2009年10月31日土曜日

エリック・ガルシア著「レポメン」(新潮文庫)

誰しも人工臓器を入れて寿命を延ばすのが当たり前になった時代。高価な人工臓器のローンを支払えなくなった客から、人工臓器を強制回収する荒っぽい仕事を職業とする取り立て屋は、通称レポマンと呼ばれる。一流のレポマンである主人公が、自らの半生を綴るという形で進行する本作は、映画化された「マッチスティック・メン」の作者、エリック・ガルシアの新作だ。

本作「レポメン」も、フォレスト・ウィッテカーとジュード・ロウ主演で映画化され、2010年4月にアメリカで封切られるが、確かに映画にすれば面白い題材であり、日本での公開が待ち遠しい。だが、小説の出来としてはどうも今ひとつ。

読み終わるのに1ヵ月ちょいかかっってしまった。1日数ページづつの牛歩進行。決してつまらなくはないのだが、早く次のページを読みたい!という推進力には欠ける。いわゆる英語で言うところのPage-turner(読み出したら止められない本)ではないので、諦めが早い人は途中で読むのを止めてしまうだろう。

主人公の回想録となっているため、時代と場所がぽんぽん飛ぶところがイヤだという人もいるかもしれないが、よく練られている上手い構成なのでその点は気にならなかった。だが、未来で使われる固有名詞や単語が何の説明もなく、ためらいなく使われているところは、最近観た(ようやく!)スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」を彷彿させる。最後まで読むとなんとなくどういう意味なのか想像がつくようになってるが、やはりこれはどうも違和感があるし、とっつきが悪い一つの原因になっている。

もっとも、そんなことは些細な点であり、残り数十ページになるまで、大した事件が起きるわけでもなく、レポメンになったいきさつや過去4回の離婚話が語られるだけという進行の遅さが一番の原因であること明らか。短編小説にしたら小気味よい作品になったことだろう。後書きに、元々は短編小説でそれを長編に書き直したことが書かれていた。短編のままにしておけば良かったのに....。

エリック・ガルシアは、小型化した恐竜共が人間の皮をかぶって現代社会で隠れて生活しており、ヴェロキラプトルが私立探偵となって活躍するという奇想天外な発想の鉤爪シリーズ「さらば、愛しき鉤爪」、「鉤爪プレイバック」、「鉤爪の収穫」がやはりなんと言っても面白い。鉤爪シリーズの面白さを期待して、本作を読むと大いに失望させられること間違いなし。

2009年10月26日月曜日

V:PORT (ヴァージン・アトランティック)

ヴァージン・アトランティックの成田・ロンドン往復便の機材はA340-600だったが、この機材には、V:PORTというインフライト・エンターテイメントシステムが搭載されていた。

私の耳は音を聞き分けるしっかりした性能を持っておらず、信憑性は大して高くないが、JALに搭載されているMAGICシリーズよりもかなり音質が良いように感じた。機内で配られる安っぽいヘッドフォンではあまり分からないと思うが、BOSEのQuiet Comfort 2では、非常に満足がいく音質だった。

ちなみに、ヴァージン・アトランティックに乗るのは20年ぶりだが、20年前はエコノミーでもヴァージンのマークがついたヘッドフォンが無料で貰えたが、今回はプレミアム・エコノミーに乗ったがヘッドフォンは呉れなかった。ま、今どきあんな安っぽいヘッドフォンはいらないけど。

V:PORTは、MAGIC IIIなどと同様、オンデマンドで映画、音楽、TV番組を観られる点は一緒だが、なんと言っても選択肢が多くて良い。映画は43種類がオンデマンドで視聴可能。もっとも日本語字幕があるのは1/4ぐらいだったけど。音楽はさすがにヴァージンだけあって、数えてないが非常に豊富。

有料なので試さなかったが、地上へemailを送信することも可能(日本語は不可)。

悪いというほどではないが、不便だったのは、ディスプレイがタッチパネル対応ではないこと。また、かつコントローラーのユーザ・インタフェイスも悪いというか不便だった。カーサーを動かす左の十字キーの中央のボタンが決定ボタンになっていれば片手で操作できるし自然なのに、右側のstart,、pause、FW、RVキーの中央のボタンが決定キーになっているため、不自然で使いづらく、しょっちゅう間違った。

非常に悪いのは、OSの堅牢性が低くて、すぐにクラッシュすること。


行きのロンドン行きで、私のターミナルがフリーズし、CAに頼んでリブートしてもらったが、ターミナルは2台1組となっているようで、隣の人のターミナルも一緒にリブートされた。幸い隣に誰もいなかったから問題なかったが、もし隣の人が映画を見ていたとしたら、見も知らぬ人のフリーズのせいでリブートされて映画が中断したら腹立つだろう。


