2009年9月27日日曜日

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官 (2009 アメリカ)

評価:★★★

基本的には移民問題を扱っている映画なのだが、人種差別の側面も描かれている。

そのため、非白人であるがゆえに、白人社会である米国や英国でプチ人種差別を経験している日本人の私としては、ちょっと複雑な思いを持って鑑賞することになった。

グリーンカードを取得して米国市民となれた外国人達の喜び、排除されて自主退去や強制退去させられる外国人達の悲哀。

日本で永住権を得ることを希望している外国人はアメリカとは比較にならないほど少ないだろうが、日本で永住権を得る事はアメリカよりもはるかに難しいそうで、いまだに日本では鎖国が実質的に続いている。時折新聞でも強制退去させれてしまう外国人の記事が載るが、そんなのは氷山の一角であり、我々が知らないだけで、強制退去させられている外国人は多いのだろうなぁ。

盗撮した映画の画質、使い物にならなくする新装置

盗撮した映画の画質、使い物にならなくする新装置

肉眼で鑑賞する分には何も見えないが、盗撮すると映像に邪魔な光が写り込み、盗撮した映画が使い物にならなくなるというのだが、こんなので効果あるのか?

リンク中の記事に写真が載ってるが、こんな小さい光があるぐらいでは気にしないで観てしまうのでは。もっと全面的にスクリーンが光ってて、映画のストーリーも分からないぐらいじゃないと。

DVDをコピーした海賊版DVDを観ている奴らは映像の質や音質を気にするかもしれないが、劇場内でビデオカメラで撮影した時点で、例え邪魔な光が写ってなくても、そもそも画質が悪いし音質だって最低なんだから、それを観て満足してるような奴らは、邪魔な光がちょっと写り込んでる程度ではめげないと思う。

海賊版DVDや違法ダウンロードを排除すれば、正規DVD販売の増加は期待できるだろうが、映画の盗撮を排除しても、映画館に見に来る客やDVDの売り上げは増加しやしない。

盗撮映画を観ているような奴らは、盗撮映画がなくなり、違法ダウンロードができなくなり、海賊版DVDが入手できなくなっても映画館に来やしないさ。最低最悪の画質・音質で満足してて、映画にはお金を払う価値がないと思っているだから。そもそも映画館に足を運ぶような映画ファンでもないんだから、急に映画館に来るようになるわけがない。

とはいえ、例え映画の興行収入が増えなくても、盗撮防止、海賊版防止、違反ダウンロード防止は徹底的にやって欲しい。

2009年9月25日金曜日

高速道路の無料化に賛成

高速道路の無料化に対して、フェリー、鉄道、高速バスなどの公共輸送機関が、売上減少を理由に反対している。

一方、本来無料化を喜ぶはずの利用者も、大半が反対しており、その理由は渋滞するからだという。

しかし、長期的視点で見れば、いずれの影響も少なくなるはずだ。

ゴールデンウィークもシルバーウィークも大渋滞したが、それは『今だけ1000円』だからだ。

今、利用しておかないと損をするという貧乏根性で利用者が殺到しただけの話。

いつでも無料ならお得感が薄れて、貧乏根性も発動しなくなってきて、渋滞も徐々に減少していくだろう。

公共輸送機関にしても、短期的には売上が減ることは間違いないが、これまた徐々に回復していくだろう。

短距離はいざ知らず、長距離を運転するのは疲れるし、時間も掛るから、公共輸送機関を使ったほうが楽だし、時間の節約にもなるのだから。

Google SyncでGmailをプッシュ

iPhoneで、ついにGmail、アドレス帳、Googleカレンダーがプッシュ配信されるようになった。

設定がうまくいかない場合のTipsを幾つか。

・ m.google.com/sync で、使用言語を英語にする。

日本語では、そもそもGoogle Syncの設定ができません。

・ 設定後、不正なパスワードだと言われた時は、iPhoneのGmail設定の同期を、一旦全てオフにしてから、iPhoneを再起動。

再起動後に、同期をオンにすれば、同期される…はず。
私はこれでうまくいったが、必ずうまくいくのかどうかは不明。

2009年9月22日火曜日

椿三十郎 (2007 日本)

