2009年12月30日水曜日

シカゴ・ブルズ対インディアナ・ペーサーズ


シルク・ド・ソレイユのBanana Shpeelを観た後、はごして、NBAのシカゴ・ブルズ対インディアナ・ペーサーズの試合を観戦しに行った。

まずシカゴ・ブルズの本拠地のUnited Centerという会場がデカいので仰天。2万1千人入るそうだが、試合が始まる頃には満員。

NBAの試合を観るのはこれが初めてだが、スポーツというよりはエンターテイメントだね。試合前の演出が、これからプロレスが始まるのかと思わせるような派手なもので、これにも仰天。

また、ハーフタイムショーがあることは知っていたが、試合中、どちらかのチームがタイムアウトを取るごとに、コートにアクロバット、ブレイクダンス、ドラムのパフォーマー達が出てきて、客を盛り上げることにもさらに仰天。おいおい、タイムアウトの最中だぞ?コートの脇では、監督が選手達に指示を与えたりしてるはずだが、ジャマにならないのか?

ジャマにならないのか、といえば、試合中、観客全員にできる限りの大声を出させるイベントにも仰天。その間、観客の目はスクリーンに釘付けになって大声を出しているだけで、その間に得点が入っても、誰も観てないので拍手も無い。あれだけ大声出してると選手の気も散るだろう。いいのか、こんなことで。

気が散る、といえば、敵のチームがフリースローをするときは、その後ろに座ってる観客達があらかじめ配られている風船や看板などを振り回して気が散るようにすることにも、くどいようだが仰天した。真面目に競技をしようという気はないのだろうか。

私はテニス、水泳、マラソンなどのストイックな個人競技しかしたことないので、こういうエンターテイメント系のスポーツは感心しないなぁ。

ちなみに、このUnited Ceterでは、今日はバスケットボールの試合をやってるが、明日はアイスホッケーの試合が開催されるそうだ。なんと、このバスケットコートは氷の上に板を敷いているのだそうで。NHLの試合もきっとNBA同様エンターテイメント系なのは想像するに難くないな。

Banana Shpeel

たまたまシカゴで上演されていたシルク・ド・ソレイユの『Banana Shpeel』というパフォーマンスを観た。シルク・ド・ソレイユの公演と思えないほどガラガラ。欧米では夜に比べて客が少ないのが常のマチネーだったせいもあると思うが、第1部が終わって休憩のときに帰ってしまう客もいたので、評判が悪いのかもしれない。

新しいヴォードビル・ショーと銘打っているだけあって、通常のシルク・ド・ソレイユの公演と違っていわゆる大掛かりの見せ物は皆無。タップダンスとコメディショーを中心に合間にジャグリングやアクロバチックなどの個人芸が幾つかはさまる感じ。総じてかなり地味め。丁度1年前にニューヨークで観たWintukも地味だったが、Banana Shpeelはそれ以上に地味かも。

コメディショーも、普通のシルク・ド・ソレイユのコメディは、一切喋らず動きだけで笑わせるものだが、ここのコメディは基本的に喋りが中心なので、何を喋ってるのか分からないところもあった。

1月3日までシカゴで公演したあと、ニューヨークに移ることは決まっているが、その後の日程は発表されていない。もしかすると、シカゴとニューヨークだけなのかも。

2009年12月29日火曜日

今年一番売れたゲーム

今朝のUSA Today紙によると、今年売れたゲームソフトの順位(11月までの時点)は以下の通り。

  1. Call of Duty 2: Modern Warfare 2 (Xbox 360) (Nov 2009) 420万本
  2. Wii Fit (Wii) (May 2008) 350万本
  3. Wii Sport Resort (Wii) (July 2009) 240万本  
  4. Mario Kart Wii (Wii) (Apr 2008) 220万本
  5. Wii Play (Wii) (Feb 2007) 210万本
  6. Halo 3 : ODST (Xbox 360) (Sept 2009) 200万本
  7. Pokemom Platimum  Version (DS) (Mar 2009) 190万本
  8. Call of Duty 2: Modern Warfare 2 (PS3) (Nov 2009)  190万本
  9. Madden NFL 10 (Xbox 360) (Aug 2009) 150万本
  10. New Super Mario Bros. Wii (Wii) (Nov 2009) 140万本
こうしてみると、Wiiの人気は根強いが、Wiiで今年発売されたゲームは、Wii Sportだけ。ソフト不足は深刻。一通りWiiソフトが行き渡ったら売るソフトがなくなってしまう。もっとも2007年に発売されたソフトが未だに7位にランクインしており、人気が持続しているので、当分安泰かもしれない。

