実際にこのソフトを使って同期している人はいいのだが、同期してるわけでもないのに、このアイコンが出てしまうことがある。しかも、一旦現れると、消そうと思ってもなかなか消えなかったりする。私も会社のPCで出てしまい困った。
特に悪さをするわけではないのだが、使いもしないソフトが常駐してるのはイヤだ。不必要なソフトがメモリを浪費してることは確かなのだから。タスクマネジャで見ると、普段は8K前後のメモリしか使ってないが、何をしてるのやら時折3000K超のメモリを使ってたりする。
レジストリを消してしまえば消えるのかもしれないが、会社のPCゆえ管理者権限がないためレジストリを消すことができない。ヘルプデスクにレジストリを削除してくれと頼んだら、レジストリはなるべくいじりたくないので、特に支障がないならそのまま使ってくれないかと頼まれてしまった。(しかも、検索したところ、レジストリを消しても自動的に復活してしまうという記事もある。)
それならば自分でなんとかしないといけない。
仕方ないので、最初のうちは、毎朝、手動でタスクマネジャを開いて、mobsync.exeというプロセスを終了させていたが、同期センターを終了させるバッチファイルを作りスタートアップフォルダに入れることにした。この方法なら管理者権限がなくてもできるし、PCを起動するたびに自動的にmobsync.exeを終了させることができる。
この問題で困ってる人はあまりいないと思うが、一応バッチファイルの作り方を書いておこう。
- メモ帳を開く
- 下の行をコピペして貼りつける。
- 名前をつけて保存する。ファイル名はなんでもいいが、拡張子は.batにする必要がある。例えば、mob.batという名前で保存。
- 保存したファイルか、そのショートカットをスタートアップフォルダに入れる。以上。
ping localhost -n 5 > nul
taskkill /f /im mobsync.exe
これで完了だ。これでPCを起動すると、自動的に同期センターが終了するようになる。
(2012/5/26追記)意外に需要があるようなので、mob.batファイルをDropboxからダウンロードできるようにしてみた。自分で作るのが面倒くさい人は下のリンクからダウンロードして保存してもいい。
mob.batファイルのダウンロード(zip圧縮してあります。一般にダウンロードされておらず危険かも、という恐ろしげなメッセージが表示されますが安全です。それでも不安な方は、上から自作してね。)
なお、PCを起動してもタスクバーから例のアイコンは消えてないぞと思った方。それはタスクバーの情報が更新されてないだけ。Windowsのお馬鹿な仕様だ。実際には同期センターは終了している。マウスポインタをタスクバーのうえに持っていけば更新されて、目障りなアイコンは消える。
なお、スタートアップフォルダの場所は、Vista以降分かりにくくなったが、下の場所にある。
自分のユーザフォルダの中にAppDataというフォルダが見つからない人へ
デスクトップ上のどれでもいいからフォルダを開き、メニューの[ツール]-[フォルダオプション]-[表示]-[すべてのファイルとフォルダを表示する]のオプションをオンにすれば、AppDataというフォルダが見えるようになる。
最後にコマンドの説明をしておこう。
1行目の@echo offはあってもなくてもいい。
画面出力がほとんどないシンプルなバッチファイルなので、onにしていても1行しか表示されない。何も画面出力がないと何をやってるのか分からなくて不安という人は、1行目は書く必要ない。
2行目で、pingを打ってるのは時間稼ぎのため。
PC起動時に、バッチファイルが自動実行された時点では、mobsync.exeはまだ動いてないため、プロセスが見つからずエラーとなってしまう。ゆえにmobsync.exeが動き出すまで、pingを無意味に5回打って時間稼ぎ。その人の環境によってはpingを5回打つ程度の時間ではmobsync.exeが動き出さないかも。そういう人は5をもっと大きい数字にすればいい。
3行目が一番肝心のコマンド。taskkillは、プロセスやタスクを終了させるためのコマンド。/fは強制終了を意味するパラメータ。/imはイメージ名を指定するパラメータ。そしてmobsync.exeが同期センターのイメージ名。
(2011/3/28追記)
環境によっては、一度mobsync.exeを終了させても、後から再起動するケースもあるようだ。そのような環境では、2行目と3行目をコピペして、追加すればいい。
つまり
@echo off
ping....
taskkill...
ping...
taskkill...
とするわけだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