評価:★★★1/2


オリジナルの椿三十郎については以前書いたが、今度は織田裕二を主役に据えてのリメイク版を鑑賞。

もう驚くぐらいオリジナルと同じ脚本。ゆえに面白さはオリジナル版そのまま。ただ、そうなると、わざわざリメイクした意味はなんだったのかという疑問は湧く。

だが、脚本を変えた結果、オリジナルの「隠し砦の三悪人」に遠く及ばなかった「隠し砦の三悪人 The Last Princess」の例もあるので、脚本を変えなかったのはある意味正解なのかも。

脚本が同じということは、俳優勝負になる。織田裕二が三船敏郎にかなうべくもないのは当たり前だが、意外や意外、織田裕二はそんなに悪くない。というか、結構良い。ちょっとユーモラスなところがあるこの役に合っていたのかも。

ちなみに脚本は同じなのだが、最後の対決は、勝者は一緒なれど殺陣が全然違う。好みの問題もあるが、私は意外な技を使ったオリジナルのほうが好き。オリジナルの血がビューと吹き出るところは、リアル感がなくて嫌いだけど。

3時10分、決断のとき (2007 アメリカ)

評価:★★★★1/2

銃撃戦が熱い。

男の信念が熱い。

二人の友情が熱い。

ラッセル・クロウも良いが、特にクリスチャン・ベールが素晴らしい。こういう骨太の西部劇は久しぶりだ。というか、西部劇自体が久しぶり。

劇場で西部劇を観たのは、『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』以来かな。imdbによると2004年7月に日本公開されたそうなので、なんと5年ぶり。

ワイルド・レンジはアメリカで公開されてから1年かかったが、『3時10分、決断のとき』は公開まで2年かかってしまった。

このような優れた作品が危うく劇場未公開になりそうで、やっと公開されたと思ったら細々と限られた劇場だけで、という日本の映画界の将来は暗い。

TV番組の映画化作品とかアニメなどのくだらん作品ばかりがヒットするが、こういうまともな映画もちっとは観に行ったらどうなんだ。どうせ客が入らないと思うから、配給会社も公開してくれないのだ。

ところで、公開している劇場が少ないので、初めて豊洲のユナイテッドシネマに行ってみたが、ここの1番劇場はなかなか良い。劇場の大きさとスクリーンの大きさのバランスが良いし、音もかなり良い。シートも大きくて良いし。

この映画の説明は、こちらがなかなか良いです。-->> 文化通信ブログ

2009年9月21日月曜日

アルティメット2 マッスル・ネバーダイ (2009 フランス)

評価:★★★1/2

前作「アルティメット」の続編ではあるが、前作を観ていなくても特に支障はない。前作に引き続き、パルクールの驚異的な動き、古くさい言い方をすると軽業を楽しむアクション映画だ。

「ダイ・ハード4.0」で、冷却棟でのブルース・ウィルスとの格闘で、人間離れしたスーパーアクションを披露していたシリル・ラファエリの主演映画。もっとも、今作ではパルクールの創始者の一人、ダヴィッド・ベルのほうがパルクールの動きを沢山見せており、シリルのほうはパルクールではなく格闘アクションが中心。

ちなみに、シリル・ラファエリの公式サイトで、彼のすごい動きのビデオを見る事ができる。これだけ自由自在に動けたら楽しいだろうなぁ。

2009年9月20日日曜日

ワイルド・スピード MAX (2009 アメリカ)

評価:★★1/2

このシリーズは全部観ているが、これはお粗末。と言っても、今までのシリーズ作もそんなにすばらしかったわけではなく、せいぜい★★★からせいぜい★★★1/2程度ではあったが。