ロンドン行きのフライトでは、もう一度フリーズした。もう一度呼ぶのも悪いなぁと思っていたら、前席の外国人女性のターミナルもフリーズしCAに文句を言っていたので、後ろから声をかけて、私のターミナルもフリーズしてるのでリブートしてくれと頼んだ。すると、それを聞きつけた隣の列にいた日本人男性も、ここら一体はみんなフリーズしてると加勢。結局、飛行機全体がフリーズしていたようで、機内全体でリブートするというアナウンスが入った。

東京への帰国便でも一度フリーズし、3回目なので面倒で放ったらかしにしていたら、通りがかったCAがフリーズ画面を目にしたようで、何も言わなくてもリブートされた。

フリーズ画面に”Please press Enter to activate this console”というメッセージが出ていることから、V:PORTのOSはLinuxベースだと思われるが、堅牢性をもっと上げてくれないと、乗客も困るが、しょっちゅう呼ばれるCAの仕事にも差し支えがあるだろうて。

2009年10月24日土曜日

コラーゲンでお肌プルプル? んな、アホな

コラーゲンたっぷりだからお肌プルプルとかツヤツヤ、とかTVでしょっちゅう目にするが、はっきり言ってデタラメ。

コラーゲン自体を肌に塗ったら、何らかの効果が出るかもしれないが、食べてもお肌になんらかの変化がでることはありえない。ああいう嘘をTVで繰り返し放映するのは放送倫理上問題ないのだろうか?

コラーゲンは、プロテインの一種にすぎない。プロテイン、すなわち日本語に直せば、たんぱく質だ。たんぱく質を食べたことにより、皮膚に変化が生まれるなど考えられない。食べたら、他のたんぱく質同様に分解されてアミノ酸となるだけ。

コラーゲンを豊富に含んでいる食材はプルプルしているが、プルプルしているものを食べたらお肌がプルプルになるのだったら、こんにゃくやプリンを食べたってプルプルになることになる。食材の性質が肌に反映されることなどありえないのだ。硬い物を食べてお肌がカチカチになったり、ブツブツのものを食べてお肌がブツブツになったら大変だぞ。

しかも、最近、鍋物とかに入れるためのコラーゲンを売ってるが、あれ、コラーゲンも入ってるけど、プルプルなのはただのゼラチンである。

ゆえに、ちゃんとしたメーカーのコラーゲン製品には、お肌に対する効果など、どこにも書いてない。そもそもありもしない効果をうたったり、仮に効果があるとしても、厚労省の認可を取ってないのに効果のことをうたってしまったら、薬事法違反になるからだ。もし本当に効果があるのなら、各メーカーも必要な試験を行って、特定保健用食品の認可を得るだろうが、なにしろ効果がないからそんなことはやらない。

ただ、コラーゲンは上に書いたように体内でアミノ酸となるので、お肌に対する効果はなくても、体に良いことは間違いない。ジムやランニングなどで運動したあと、十分なたんぱく質を摂取しないと筋肉はつかない。その点、コラーゲンはたんぱく質が豊富なので、プロテインの粉末やドリンクを飲んで筋肉をつけようとしている人にもオススメだ。

私は、プロテインの粉末も飲んでいるが、朝食はお手軽にコラーゲンドリンクを飲んでいる。コンビニや薬局で売ってるコラーゲンドリンクは、どれも女性向けのデザインでちょっと恥ずかしいけど。店員には、こんなオヤジがお肌プルプルにしてどうすんだよ、と心の中でツッこまれていることだろう。

コラーゲンドリンクは各種売っているが、一番のオススメは、ロッテから販売されている「コラーゲンドリンク10000+ビタミンC1000」だ。

コラーゲン10000という製品名から分かるように、コラーゲンが10,000mg入っている。ということは、すなわちたんぱく質が10gだ。他のコラーゲンドリンクより群を抜いてたんぱく質の量が豊富なので、運動前後に飲むのに最適だ。量が200mlしかないので手軽に飲めるし。豆腐や納豆がたんぱく質が豊富で有名だが、たった200mlで豆腐や納豆よりも沢山のたんぱく質を摂取できるのだから素晴らしい。

ところで、それで思い出したが、サントリーから出ている「プロテインウォーター」もちょっとインチキくさい製品だ。490ml中にプロテインが2.5gしか入ってない。

コラーゲン10000と、たんぱく質の総量で比べると1/4となるが、コラーゲン10000は100ml当たり5gの含有量、一方のプロテインウォーターは100ml当たりたったの0.51g。1/10の含有量だ。それなのに細マッチョを目指す人になんて、筋肉がつくと消費者に誤解させるような宣伝をしているのはどうか。ま、太マッチョになると宣伝してないところだけは良心的といえば良心的だが。