一番深刻なのは、アメリカにおけるPS3の人気の無さだ。ビッグタイトルのCall of Duty 2がなかったら、ランキングに一つも入ってこないところだ。

一方、Xbox 360もCall of Duty 2、Halo、Madden NFLというシリーズものしか売れてないのも問題だろう。シリーズものに飽きたらどうなるのか。次のビッグタイトルを出さないと。

しかし、Call of Duty 2は、Xbox 360とPS3を合わせると、610万本と他を圧倒する売り上げだ。

日本では、やれ草食系だの肉食系だの言ってるが、非現実的なアニメ系のグラフィックのゲームしか売れず、Call of Duty 2のようなリアルで激しい戦闘が展開されるソフトはさっぱりなところからして、実際には日本人は基本的に皆、草食系だと言って過言でなかろう。これが狩猟民族と農耕民族の違いということなのか。

2009年12月28日月曜日

Lou Mitchell'sで朝食


シカゴのLou Mitchell'sという、朝食で有名な店に足を運んでみた。行列ができる店らしいが、開店直後だったおかげで、すんなり入れた。

名物は写真のジャンボ・オムレツ。

写真では大きさが分からないが、実際かなり大きい。でも、大きいだけじゃなくおいしかった。私は、もうちょっと火が通ってないものが好みだったが。後ろの席の人は細かく注文していたから、好みがある人は言えばいいようだ。

ケチャップをかけて食べるのが前提のようで、結構薄味。ホット・ケチャップを持ってくるからちょっと待っててと言われて出されたのが、巨大なタバスコ。辛いものが好きな人には嬉しいかも。出されなかったら、ホット・ケチャップをくれと言えば出してくれるだろう。(その後、ホテルのラウンジでも朝食のスクランブルエッグにケチャップではなくタバスコが出てくるので、軽く塩とブラックペッパーをかけてからタバスコをかけてみたらおいしい!卵料理とタバスコって相性いいのを初めて知った。)

付け合わせの薄切りポテトもちょっと焦げた感じが大変美味。右端にちょっと写ってるパン(二切れついてくる。)もバターがたっぷり塗られていて、これまたおいしい。右上に写ってるフレンチ・トーストは追加注文で頼んだものだが、シナモンが効いててこれまた素晴らしい出来。オムレツよりも、むしろポテト、トースト、フレンチ・トーストのほうがおいしいと思ったぐらいだ。

ちなみに、店に入ったときに小さいドーナツを全員に配っていて、食後にはバニラアイスクリームがついていた(お腹一杯だったので断ったけど)。いつもそうなのか、クリスマスシーズンだからなのかは分からない。

場所は、ユニオン・ステーションの1ブロック西。ループ内のエリアからだったら歩ける距離。行きは電車で行ったが、帰りはぶらぶら散歩がてら歩いて帰った。-6℃ではあったが。

公式サイト

ホテルでゆったり

マイルで乗ったおかげで飛行機代がかからなかったので、ホテルはちょっと良い部屋にしてみた。

エグゼグティブ・スイートという部屋で、写真で分かるようにベッドルームとリビングが分かれている。ベッドルームとリビングに、一つずつ37インチTVがある。洗面所も2つ。

かなりゆったりした部屋だが、なんと一泊199ドル。一人9,000円しかしない。冬のシカゴは観光客が少ないので部屋代が安いのだ。

しかも、エグゼクディブフロア専用のラウンジで、コンチネンタル・ブレックファーストがタダで食べられる。またスナック類やソフトドリンクも終日食べ放題、飲み放題。とってもリーズナブルなのであった。

部屋の正面に見えるのは、映画ファンなら見覚えがあるかもしれない、トウモロコシに似ているMarina Towersだ。

スティーブ・マックイーンが実在した有名な賞金稼ぎに扮した、マックイーンの遺作となった『ハンター』で、追いつめられた犯人が左側のビルから車に乗ったまま転落するシーンは有名。

思い出せない人・知らない人は、このビルの公式サイトから動画を観られる。(3枚目の写真の右側にリンクあり)