機内のちっこい画面で観たため、迫力に欠けていたことももしかすると影響あるかもしれないが、それにしてもストーリーがひどすぎる。中身はゼロだ。いや、まぁ、繰り返すようだが、今までのシリーズ作だって中身があったわけじゃないけどね。

CMでやってるタンクローリーが転がってくるオープニング・エピソードも陳腐の一言。しかも、そういうことになる必然性がないし。タンクローリーの運転手がブレーキ踏めばいいだけの話だ。

Wolverineのワークブーツ

先日、夏休みで旅行したときに立ち寄ったソルトレイクシティ市(次回前回の冬季オリンピック開催地)で、Wolverine(ウルヴァリン)というメーカーのワークブーツを買った。

ウルヴァリンといえば、現在、劇場公開中の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」をまっさきに思いつくわけで、買ったときはてっきり X-Men人気にあやかったミーハーなブーツメーカーだと思った。

ところが、ラベルを見ると、創業1883年と書いてあるではないか。

なぬ?

と思って、調べてみたところ、日本では知られてないだけで、アメリカではワークブーツといえば、Wolverineなのだそうだ。

創業後しばらくは別の社名だったが、1914年に現在のWolverineという社名になったそうで、アメリカとしてはなかなか歴史がある会社なのであった。

「キャタピラー」や「ハーレー・ダビッドソン」ブランドのブーツは、実はWolverine製。

さらに、日本でも有名な「Hush Puppies(ハッシュパピー)」も、なんとWolverineのブランドの一つ。ハッシュパピーの日本上陸は1965年であり、当時、TVでは盛んにCMが流れていた。日本に初めて入って来た外国ブランドの靴としては最初かも。

アメリカ軍にも軍用ブーツを供給していることからも、本格派のブーツであることが分かるが、買ったブーツも写真のようにかなり高い位置まで水が入らないデザインになっており、測ってみたところ、約18cmまでの水深だったら水が入らない。

ところで、大衆デパート「SEARS」の靴売り場で買ったのだが、どの都市でもSEARSで購入する客層はそうなのか、ソルトレークシティの客層がそうなのか分からないが、Timberlandなど他のメーカーのブーツもあったが、ブーツはすべてワークブーツだったので驚いた。

ウェスタンブーツとかトレッキングブーツとか一切なし。実用一点張りのワークブーツのみ。しかも、大半がつま先にスチールが入っているタイプ。(不必要だと思ったので、買ったのはソフトタイプ)

ちなみに他にもビジネス用の革靴を買ったが、靴底が雪国仕様となっていた。さすが冬季オリンピックを開催するだけあって、冬ともなれば市内でもかなり雪が積もるんだろうね。

ちなみに、写真ではすごくデカく見えると思うが、実際デカくて29cmだ。(笑)

2009年9月17日木曜日

トム・ロブ・スミス著「グラーグ57」(新潮文庫)

トム・ロブ・スミス第二作の「グラーグ57(新潮文庫)」は、一言で言ってしまえば三文小説。このミスで昨年1位を取ったデビュー作の「チャイルド44 (新潮文庫)」とは大違い。前作の緊迫した展開と緻密な文章は完全に姿を消した。仮に今年のランキングで、「グラーグ57」が10位以内に入るようじゃ、そのランキングへの信頼度も揺らぐ。

ある程度のご都合主義は構わないが、目に余るレベル。正直辟易。

それに、非科学的な記述が多すぎる。物理法則、化学反応、生理現象を無視した、それはありえないだろう、という描写がやたら目につき、そのたびにこの作品に対する評価が一段また一段と下がった。

前作は、一人の殺人犯とそれを追う一人の主人公を中心とした比較的狭い話だったが、今作はソ連とハンガリーの政治や社会にまで話を広げたため、想像力が膨らみ過ぎたようだ。話を大きく広げ過ぎた結果、筆力が追いつかなかったのかもしれない。