2009年10月21日水曜日

マーシャル博士の恐竜ランド (2009 アメリカ)

評価:★★★

映画館で観ようと思っていたのに観逃したが、ロンドン行きのヴァージン・アトランティック航空内でやっていたので、これ幸いと鑑賞。

が、今までに観たウィル・フェレル主演映画の中で最もつまらない。全然笑えなかったよ。

たぶんパラレルワールドやら、恐竜やら、類人猿やら、未知のヒューマノイドなどと話を膨らませたうえ、目立つキャラが他にもいたため、フェレル活躍の場が少なかったせい。

もっとも、アメリカで、1974年から3年間放映されていた人気TVドラマの映画化だそうだから、話が膨らんだり、他にも目立つキャラがいるのは仕方がないのかもしれないが。だが、もっと小さい世界、こじんまりした世界の中でこそフェレルの「なんかおかしい」キャラは生きるのでは。

(追記)案の定、2009年のつまらない映画賞、ラジー賞7部門にノミネートされたね。さもありなん。

2009年10月19日月曜日

Moon (2009 イギリス)

評価:★★★1/2

ヴァージン・アトランティック航空が10月度イチオシとして挙げていた映画だったので、日本語字幕も吹替もなかったが、英語版を機内鑑賞。

月面基地で3年間たった一人で働いてきた主人公が、孤独の勤務を終えて地球に帰着する2週間前に起きた事故をきっかけに発覚した驚愕の事実を描いた作品だ。

たった5億円という低予算で作られ、しかもダンカン・ジョーンズ監督の初監督作品だそうだが、緊張感あふれるサスペンスSF映画の佳作。(ちなみにジョーンズ監督は、デビッド・ボウィの息子)

低予算のため、確かに月面を走る車とかはミニチュア感ありありだが、宇宙基地内のセットはよくできている。『2001年宇宙の旅』の影響はかなり強く受けている作りだが。劇中に登場するコンピュータもHALを連想させるし。あと、プロットは『サイレント・ランニング』の影響も受けていそうだ。

実質的に、俳優はサム・ロックウェル一人しか出てこないに等しい。劇中に登場するコンピュータの声はケヴィン・スペイシーが担当しているが。よって出演料もかなり低く抑えられている。

いくつか賞は獲ったものの、アメリカでもロスアンジェルスとニューヨークだけで限定公開されたそうで、日本では劇場公開は難しいかも。DVDリリースとなりそうが、機内映画ではカットされたシーンもあるし、台詞が聞き取れないところもあったので、DVDでぜひもう一度観たい。もちろん劇場公開されたら、劇場でも観たい。

<<追記>>4月から恵比寿ガーデンシネマなどで、『月に囚われた男』という邦題で公開が決まったそうで、なによりである。

2009年10月18日日曜日

フニオチコンテスト in 日吉

フニオチコンテストと聞いて、なんのことか分かる人は多くなかろう。

出場者が自分にとって「腑に落ちないこと」を出場者が発表し、優勝者を決めるというコンテストなのだが、これを主催してるのが、ふかわりょう。それだけ聞くと微妙な感じ。

2009年2月に大井町きゅりあんで第1回が開催され、8月に北沢タウンホールで第2回、そして12月に再び大井町きゅりあんで第3回が開催されるそうで、どうやら人気があるらしい。

で、そのフニオチコンテストが、今年の連合三田会大会で開かれた。

ふかわりょうが司会ということで、かなり微妙な感じだろうし、どうせつまらないだろうから途中で出ようとなめていたのだが、意外や意外かなり面白く、1時間半があっという間だった。

なにより意外だったのが、ふかわりょうの司会がうまい。

昨年の連合三田会大会では、なんでも鑑定団が開かれ、住田隆の司会が面白くてさすがプロだと感心したが、ふかわりょうも意外や意外、面白くてさすがプロだと感心。テレビで観てると、ふかわりょうって面白いんだか面白くないんだか分からないというか、一般的にはツマラナイと思われているような気がするが、テレビより現場でのほうが面白いタイプなのかも。素人いじりもうまいし。

ちなみに、ふかわりょうの髪型だが、イッテQでばっさり切られたので気になっていたが、ほんとにばっさり切られてた。なぜそうなったのかということの説明は本人からなかったが。

吊り輪があるホテル

ベルリンで泊まったホテルのフィットネスルームには、なんと吊り輪があった。

このホテルは旧東ドイツ側にあるのだが、さすが元体操王国だ。

今回の旅は、機内持ち込みできる小さいスーツケースなので、余計なものを入れるスペースがないため、運動用具は持って来なかったため試せなかったのが心残り。
手元がぐらぐらする吊り輪は力が入りにくくて難しいそうだが、懸垂ぐらいはできたかな?

