2009年1月25日日曜日

ザ・ムーン (2007 アメリカ)

評価:★★★1/2

月に降り立ったアポロ宇宙計画の宇宙飛行士12人のインタビューと当時のドキュメンタリーフィルムを組み合わせた映画なので、評価とは低めにつけているが万人にオススメしたい。私は小学生の時に、アポロ11号の月面着陸を生で見た世代なので、アポロ計画には強い思い入れがあるが、それを差し引いても良い映画だった。いや、むしろアポロ世代じゃない私より下の世代に観て欲しい。人類が月に降り立ったという史実を実感して欲しい。

アポロ計画は、すべてアメリカによる陰謀で、実際には月面着陸などなかったのだというトンデモ説があるのだが、そんなトンデモ説を信じている人たちへのメッセージも最後に語られる。アポロ計画などなかったと信じている人たちにも是非観て欲しい。

なお、この映画の途中で、ライト・スタッフについて語られるので、まだ観てないのならば映画「ライトスタッフ [DVD]」を事前に観ておくといいだろう。また、立花隆氏の「宇宙からの帰還 (中公文庫)」を読んでおくと、月に行った宇宙飛行士とスペースシャトルの宇宙飛行士に与えた宇宙旅行の影響の違いがよく分かり、映画の後半で宇宙飛行士達が語ることがより理解しやすいだろう。

ところで、この映画は子供映画じゃないことは明らかなのに、9割がたが子連れ。子供には退屈で相当辛かったようで、じたばたしてる子供達多数。真後ろの子供も飽きてじたばた。席の背中を蹴られまくって不快だった。勘弁して〜。

私が鑑賞した1月25日は、「ザ・ムーン・サンデー」と称して大人1000円、子供500円で観られる日だったせいもあるだろうが、この映画を子供に見せても無理。宇宙飛行士達のメッセージなんて伝わらない。企画したTOHOシネマズは一体何を考えているのやら。

2009年1月17日土曜日

007 慰めの報酬 (2008 イギリス)

評価:★★★★

アクション映画としては大層面白かったので満足と言えば満足。

でも、後になってから思えば、007らしさが殆ど無くて寂しい。ジェイソン・ボーンのシリーズの一つと言っても納得してしまいそうな内容。

あと、映画を見ながら、そういう風に翻訳しますか、と字幕が気に食わないと思っていたら、案の定、戸田奈津子。この人、早く引退して欲しい。どうしてセリフのニュアンスを自分勝手に変えちゃうのかな。
字幕は文字数の制限があるから本来のセリフ通りに翻訳できないということは分かるが、短いセリフでも違うニュアンスで翻訳してしまうのはセンスがないとしか言いようが無い。

オバマ大統領の勝利宣言全文

オバマ大統領の就任式が1/20に開かれるが、大統領選での勝利宣言の全文を読んだ。ニュースでは勝利宣言の一部だけを見聞きしていたが、全文を読んだのは初めて。
文章はオバマ自身ではなくスタッフのプロが作成したものだと思うけど、日本人の私でもじーんと来る内容
で感動しました。就任式ではどのようなスピーチを聴かせてくれるのか楽しみだ。

HOT BLACK 蓄熱敷きパッド

今年は暖冬かと思ったがやはり本格的に寒くなって来た。
冬の何がイヤって、いざ寝る時になって布団やベッドに入ったら、布団が冷えきってて、ウヒャァ!となることだ。暖まるまでの辛さと言ったら。ジッと耐えて体温で暖まるのを待つ派の人もいれば、せわしなく体を動かして摩擦熱で布団を暖める派の人もいよう。

だが!今年は!その辛さからオサラバだ!

それが 『HOT BLACK 蓄熱敷きパッド』。たまたま寄った家具屋触ってみたところ、10秒ぐらいでポカポカしてくるのだ。15,000円もしたので高いなぁと思ったが、清水の舞台でエイヤッと買ってみたところ、これがイイ!

セラミック蓄熱加工とやらをしているらしいパッドが体温を急速に吸収して、あっいう間に布団が暖かくなるのだ。暖かくなるまでに約10秒かかるかかからないかという感じ。もう本当に極楽、極楽。

我が家では、ベッドと布団の両方に一つづつ買ってみたが、どちらもジャストフィット。オススメです。私は15,000円で買ったけど楽天の安い店だと送料込みでも13,650円。ちぇ、ここで買えば良かった。

2009年1月14日水曜日

アライというダイエット薬

ゼニカル (Xenical)とアライ (Alli)(アリーと発音する人もいる)という抗肥満薬は、日本ではいずれも未発売の薬だが、輸入代行業者が販売しているので知ってる人も多いだろう。


どちらも有効成分は一緒だが、処方箋がないと買えない医療用薬がゼニカルで、薬局で買えるバージョンがアライだ。
もっとも有効成分が一緒と言っても入ってる量が違う。ゼニカルには1カプセル当たり有効成分が120mg 入っているのに対し、アライは半分の60mgとなっている。