かと言って科学的描写が多すぎるのも小説としては失格なので、そのバランスが難しい。

昨年話題になり、2008年度「このミス」で第11位を獲得した「深海のYrr (ハヤカワ文庫)」は、作品の進行には必須ではない科学的描写が多すぎて、読むリズムが悪くなってしまっていた。せっかく調べたことを書かないのはもったいないと思ったのかどうか分からないが、ストーリー展開には関係ない説明がやたら多かった。

上中下の3巻ものだったが、不必要な個所を削れば半分ぐらいになったろうし、そうすればリズム良く読めてもっと面白かったろうに。

科学的描写や不必要な説明が多すぎて読むリズムが崩れてしまい、その結果として小説としての完成度が低くなった例として、福井晴敏の「終戦のローレライ(講談社文庫)」や瀬名秀明の「パラサイト・イヴ (新潮文庫)」が挙げられる。どちらも日本では評価が高かったが、科学的描写が多過ぎることに起因するリズム感の悪さがどうにもこうにも私には合わなかった。どちらの作品ももっとスリムに削ればより面白くなったろうに。

「深海のYrr」もそうだったが、大体、福井晴敏か瀬名秀明が「絶賛」と帯に書かれている小説は、みなこの傾向にあることを経験上学んだ。今のところ、そういう帯がついているからと言って買うのを止めたことはないが、あまり度重なるようだと考えなくてはいけないかも。

2009年9月14日月曜日

水族館

水族館のwebカメラが大好きという友人がいる。

以前はボストンにあるニュー・イングランド水族館 (New England Aquarium) のwebカメラの鮮明度が高く、かつ録画ではなくライブ映像なので良かったそうだが、webカメラを中止してしまったそうで、それに匹敵するwebカメラがないと嘆いている。

お金を払ってでも見たいというだが、そんなに好きならパソコンの映像を見るのではなく、実際に飼って本物を見たら良いと思うのだが、映像で見るところに良さがあってリアルな魚じゃイヤなのかもしれない。

そういえば、日本は島国で日常的に魚を食べているせいなのかどうなのか分からないが、水族館がやたら沢山あるよね。こんなに水族館が沢山ある国はないんじゃないかと思ってぐぐってみると、案の定、wikipediaに「日本は、人口あたりの水族館数が世界一と言われており、水族館大国である。」と書かれていた。

やっぱりね。人口比率で比べなくても、絶対数でもたぶん世界一じゃないかね。海外に行く機会は割と多く20数カ国に行っているが、こんなに水族館が多い国はまだ行ったことがない。

私は、機会があったら行くかもという程度なので、行ったことがある水族館は、日本では恩賜上野動物園の水族館(台東区)、しながわ水族館(品川区)、葛西臨海水族園(江戸川区)、東海大学海洋科学博物館(静岡市)、海遊館(大阪市)ぐらい。
シーワールド系も入れると、八景島シーパラダイス(横浜市)、京急油壺マリンパーク(三浦市)、鴨川シーワールド(鴨川市)も入るか。

海外では、前出のニュー・イングランド水族館(マサチューセッツ州ボストン)、モントレーベイ水族館 (Monterey Bay Aquarium)(カリフォルニア州モントレー)の二つだけかな。
シーワールド系ではシックス・フラッグス ・ディスカバリー・キングダム (Six Flags Discovery Kingdom)(カリフォルニア州バレホ)。独立した建物としての水族館ではなく、ビルの中に入っている小規模なものだったら、他にも行ったことあるかもしれないが覚えてない。

そういえば、最近は多くの水族館で巨大水槽を売り物にしているが、最初に出会った巨大水槽は、三保の松原のすぐそばにある、東海大学の海洋科学博物館だ。名称は博物館となっているが、中身は水族館。

今でこそ巨大水槽は珍しくなくなったが、初めて行った1982年当時、このような巨大水槽は他になかったので仰天した。文字通り目が釘付け。それから東名を飛ばして何回か見に行ったものだ。他の巨大水槽を見なれた今となっては見劣りするものの、今でも十分に通用する立派な大きさだ。