そういえば、余計なものを入れるスペースがないといえば、機内に持ち込めるカバンの大きさは決まっているのは、体が大きい人に損だよなぁ。小柄な人に比べると、入る物の数が限られてしまうもの。

一番のネックは靴。畳む事ができないから、とにかく場所を取る。

靴の中に、下着や折り畳み傘(そう、デカイから、普通の折り畳み傘だってスッポリ)を入れたりして、なるべくデッドスペースを減らす工夫をしているが、いかんせんデカくて邪魔。

先日買ったWolverineのブーツなんて、普通の人のスキーブーツぐらいの大きさがある。そんなものを入れたら、スーツケースなんてすぐに一杯になっちゃう。

しかも、大きいということは重いということも意味をする。

チェックインで預ける大きいスーツケースは重量制限があるが、その点でも不利。小柄な人よりもスーツケース内に入れている物の点数は少ないのに重いんだから。

もっとも、その分、体重も重いわけで、体重が重いのに体重が軽い人と同じ運賃で乗れてちょっと得しているのかもしれないが....。

2009年10月16日金曜日

ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(Billy Elliott the Musical)

ベルリンからロンドンに移動してきた。ロンドンは1泊のみで時間がないが、ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(Billy Elliott the Musical)を是非と観たい。

日本ではあまり知られてないが「リトル・ダンサー」という素晴らしい映画の監督と脚本家が自らミュージカル化したもので、今年、ブロードウェイでトニー賞15部門にノミネートされ、10部門を獲得した。

今、ニューヨークで最も人気があるミュージカルだが、ここロンドンでは2005年から公演しているので、人気も一段落しており、当日でもチケットはおそらく手に入るだろう。

ヒースロー空港から、Heathrow Expressに乗ってパディントン駅に到着。Marriott Hotel Marble Archまで歩いてチェックイン後、すぐに地下鉄でレスター・スクウェアの正規半額チケット販売所のtktsに向かう。

が、ビリー・エリオットのチケットはない。ちょっと甘かったか。

ま、もともと安く手に入れることにはさして興味はない。ロンドンのtktsを利用したことがないので、一度使ってみようと思ったという程度。

ゆえにレスター・スクウェア周辺にたくさんある安売りチケット屋には目もくれず、地下鉄で劇場に向かう。

劇場のVictoria Palace Theatreは、その名前の通り、ロンドン南のターミナルであるビクトリア駅の正面にある。

劇場についてみると、高い席から安い席までチケットはまだまだあるという。せっかくの機会なので迷いなく、ベストの席を買うと伝える。

前から11列目で中央から3席左にずれただけのかなり良い席だ。60ポンドと少々値段は張るが、日本円にすれば9,000円。一番高い席でも日本よりかなり安い。

さて、公演内容だが演出が素晴らしい。踊りも素晴らしい。舞台装置も良く出来ている。ビリー少年の踊りが、映画よりもかなりアクロバティックだが、舞台演出上の驚きと感動に繋がっている。

ただ、曲は私の心の琴線に触れるものは一つもなかった。エルトン・ジョンが作曲しているので、大いに期待していたのだが。メロディを覚えた曲は1曲もなし。むしろ、あれ?この曲って、なんかの曲に似てない?という曲が一つあった。それがなにの曲なのか、思い出せなかったが。

ひとつ問題があったのが、イギリス北部が舞台なので、映画もそうだったがミュージカル版も出演者達のほとんどが非常に訛の強い英語を喋るため、かな~り聞き取りにくいこと。
映画とやや違うところもあるが、概ね映画の通りの進行なので、ストーリーの理解には問題なかったが。

トニー賞を獲得したということで、ビリー・エリオットをこれからニューヨークかロンドンで観る人が多いと思うが、基となった映画「リトル・ダンサー」を事前に観ておくことを強く勧める。映画を観ずにミュージカルを見てしまうと、おそらく殆どの日本人は細かいストーリーが理解できない。

ビリー少年の熱い思い、親父と兄貴の葛藤、炭鉱夫達の気持ちなどが理解できないと、このミュージカルを十分に楽しめたと言えない。

繰り返すが、『まず映画を観てから劇場に向かうように』。



ちなみに、場内はスタンディング・オベーションだったが、実際にはそれほどの出来ではない。私を含め、前が立ってしまって見えないから、しぶしぶスタンディングという人も多く見られた。