さて、昨年末に出張でニューヨークに行った際、そのアライのスターターパックを購入した。



何軒か薬局に行ってみたが、棚にはパッケージが並んでおらず「アライはカウンターで購入できます」という貼り紙がしてあるところや、鍵がかかったショーケース内に並んでるなどの管理がされていた。私は鍵がかかっていた店で90錠入りパッケージを2つ購入してみた。1パックが約6,000円と結構な金額。

元々は最近体重がかなる増え気味の妻へのオミヤゲとして買ったのだが、同封されている説明書(分かりやすい小冊子が何冊も同封されている)によると、妻はこの薬の対象となる肥満の範疇には入らないことが判明。一方、私はその範疇にどんぴしゃ入っていたので、私が服用することになった。(服用した結果はまた後で書く)

ところで、上に書いた有効成分はスイスのロシュが創製したオルリスタット (Orlistat) という化合物だ。
この化合物は脂肪の分解酵素であるリパーゼの働きを抑え、体内での脂肪の吸収を妨げ体外へ便と共に排出する効果がある。その効果の裏返しとして、脂肪に溶けることで体内に摂取されるベータカロチンとビタミンEの体内吸収を阻害することになるため、毎晩、就寝時にマルチビタミン剤を飲む必要がある。

食事に含まれる脂肪をある程度カットしてくれるという効果なので、この薬を飲んでいるだけでみるみるうちに痩せるわけではない。そういう意味ではダイエット薬というよりは、ダイエット補助剤と言ったほうがいいのかもしれない。この薬が脂肪をある程度カットしてくれると言っても、油っこい食事を取っていては意味がないので、食事の内容と量を見直し、かつ運動することで効果的に痩せることができる。


ロシュは、医療用医薬品としてゼニカルの名称で世界149ヶ国で発売している一方、イギリスのグラクソスミスクライン (GSK) に一般用薬としての開発販売権を許諾した。GSKはアメリカでアライ (Alli)の名称で一般用薬として発売し、たった半年間で約三百億円もの売上に達するヒット商品となった。また、欧州でも2008年10月に販売承認勧告が出たので発売が近い。

上に書いたように薬局では店員に頼まないと買えないようになっていたが、患者の安全上の理由から誰でも彼でも気軽に買えない様に規制しているのかと最初は思ったが、患者の安全上の理由というよりは、高額商品なので、店が万引きを警戒しているだけのような気がする。

なお、日本では未発売と書いたが、実はロシュの子会社である中外製薬がゼニカルの開発をしていたのだが、大規模な臨床試験が必要となり開発を中止したそうだ。ただ、今日の新聞記事によると、大正製薬がGSKからオルリスタットの開発販売権を得たようだ。

新聞記事によると、大正製薬は医療用医薬品と一般用医薬品のどちらを開発するか未定とのことだが、前述の通り、GSKはロシュから一般用薬の開発販売権しか得ていないように思われるのだが、どういうことだろう。もしかすると、ロシュがゼニカルの開発販売を断念した国においては、医療用薬も開発販売できる権利をGSKに許諾しており、日本市場がそれに該当したのかもしれない。


いずれにせよ、日本で発売されるのはまだ数年先のことになる。また、日本では欧米で発売されている薬の半分の量の有効成分で発売されることがよくあるので、日本で発売されるものは 30mg になるかもね。

2009年1月10日土曜日

ミニチュア写真

街の風景をあたかもミニチュア写真のように撮る本城直季という写真家をご存知の方も多かろう。

彼の「small planet」という写真集を買ったが、どの写真もどう見てもミニチュアというか、ジオラマにしか見えず、何回見ても飽きない。

本城氏は、あおり機構のついたレンズを使って撮影したうえで画像を加工しているようで、あおり機構のついたレンズという時点で、自分で作るのはなかなか難しそうだ。

が、そのミニチュア写真を自分でも作れるサイトがある。
試しに iPhone で三越本店の屋上を撮影した写真を加工してみたのがコレ。

ジオラマっぽく見える写真を作るには、俯瞰の写真であること、あるいは乗物や機械などを写したものが向いているようだ。

おまけ


2009年1月9日金曜日

Inspiron Mini 9 インプレッションその2

ファーストインプレッションの続き。

【Cドライブ】
Mini 9 の動作は全般的にもっさりしているが、その原因の一つが、Cドライブに圧縮がかかっていることであることをネット検索で知った。デフォルトが「圧縮」ってどうよ。

ユーザは 8GBまたは16GBしかないと認識したうえで買ってるのであり、空き容量が逼迫した時点でユーザが圧縮をかければいいこと。最初から圧縮されており、そのために動作が遅くなっていては Mini 9 の評価が落ちるだけだと思うのだが。

で、圧縮を解除したところ、フリーズしたかと思うような無反応になることが良くあったのだが、それが無くなった。

【キーボード】
私は英語キーボード派なので日本語キーボードを買われた方々ほどは変態配列キーボードに苦労していないと思うが、私はF7でカタカナ変換する人なので、独立したファンクションキーがないのは痛い。いちいち Fnキーを押しながら F7を押すぐらいなら、カタカナ変換のショートカットキーを覚えたほうが楽かも。