しかも、現代の巨大水槽はアクリル製だが、ここはガラス製だそうで、ガラス製の水槽としては当時、東洋一だったとのこと。東洋というのがどの国までを指していたのか、世界一はどこなのか気になるところではあるが。

ところで、この海洋科学博物館には、他の水族館にない特徴がある。と言っても、すごく地味な特徴なんだが。

それは説明書きだ。

普通の水族館では、泳いでいる魚の名前、学術名、属する科とか目、生息地域ぐらいしか書いてないが、ここではなんと「どうやって食べたらおいしい」のかという情報まで書いてある。
ま、一般には食べない魚、ちょっと前に人気があったカクレクマノミとか、の食べ方までは書いてないので、読んだ子供たちが「ニモを食べちゃうの!」とか泣いたりする心配はない。

Snow Leopardをようやくゲット

なかなかSnow Leopardファミリーパックが入手できないことを以前書いたが、今日、ビックカメラ川崎店でようやくゲット。やれやれ。

早速インストールしたが、なにより一番期待していたのが、システムが食うHDD容量がかなり小さくなるということ。とにかくHDDの残量が逼迫していて困っていたのよ。

で、結論から言えば、本当に確かにかなり小さくなった。HDDの情報を見ると約16GB小さくなっている。

より正確に言えば、Leopard時代にはHDDの使用量は89,430,757,376バイトだったのが、Snow Leopardにしたら74,662,567,840バイトになった。すなわち14,768,189,536バイト減。約14GB減ですね。素晴らしい。

ちなみに MacBook ProもMacBookもなぜか内蔵ドライブでは読み込みエラーが発生してインストールが途中で中断。外付けDVDドライブを接続して試したところ無事インストールできた。どちらの内蔵ドライブもレンズが汚れてるのかしら。まずいなぁ。

コメントで教えて頂きましたが、あるロットのファミリーパックでは、内蔵ドライブでは読み込みエラーが起きるそうです。まだアップルからは何のアナウンスもないようですが。

9/19にアップルに電話したところ、新たにディスクを送ってくれるそうで。ただ、アメリカから送ってくるので2週間かかるとのこと。

10/3に新しいディスクが届いた。

2009年9月13日日曜日

ダークナイト IMAX (2008 アメリカ)

評価:★★★★★

日本ではたった1回だけ、大阪天保山のサントリーIMAXシアターで上映されただけの幻だったIMAX版ダークナイト。

その後、109シネマズ箕面と109シネマズ菖蒲で1回ずつ上映され計3回となったものの、一般公開されず幻であることには変わりなし。

ところが、109シネマズの運営元の東急レクリエーションが9/12から一般公開を開始!素晴らしすぎる。

ということで、早速、観てきました。さすがにリバイバル上映だけあって満席とはいかないけど、そこそこの入り。そして何より違うのは、エンドクレジットで出て行く客が2組しかいなかったこと。一度観た映画を、以前より高いお金を出して観にくる映画好きの人ばかりのおかげでしょうね。

一度観た映画だけど、結構忘れてることもあって没頭。しかも、IMAXはスクリーンの大きさだけでなく、音が素晴らしいので迫力一層。観て良かったなぁ。

デリカテッセン (1991 フランス)

評価:★★★1/2

好き嫌いがかなりはっきり分かれる映画だろうなぁ。私は嫌いじゃない、というか、かなり好きな雰囲気ではあるのだが、ここで素直に4点以上をつけてしまうと制作者の思うツボという感じがして悔しいからつけない。

でも、ギシ、ギシ、ギシのリズムに住人がノっていくシーンはクセになる。しばらくしたらまた観たくなること必至。

ウルヴァリン X-MEN ZERO (2009 アメリカ)

評価:★★★★

本編3部作で、ローガン(ウルヴァリン)は長生きだと聞いてはいたが、これほど長生きだとはね。着ているものの違いでどの時代か明確に分からせるオープニングエピソードの出来は秀逸。