そもそもスタンディング・オベーションと作品の出来はしばしば一致しない。

ブロードウェイやウェストエンドで観劇している人は目が肥えた人ばかりではなく、観光客が多い。生まれて初めて観るミュージカルで感激してしまい、たやすくスタンディング・オベーションが出やすくなっているので。

2009年10月15日木曜日

初めてのベルリン

ドイツに来るのは、丁度20年ぶり。前回はデュッセルドルフとケルンに行ったが、今回はベルリンだけ。

仕事の合間に2時間だけ時間が空いたので、市内をささっと歩いて回ったが、そこら中の建物が歴史的建造物っぽいが、ガイドブックを持ってないので、どの建物が何なのかさっぱり。

一目瞭然で分かったのは、世界陸上のマラソンやベルリンマラソンのゴールでお馴染みのブランデンブルグ門ぐらい。写真を撮りまくったので、帰国後に、記憶を頼りに地図と照らし合わせて、何の建物だったのか調べてみなくては。

夜は、会議後のディナー接待はパスさせてもらって、ポツダム広場のArkadenという新しいショッピングモールに行ってみた。iPhoneのRunKeepというアプリで計測しつつ歩いたところ、ホテルから片道2.3km。お散歩に丁度良い距離。

お目当ては革靴。夏休みにソルトレイクシティに行ったときにも靴を買っているが、今回も買物は靴だけ。なにしろ日本では29cmの靴はほとんど手に入らない。御徒町にある、大きいサイズの靴の専門店「靴のヒカリ」だけが頼りだが、靴の種類が少ないし、値段も安くない。

なので、欧米に行ったときには、いつも靴を買う。有名なブランドシューズを買う気はさらさらなく、聞いたことない安い靴ばかりだが。

今回は、BorelliというメーカーとGallusというメーカーの革靴を一足ずつ。合わせて89.80ユーロ。12,000円ぐらい。安いなぁ。

しかもサイズが豊富。というか、行った靴屋で見かけた一番小さいサイズが27cmだった。私にとってはサイズが豊富で天国のような世界だが、ベルリンに住んでる日本人は、小さいサイズがなくて困ってるだろうなぁ。

2009年10月14日水曜日

ヒースロー空港でぼんやり

ヒースロー空港に着いてベルリン行きのフライトを待ってるけど、3時間することがない。一人だから話し相手もいないし。

ヒースロー空港は、ちょっとしたショッピングモール並に店が多いから、買物好きならいくらでも時間潰せるんだろうけど。

とりあえずPRETというデリでサンドイッチ買ったとこ。これが今晩の夕飯だ。


- Posted using BlogPress from my iPhone

というメッセージが入ったが、iPhoneのBlogPressというソフトで投稿してみたが、出来はまだイマイチだな。MMSで投稿するのと対して変わらない。

もっとも過去に投稿したエントリの修正とかができるのはいいけど。

2009年10月11日日曜日

全長1365kmのゴルフコース、ナラーバー・リンクス

Nullabor Linksのコースレイアウト図を見て笑った。オーストラリア南海岸に1ホールごとに散らばっているが、これは広過ぎだろう。

なにしろ、オーストラリアは広い。全ホールを回るのに、3日から1週間かかるというが、そりゃそうだろう。





Google Mapsで日本を切り取って並べてみたのがこちら。


札幌から博多までが、約1418kmだから、札幌から博多の間に18個のホールが点在してるって感じか。日本では考えられないスケールですな。

iPhoneの水没マークの数

先日、Genious Barに行ったときのこと。

イヤホンジャックとドックコネクタを、小さな顕微鏡みたいな器具で覗いているので、水没マークですか?と聞いたら、そうだとのこと。

iPhoneの水没マークは2つか、と聞いてみたところ、どこにあるか教えられないが、iPhoneには水没マークが5つあるとのこと。

5つもあるのか!

最近、iPhoneの調子が悪いぞ

10/6に書いたが、投稿してなかった記事をいまさらながら公開してみたりする。

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最近、どうもiPhoneの調子が悪い。

スリープから起こしても、画面が暗いままのことがよくある。
スリープから全く目が覚めないこともあった。その時は充電中でもないのに、iPhoneが熱くなっていた。画面は暗いけど、裏では一生懸命、何かが動いていたらしい。

復元しても直らないので、銀座アップルストアのGenius Barを予約して行ってみた。

その場では症状が再現しなかったが、3.1になってから同じような症状を訴える人がいるとのこと。

隣で相談してる女の子は新品に交換してもらっているので、内心、自分も新品か?と期待してたのに、ソフトの問題でがっかり。

それにしても隣の子は、新品になるというのに、不満そう。どうやらしばらく同期してないらしく、写真とかが消えてしまうのだろう。でも、いいじゃん、君は新品になるんだから。こっちはソフトの問題だから、バグフィックスされるまで我慢しろってことになりそうだぞ。

裏で診断していて待たされている間に、こんなことを考えていたが、正常な使い方をしていることが確認できました、とのこと。Jailbreakしてないってことを言ってるのかな?