あと、本来の右Shiftキーの位置に上矢印キーがあったり、本来のAltキーの位置にウィンドウキーが配置されているのも、まだ慣れない。Altキーはシャットダウン時に Alt + F4 したり、Ctrl + Alt + Del するときぐらいしか使わないからまあいいが、右シフトは多用するから困るんだよね。そのうちに慣れるでしょうが。

ちなみに、全角/半角の切り替えは、IMEのプロパティ -> 設定で、Shift+Escに設定し直したが、これはなかなか快適。

【SSD】
バッファローから Mini 9用の換装用 32GB SSD が発売されているが、あちこちでレビューを読んで見るとさほどの速度向上は望めないような感じ。RunCore の SSD が速いという噂なので、国内でも手に入るのかもしれないが、せっかくの円高なので個人輸入したほうが送料を払ってもお得と思われるので買ってみようかと思ってる。

2009年1月2日金曜日

箱根駅伝

元日の全日本実業団対抗駅伝の大接戦も感動したが、2日の箱根駅伝往路での、2区でのダニエルの20人ごぼう抜きと、5区の柏原の約5分の差を詰めてのトップゴールインにも感動した。

さて、それはそうとですね、往路の接戦に感動した家内が「箱根駅伝パーフェクトガイド」という雑誌を買って来たので読んだところ驚愕したことがある。

箱根駅伝で給水が認められたのは、なんと1997年大会から。

30年前ならいざしらず、運動中に水分を適宜補給しないと脱水症状になるし、心臓に負担がかかって危険なことぐらいいまや常識だろう。それが12年前まで給水が認められてなかったって....。絶句。

給水を禁止していた理由は、給水は補助行為に当たるからということだったそうだが、他のマラソン大会では給水を認めるじゃないか。駅伝だけはダメという合理的・論理的な理由がない。日本陸連って頭悪すぎるんじゃないのか?

駅伝は学生なんだから、水なんて飲まず根性で頑張れと日本陸連の役員は思っていたのだろうか。

合理的・論理的理由がないと言えば、オリンピックの女子マラソンの選考でも、経験を重視という論理的な理由なく選んで物議を醸した事があったから、日本陸連の役員は論理的思考ができないのが伝統らしい。

HDR 画像

元写真

HDR加工した写真

私が使ってる Canon の Powershot G7 には、自動的に露出を変えて3枚の写真を撮る機能がついているので、 年末に行ったマカオ旅行では3枚ずつ写真を撮り、HDR (High Dynamic Range) 画像を作ってみた。

ただ、3枚撮ると言っても、カシャカシャカシャと3回シャッターが下りるので、三脚を使わず手持ちで撮影すると、1枚毎にわずかなずれが生じる。HDR画像を作るソフトに補正機能もついているが、ぴったり合わないぐらいずれている写真もあったので、HDR画像を作るなら三脚は必須ですね。

代表的なソフトは下の二つのようですが、それぞれ Mac 用のデモもあるので、今回は Dynamic-Photo HDRのデモを使って作成してみた。

低い露出で撮影した画像をメインに使うと、このようにおどろおどろしい雰囲気になって面白い。

Dynamic-Photo HDR

Photomatix

地球が静止する日  (2008 アメリカ)

評価:★★★1/2

途中からキアヌ・リーブス演じる宇宙人のクラトゥが何をしたいのかさっぱり分からなくなったし、宇宙人側のヒト型ロボットや昆虫型ロボットの造形が手抜きと言っても良いありきたりでチャチなものではあったが、敵をドッカンドッカン攻撃しまくる『ワールド・オブ・ライズ』とはしごで観たこともあり、人間はここまで追い込まれないと本当にダメだろうなと思わせるには十分であった。

ワールド・オブ・ライズ (2008 アメリカ)

評価:★★★★

映画としては迫力のあるシーンの連続で観る価値があるが、アメリカがやっている対テロ対策の無意味さがよく分かり空しくなる。このような局地的な戦いはCIAの自己満足でしかなく、根本的な問題解決にならないことは火を見るより明かである。

2009年1月1日木曜日

ボトルショック (2008 アメリカ)

評価:★★★★

邦題はまだ決まっていない Bottle Shock という映画。

カリフォルニアワインがフランスで期せずして高く評価されたワイン界では有名らしい珍事を描いているが、大変良い映画だった。
派手な映画ではないので、日本ではひっそり公開されてひっそり終わることになると思うが、ワイン好きでない人にもオススメしたい良作品。

逆にワインに詳しいというか、ワインにうるさい人は、あれこれ文句つけたり、うんちく語ったりしてウルサそうなので、逆に観ないで欲しい。(笑)

ハッピーフライト (2008 日本)

評価:★★★1/2

全日空の機内という、ある意味、最上の環境で鑑賞。
機内なので思い切って笑えなかったが、何カ所か堪えきれずに爆笑。

へー、こんな仕事があるんだとか、へー、この人たちってこんな仕事もするんだという空港の裏が覗けるのが楽しい。以前、成田空港の日本航空整備場を見学したことがあるが、空港に限らずこういう普段見れない舞台裏って面白いよね。