マスターイメージ 3D初上陸

2010年4月16日金曜日

3D 映画

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109シネマズ高崎と丸の内ルーブルに、新しい3D上映方式が採用されたそうだ。採用されたのは、日本で初導入となるマスターイメージ 3Dという韓国のmaster image 3D社の技術。1台のDLPプロジェクタに、1分間に4,300回転する偏光ディスクを取り付けるというもので、それでどうして3Dになるのか、素人のこちとらにはちっとも分からない。右目用と左目用の画像を偏光ディスクで、1分間に2,150回づつ投影してるのかな?

東急レクリエーションのプレスリリース (pdf)

109シネマズは、今までXpanDシステムを導入していたわけだけど、今後新たにオープンする劇場はマスターイメージ  3Dを設置していくのだろうか?

しかし、109シネマズ川崎には、IMAX デジタル3Dも導入されているわけで、マスターイメージ 3Dで3つ目の3Dシステムの導入となる。しかも、IMAXデジタル3Dとマスターイメージ  3Dは、いずれも日本初の導入。109シネマズはシネコン業界3番手だが、野心的な設備投資で上を狙う経営が好印象。

XpanDを嫌ってマスターイメージ 3Dに切り替える理由はなんだろうか。おそらく設備投資費用と維持費用が安くあがるのだろう。マスターイメージ 3Dはシルバースクリーンは設置しなければならないが、機械が安いらしく、また安価の使い捨て偏光フィルター3Dメガネを使うため、XpanDのような維持費用がかからない。

マスターイメージ  3Dの映像をまだ観てないが、XpanDの欠点を全て解消できると思われるので、観客にとってもメリットがありそう。

各3Dシステムのメリットとデメリットを表にしてみたが、こうしてみるとマスターイメージ 3Dって良いことだらけ。これで実際の映像がキレイだったら言う事なしだ。丸の内ルーブルで、アリス・イン・ワンダーランドを鑑賞してみる予定なので、感想はまた後日。

メリットデメリット

master image  3D映像が明るいシルバースクリーンが必要
クロストーク現象が少ない
プロジェクタおよびサーバーとの互換性が高い
機械が安い
3Dメガネが安い
設置が容易

RealDRealD XLシステムなら映像は明るいシルバースクリーンが必要
プロジェクタおよびサーバーとの互換性が高い機械が高い
3Dメガネが安い3Dメガネが安い
設置が容易ゴーストが出やすい

Dolby 3Dホワイトスクリーンで可3Dメガネが高い
クロストーク現象が比較的少ないサーバーとの互換性が低い
映像が暗い

XpanDホワイトスクリーンで可3Dメガネにバッテリーが必要
3Dメガネが重い
3Dメガネが高い
映像が暗い

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