本編とちょっと矛盾するところもあるが、細かいところは気にしない、気にしない。

ところで、エンディングは2種類あるとのことだが、ゴールデンウィークにカナダのバンクーバーで観た時も、今回日本で観た時も、ウェポンXI篇だった。今回こそ酒場篇が観られると思ったのに。たぶん酒場篇が続編に繋がると思われるのに。

2009年9月9日水曜日

ジャック・カーリィ著 『毒蛇の園』(文春文庫)

ジャック・カーリィのデビュー作「百番目の男 (文春文庫)」はややキワモノ扱いされつつも、2006年度「このミステリーがすごい!」で第6位にランクイン。
2作目の「デス・コレクターズ (文春文庫)」も、2008年にこのミスで第8位にランクインし、デビュー作のランクインがまぐれ当たりではなかったことを証明した。
そして、三作目の「毒蛇の園 (文春文庫)」は、より洗練された上質なミステリーになった。
この質の高さからすれば、またベスト10入りは確実であり、今までの最高位の5位以内も狙えるだろう。もっとも夏から秋にかけて、各出版社がランク入りを目指して期待作・大作を投入してくるので、まだ分からないが。

ランキング常連のカール・ハイアセンの「迷惑なんだけど? (文春文庫)」もベスト10入りしてくるレベルの作品だし、昨日から読み始めた、昨年1位を取ったトム・ロブ・スミス著「チャイルド44 (新潮文庫)」の続編の「グラーグ57(新潮文庫)」も前作同様のレベルであれば、またトップ5入りしてくるだろう。

ところで、これら3作はシリーズ作品なので、順番に読むに越したことはないが、本作から読み始めてもさほどの不都合はない。本作から初めて読む読者に対する配慮もきちんとされているのだ。その点、マイクル・コナリーと大違いだ。

コナリーは面白い作品を書くのだが、私は何作か読んだ後、もう二度と読まないことに決めた。というのも、シリーズものなの以前の作品を読んでない読者に対する配慮がゼロなのだ。俺様の読者なら知ってて当然だとばかりに、登場人物に何の説明もつけてくれないので、誰なの、この人?となるのが不快だし、それが気になってストーリーに没頭できないのがイヤなので。

2009年9月8日火曜日

シュレック3 (2007 アメリカ)

評価:★★★

成田空港の待ち合いロビーで、Dell Inspiron Mini 9の小さい9インチの画面でヘッドフォンをしながらDVD鑑賞というちょっと変則的な場所と方法での鑑賞だったので、思い切って笑うことができず、作品の評価という観点からは作品にとって不利だったかもしれない。

前作のシュレック2よりも話が小ぶりになったせいかどうか、笑いもこぶりになったような気がする。とはいえ劇場で鑑賞するのならともかくDVDで鑑賞するぶんには十分に面白い。

ちなみにシュレック2までは日本語吹替版で観たが、関西弁のシュレックはやはりどうにも堪え難いので、今回は字幕版を鑑賞した。

2009年9月6日日曜日

サブウェイ123 激突 (2009 アメリカ)

評価:★★★1/2

オリジナルの『サブウェイ・パニック』のユーモラスな部分を削ぎ落として現代的なアクション映画にうまくまとめている。トニー・スコット監督お得意の、しかし私にはうざったいだけだけの早回しだの、細かい画面切り替えだのは余計だけど。

オリジナル作品にはオリジナル作品の良さがあり、本作には本作の良さがある。前作では犯人を捕まえる方のウォルター・マシューの演技が光っていたが、本作では犯人のジョン・トラヴォルタの演技が光っている。しかし、前作のエントリで予想していたように、前作を超えることはかなわず。

デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ (2009 アメリカ、ドイツ)

評価:★★★

銀座シネパトスでひっそり公開されたようだが、まったく知らなかった。ジュリア・ロバーツ /とクライヴ・オーウェンという一流どころが出てるのに、なぜ単館上映なんてことになったのだろう。企業スパイ同士の争いがなかなか面白かったので、シネコンでやればそこそこ客は入ったろうに。