ただ、症状の再現性はないけれど、筐体にクラックがあるので、AppleCareの保証で新品に交換しますとのこと。

なに?!ラッキー。クラックはごくごく小さいものなので、何にも気にしてなかったのに。

ただ、OSの問題なのに、新品に変えたからと言って直るのかしらと思ったが、同じ3Gでも、おそらく若いリビジョンの3Gにでる問題で、最近製造された3Gならば大丈夫ってことなのだろう。

ところで、新品になってから気づいたが、スリープボタンの触り心地が全然違う。

  • 押した感触が固い
  • ボタンの角が指に当たる
  • ボタンが出っ張ってる

スリープボタンは、少なく見積もっても一日に10回は触ってるかな。とすると、14ヶ月x30x10=4200回。

少なくとも4000回は触っているうちに角が取れて、スプリングだかバネが柔らかくなって、ついでにちょっと引っ込んでしまったらしい。

しかし、新しくなったのは嬉しいが、来年の夏、新型iPhoneが出た時に、今にiPhoneのバッテリもだいぶ弱くなってきたし〜、と言い訳しつつ新型を買おうと思ってたのに、言い訳がなくなっちゃったじゃないの。

後日談。
新しくなったiPhoneでも、スリープ問題は解決せず。あいかわらず、スリープ復帰後も画面が暗いことがある


さらに後日談。
スリープから復帰しない問題を解決した3.1.2が、10/9にリリースされた。10/6にアップルストアに持って行って、10/9に3.1.2がリリース。3日遅れたら、問題解決してアップルストアに持って行かないところだった。持って行かねば新品にならないところだった。やはりラッキーだったな。

2009年10月5日月曜日

座敷わらしはどこに行った

目撃すると出世するという「座敷わらし」が出ることで有名だった緑風荘が全焼したそうだ。

この旅館に泊まったことはないが、この記事を読んであるエッセイを思い出した。というか、このエッセイで私は緑風荘の座敷わらしを知ったのだが。某法律関係団体の会報誌に掲載されたのだが、非常にお堅い雑誌であり、また、お堅い人揃いの集団なので、記事の信憑性は高いと言えよう。

エッセイは1975年頃の話だそうだが、かいつまんで書こう。
筆者が友人とバイク・ツーリング中、金田一温泉で「座敷わらしと混浴の宿 緑風荘へようこそ!」という看板を目にしてその日の宿を決めたが、座敷わらしの出る部屋は特別料金なので普通の部屋に泊まった。
夕飯後、テレビを見ながら酒を飲んでいるうち眠ってしまったが、一瞬だったようで、蛍光灯は点いたままで、テレビもさっきと同じ番組。ただ、部屋に筆者と友人のほかにもう一人いた。そう、座敷わらしである。特別料金の部屋じゃないのに。
時計を見ると21:25だったので、枕もとの地図に21:25と書き込んだ。そのあとの記憶はなく、気が付いたら翌朝。だが、枕もとの地図には21:25という書き込みが。
というものだ。

緑風荘は最近は3年先まで予約が一杯で、このように飛び込みで泊まることなどできなかったそうだが、まだ人気がでる前はお金さえ出せば泊まれた素朴な感じだったんですね。

ところで、この当時は混浴だったようだが、最近はどうだったんだろう?

最後に引用としては少々長すぎるが、そのエッセイの最後のパートをそのまま掲載しよう。
この出来事は、未だに私にとって解決されない心の“しこり”となっている。この手の話の多くは作り話である。これが作り話でないことの証明はできないが、ただ、作り話でないことは私自身が知っている。読んでいただいた方が作り話だと判断されることは自由だが、それでは私自身の心の“しこり”は一向に取れない。とりあえず、作り話でないことを前提にしていただきたい。

夢を見たのか。

確かに、「座敷わらし」の容貌・服装等見たままを具体的に描写せよと言われたら、まるでできない。今となっては、「水木しげる」の漫画に出てきそうな「座敷わらし」の画が想起されてくるだけである。

重大な事態が起こっている中で、「座敷わらし」に直接対峙(対話を試みるとか、触ってみるとか)しようともせず、再び寝入ってしまったのも不自然ではある。しかし、地図上の“21:25”の書き込みが残っていたこと(この地図自体は現存しないが、書き込みの存在は相棒の証言によって立証する予定である。)はどう説明したらいいのか。

夢と現(うつつ)が混濁した、つまり、寝ボケたか?寝ボケ行動は癖のようなもので、何度も起こるものだと聞く。しかし、寝ボケて何かしでかした、という経験は後にも先にもない。

恐怖感から幻覚を見たか?

