当然登場せず、映像で処理していたが、「ミス・サイゴン」はそんなにチープ感はなかった。元々、ヘリコプター以外には大掛かりな舞台装置がなかったおかげだろう。

レ・ミゼラブルでは、下水道の場面では映像を利用したりしてオリジナル版よりもある意味凝っていたし、バリケードでの戦闘場面は、オリジナル版よりも遥かに臨場感があるものになっていたのだが、全体を通してみるとかなりチープと言わざるを得なかった。ちょっと、いや、かなりガッカリ。やはりミュージカルはツアー版じゃなくて、ロングラン公演しているときに観るべきだね。

この新演出版を観るんだったら、映画版のほうが遥かに良いと思った。

ところで、私が見た回は、観客の殆どが劇場版のレ・ミゼラブルは初めてだったように思われる。そのお陰で、日本のミュージカルでだけ見られる最後の手拍子という悪習がなくて良かった。

ごく一部の少数の客が手拍子をしようとしているのも聞こえたが、大多数の客はそんな悪習を知らないので、普通の拍手をするため、手拍子は打ち消されていた。あの手拍子には、いつも背筋がぞっとさせられていたので、今回はなくて本当に良かった。