ただ、時間軸をずらして進行させていたが、普通に見せても十分に面白かったのでは。時間を逆にして見せたからと言って、面白さが増したとは思えなかった。
(機内で日本語吹替版鑑賞)

宇宙へ。 (2009 イギリス)

評価:★★★

TVで観るドキュメンタリー番組の範疇を超えてないが、実録の宇宙開発ものが好きなら押させておいて損はない。 当時、あんな貧相な設備でよく宇宙に飛んでいたよなぁ。それでも地上での事故以外に誰も死者を出さなかったんだから、すごい。

それから大きく技術が進歩しスペースシャトルが飛ぶ時代になって、初めての死者を出してしまったわけだが、1986年のチャレンジャー号の事故は衝撃だったなぁ。 この映画でもそのシーンが入っているけど。

当時、私はFEN(米軍の極東向けAM放送ね。今でも聴いてる日本人はごく稀だと思うが、当時は洋楽聴きたければFEN聴くしかなかった)を目覚まし代わりに鳴らして起きていた。

その日の朝もFENで目覚めたのだが、いつもと違う放送が流れている。

ん?なんだ?と思いつつ、寝起きでぼんやり聞いていたら、チャレンジャー爆発を伝える特別番組であり、眠気が一気に吹き飛び、TVに急いだ。

それからニュース番組で、繰り返し繰り返し爆発映像が流れたが、チャレンジャー号の乗組員が爆発で即死したわけではなく、長いこと生きていたことが明らかにされたのは何年も経ってからだったね。

ところで、エンディングに日本が勝手につけた「ゆず」の曲がまったくもって余計。音量が異常にデカイし。まじに耳に指つっこんで音を遮断しました。

それにしても『ザ・ムーン』もそうだったが、子供連れが多い。これらが子供向け作品じゃないことに気づかないのだろうか。どちらの作品でも子供達が退屈そうにじたばたしていて気の毒だった。

96時間 (2008 フランス)

評価:★★★★

先日観たリュック・ベッソン脚本の『トランスポーター3』も面白かったし、リュック・ベッソン製作・脚本の近作も面白かった。リュック・ベッソンがすっかり復活したようでなにより。

元妻&再婚相手がムカつくし、娘だって超甘やかされたワガママ女だし、肝心の親父も超過保護。問題アリアリの登場人物ばかりだが、親父の究極の過保護ぶりが最高に面白い。その暴走親父ぶりは、『コマンドー』のシュワルツネッガーを超えている。

ちなみに、字幕の翻訳はかなりデタラメ。そんなこと言ってないという字幕多し。てっきり戸田奈津子に違いないと思ったら、松浦美奈。戸田の同類なのか?

2009年9月3日木曜日

Snow Leopard売り切れ

旅行中は、携帯は圏外だし、ホテルでもWiFiはおろかTVすらない山間部だったので、すっかり更新が滞ってしまった。

旅の話はまた後日書くとして、唐突ですが、Snow Leopardの話。

昨夜、ビックカメラ有楽町店に行ったところ、アップデイト版のファミリーパックは売り切れ。
返す刀で新幹線に乗って新横浜店に行ったところ、ここも売り切れ。

参ったなあ。どちらもシングルパックは在庫あったけど、欲しいのは5台まで合法にインストールできるファミリーパック。

しかし、P2Pで映画、ゲーム、ソフト、音楽などを違法ダウンロードしてしまう最低最悪の輩が多くいる一方で、ファミリーパックをきちんと買う人が少なからずいることに少々驚いた。

プロテクトが掛かってるわけでもないので、シングルパックで何台でもインストール出来てしまうのに、ファミリーパックを買うんだものね。本当に感心した。

銀座のアップルストアでもファミリーパックは売り切れ。ハードウェアならまだしも、コピーしてほいほい作れるソフトウェアの売り切れはちょっと手抜きだよ、アップルジャパン。(2009/9/6追記)