「座敷わらし」は恐怖の対象どころか、むしろ、出ることを待望すべき対象である。仮に、得体の知れない妖怪一般に対する無意識的恐怖があったとしよう。しかし、私は心霊スポットとしてはもっと怖い場所に何度も行った経験があるが、そのような場所で同様の経験をしたことはない以上、ここでだけ幻覚を見るのはバランスを欠いている。

逆に、出世をしたいという熱望による期待感が幻覚を呼んだというのはどうか。

出世のための方法論として、妖怪に自らの命運を託すよりは、自らその道を切り拓く努力をする方が健全だと思うだけの判断力は持っているつもりである。したがって、幻覚をみるほどの真摯な期待感はなかったと思われる。

それならばいっそのこと、本当に出没した、とシンプルに考えるのはどうか。

しかし、なにしろ“妖怪”である。世の中には「精神エネルギーがもたらす各種の現象」、「霊魂」、あるいは「地球外生命体が乗った飛行物体」の存在を信じる人も多い(これらの人々を“オカルト派”と称しておく)。オカルト派の人々からは、これらをいっしょにするな!と怒られそうであるが、なぜか同一人がこれら全ての存在を信じる傾向があるため(「三位一体説」)、意外に怒られることは少ない。が、「妖怪」をいっしょにする発言をすると、急に怒られることが多くなる。オカルト派の内部でも、「妖怪」をも含めてその存在を唱える者(「四位一体説」)は異端とされるらしい。しかし、「妖怪」と「霊魂」との間にそれほど有意的な違いがあるようには思われない。オカルト派の人々に対しては、どうせなら、あらゆる超常的なものをおおらかに全部受け入れるだけの寛容さを期待したいところである。

それはそれとして、このようなオカルト派(但し、異端の人々を除く)の人々にとってさえ否定される「妖怪」が出没したなどということは、非オカルト派である私にとっては口が裂けても言いにくいことである。口が裂けると言いにくいのは当然でさえある。いや、そんなことよりもそもそも、「座敷わらし」が本当に出た、と考えることには明白かつ致命的な欠点がある。遭遇後15年経過しても未だ出世していないことである(わが相棒も同様である)。

食器洗い乾燥機が故障した

もう10数年使って来たナショナルの食器洗い乾燥機、キッチン愛妻号(NP-820)が故障した。

長年の使用により、水位を測るセンサーフロートに汚れが付着しエラーが発生しているのではないかと想像してるのだが、洗ってる途中でエラーで止まってしまう。

このNP-820というのは、現在売ってるコンパクトな食器洗い乾燥機に比べると、奥行きが倍ぐらいあるかなり大きい筐体なので、大皿や丼が幾つも軽々入ってしまい、しかも、かなりぎゅうぎゅうに詰めてもピッカピカに洗い上げてしまうという超優れもの。

ググるとNP-820から買い替えると、最新型なのにちっともキレイにならなくてがっかりなんて書いてる人がいるので、なんとしても直ってもらわないと困る。

姉がどこかで、一番キレイになる機種だと聞いて買い、その姉のすすめで同じ機種を買った私だが、確かに洗い上げには今まで完璧に満足してきた。

どこの機種を買ったのか知らないが、私が入ってる某MLでキレイにならないと書いてる人がいたが、食器洗い乾燥機は機種とメーカーによって全然性能が違うようだ。

NP-820は上に書いたように、ぎゅうぎゅうに詰めて扉を無理矢理閉めるような状態でも洗い残しなくキレイに洗ってくれる。

もし修理代があまりに高かったり、あるいは直らなかったりしたら、今度はキッチンシンクの下に入るビルトイン式に買い替えるつもり。シンクの上に置くタイプで今売ってる奴は、どれも省スペースが売り物のようで、大きな皿が入らなくて使い勝手がひどく悪そうなので。ビルトイン式ならば今と遜色ない容量がありそうだ。

うちのキッチンシンクの下には、今、ビルトインの食器乾燥機が入っているが、食器乾燥機なんて全然使わないので、これを捨てて、代わりに食器洗い乾燥機を入れようかと。そうすれば天板も広くなるし。

