東急レクリエーションのプレスリリース (pdf)
109シネマズは、今までXpanDシステムを導入していたわけだけど、今後新たにオープンする劇場はマスターイメージ 3Dを設置していくのだろうか?
しかし、109シネマズ川崎には、IMAX デジタル3Dも導入されているわけで、マスターイメージ 3Dで3つ目の3Dシステムの導入となる。しかも、IMAXデジタル3Dとマスターイメージ 3Dは、いずれも日本初の導入。109シネマズはシネコン業界3番手だが、野心的な設備投資で上を狙う経営が好印象。
XpanDを嫌ってマスターイメージ 3Dに切り替える理由はなんだろうか。おそらく設備投資費用と維持費用が安くあがるのだろう。マスターイメージ 3Dはシルバースクリーンは設置しなければならないが、機械が安いらしく、また安価の使い捨て偏光フィルター3Dメガネを使うため、XpanDのような維持費用がかからない。
マスターイメージ 3Dの映像をまだ観てないが、XpanDの欠点を全て解消できると思われるので、観客にとってもメリットがありそう。
各3Dシステムのメリットとデメリットを表にしてみたが、こうしてみるとマスターイメージ 3Dって良いことだらけ。これで実際の映像がキレイだったら言う事なしだ。丸の内ルーブルで、アリス・イン・ワンダーランドを鑑賞してみる予定なので、感想はまた後日。
メリット | デメリット | |
master image 3D | 映像が明るい | シルバースクリーンが必要 |
クロストーク現象が少ない | ||
プロジェクタおよびサーバーとの互換性が高い | ||
機械が安い | ||
3Dメガネが安い | ||
設置が容易 | ||
RealD | RealD XLシステムなら映像は明るい | シルバースクリーンが必要 |
プロジェクタおよびサーバーとの互換性が高い | 機械が高い | |
3Dメガネが安い | 3Dメガネが安い | |
設置が容易 | ゴーストが出やすい | |
Dolby 3D | ホワイトスクリーンで可 | 3Dメガネが高い |
クロストーク現象が比較的少ない | サーバーとの互換性が低い | |
映像が暗い | ||
XpanD | ホワイトスクリーンで可 | 3Dメガネにバッテリーが必要 |
3Dメガネが重い | ||
3Dメガネが高い | ||
映像が暗い | ||
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