ただ、シンクに置くタイプよりかなり高いので、まずはNP-820の修理ができるといいな、と。


修理に来てくれた人によると、やはり食器洗い乾燥機のフロートセンサーの汚れを疑ったそうですが、うちの機械はキレイだったそうです。で、原因は経年劣化によるプリント基板の接触不良。でも、2005年に製造中止をしたため交換できないとのこと。
ただ、オススメはできないが、フロントのスイッチ類の左側を押せば接触が繋がって動作するとのこと。

ということで、見栄えはとても悪いけど、フロントパネルを常に缶詰で押せるように紐でギリギリと縛り付けた。その結果、またまたちゃんと動作するようになった。

とはいえ、もうそろそろ寿命なので、ビルトイン方式を導入を進めることにしよう。

2009年10月3日土曜日

アドレナリン:ハイ・ボルテージ (2009 アメリカ)

評価:★★★★1/2

正直言ってかなりユルい出来だろうと思っていたのに、期待を大幅に上回る出来。傑作と言っても過言ではない。大爆笑に次ぐ大爆笑。これだけ笑えるアクション映画も珍しい。ジェイソン・ステイサムの魅力が全開だ。

R18映画に指定されているが、それほど過激な暴力やヌードがあるわけではないので、それを期待しているとガッカリするかもしれないが、暴力シーン、お色気シーン、お笑いシーンのバランスが絶妙。

なお、前作を観ていないと人物関係が分からないと思われるので、前作と連続で観た方が良し。かく言う私は前作を観たのが2年前だったので、時折、これ誰だっけ?状態。ただ、制作者側もそれを分かっているようで、回想シーンも入れてくれているのだが、その回想シーンを観ても思い出せず。

家内が携帯を水没させた その3

家内が携帯を水没させた その1
家内が携帯を水没させた その2

1昼夜、シリカゲルの中に入れていた携帯をまた組み立てて、電源オン。

お、起動した。

が、時刻の設定画面が表示されたので、時刻を入れようとしたが、キーが全く効かない。
十字キーも決定キーも、どのキーも全く反応しない。

何回、再起動してもダメ。

水没後もキーボードを打っていたため、キーボードの回路がショートしてのかな。さらに乾かせば直る可能性がなくはないけど、こりゃダメかな。



ということで、ビックカメラに向かって、iPhone 3GS 16GBの黒を購入。^^)

私が iPhone 3G 16GB の白ですが、黒はカッコいいなぁ。

ちょっと触らせてもらいましたが、3Gと3GSのガラス面の触り心地は全然違いますね。3Gはツルツルというか、指紋の油でちょっとヌルヌルだけど、3GSのガラスは耐指紋加工されているので滑りにくいんですね。

2009年10月2日金曜日

家内が携帯を水没させた

水没した後、外側を拭いただけで他に何の処置もしなかったそうで。私にメールを打とうとしたが、誤動作で打てなかったとのこと。

朝に水没させて、今はもう夜。時すでに遅しかもしれないが、電池パック、SIMカード、miniSDカードを外す。

電池もSIMカードもminiSDカードもしっとり濡れている。結構、ひどい水没だったようだ。どっぷりいっちゃったのかな。

乾燥しやすいようまず裏のパネルを外す。

さらに、クレジットカード2枚(ギターのピックなど、薄くて頑丈なプラスチックならなんでもいいけど)を使って表のパネルも外す。


中身を剝き出しに出来るので、ノキアの705NKは乾燥させやすくて、他の携帯より断然有利。

側面の筐体も外せるのだが、これ以上の分解は工具がないと無理。というか、工具があっても難易度が高いからやらないけど。

ドライヤーの弱温風を離れたところから当てて液晶周りのモルトプレーンを乾かしたあと、冷風をあちこちの隙間からしばらく当てて、内部の乾燥を促進する。

今晩はたまたま外泊なのでこれ以上のことはできず。

でも、ホテルゆえエアコンが入ってて部屋が乾燥しているから、結構乾くかも。

家内が携帯を水没させた その2
家内が携帯を水没させた その3

家内が携帯を水没させた その2

家内が携帯を水没させた その1

翌日の今日は、会社の卓上扇風機で、一日中、冷風を当て続けた。

乾きやすいように斜めにして、かつ空中に浮かせて。

さらに会社帰りに薬局でシリカゲルを買って、ジップロックにシリカゲルと共に携帯を入れて一晩乾燥中。

ちなみに、マツモトキヨシには、シリカゲルを売ってなかった。というか、シリカゲルを知らなかった。乾燥剤だと言ってもぴんと来ない様子。副店長さんだったんですけどね。
ま、頻繁に売れないような物はマツモトキヨシには置いてないだろうなとは思ってたけど。

次の薬局も○○店と書いてあったのでチェーン店らしいけど、裏の倉庫まで見に行ってくれて探しだしてくれた。

家内が携帯を水没させた その3