ちなみに、シカゴは毎日軽く雪が降っており、公園はこの通りプチ雪景色。道路にも積もってるが、塩が撒かれているので凍ったりせず、安心して歩ける。気温は-6℃ぐらい。着込んでるので体は寒くないが、顔が冷たくて凍ってくるのが辛い。

2009年12月27日日曜日

ボルト(2008 アメリカ)

評価:★★★

機内鑑賞したが、映画館で3Dで観ていれば多少は評価が上がったろうか。
いや、そうは思わない。

この映画の評価が上がるポイントは、イヌ派かネコ派かということであり、イヌ派なら喜ぶのだろう。イヌは正義の味方で猫は悪い奴の手先というステレオタイプの描かれ方をしており、そう意識するかどうかは別としてイヌ派なら総じて良い印象を持つのでは。

映画自体は可もなく不可もなくという感じで大人が楽しめる内容ではない。やはり大人も楽しめる3Dアニメはピクサーで決まりということだろうか。

第9地区 (2009 アメリカ、ニュージーランド)

評価;★★★1/2

2009年にアメリカを始めとする多くの国で公開され、絶賛された低予算映画。昨年末にアメリカの各メディアが発表した2009年公開映画ベスト10にもかならずランクイン。

そんな話題映画なのに、日本では、ようやく4月に公開。どうしてこんなに遅いのかね。公開してくれるだけマシという声もあろうが、日本では公開されない映画が多すぎる。

問題はどこにあるのだろう。洋画を観ない客が悪いのか、話題作でも公開してくれない配給会社が悪いのか。ニワトリが先か卵が先かの話なのかもしれない。

私は、一足早く機内鑑賞となった。評価は劇場で再鑑賞後、見直すつもりだ。

南アフリカのヨハネスブルグ上空に現れた巨大宇宙船。乗っていた宇宙人を難民として受け入れて20年。だが住民とのトラブルが絶えなかったため、事態解決に超国家機関が乗り出したが、このことが意外な事件に発展してしまう。

ロード・オブ・ザ・リングスのピーター・ジャクソン監督がプロデュースした低予算で作られたドキュメンタリータッチのSF映画。製作陣も俳優も無名揃い。全般に亘ってチープ感ありありだし、万人受けする内容ではないが、カルト的人気が出そうな作品だ。

主役の男優は、映画出演が2本目と全くの無名だが、今回の作品へのキャスティングはぴったりだ。ちょっと気が弱そうでいかにも出世しそうにない役を好演している。

2009年12月26日土曜日

サクララウンジで走り回る子供

今日からシカゴに遊びに行く。シカゴには1982年の2月に一度行ったきりだから、ほぼ28年ぶりということになる。

1982年は、記録的な大寒波が米国東海岸を襲った年で、行く直前には首都ワシントンDCを流れるポトマック川に飛行機が墜落し、凍った川に浮かぶ乗客達を救出する映像が生放送で放映され衝撃だった。当時大人だった人はみんな覚えているだろう。(エア・フロリダ90便墜落事故

シカゴも寒くて-20℃を下回っていた記憶がある。分厚いダウンジャケットを着ていたが、帽子を被っていなかったため、頭が締め付けられるように痛くておちおち街を歩いていられなかった。

その体験を生かして今回はフリースの帽子を2種類持ってきた。ジーンズの下にはくサーモタイツも買い備えは十分。もっとも今冬は比較的暖かいようで、たまに-15℃まで下がる日もあるようだが、おおむね-10℃以上の日が続いているようだ。と言っても東京っ子の私には十分すぎるぐらい寒いのだが。

あっ、今、ふとこのエントリのタイトルを見て驚いた!そうそう、元々はサクララウンジ(JALのビジネスクラス用のラウンジ)を走り回っている子供が、やたら沢山いて落ち着かなくてイヤだという話を書こうと思っていたんだった。すっかり話がそれてしまったよ。というのも、うるさいガキどもがいつの間にかみんないなくなってしまったから。どこ行きの便の客だったんだろうな。

今はソファで横になりながらゆったりと、こうしてInspiron Mini 9でブログを書いていれて余は満足じゃ。

あ、ちなみにお金払ってビジネスクラスに乗る訳ではない。JAL再建が今後どうなるか分からないので、溜まったマイルを少し使っておこうと思っただけ。

でも、そう思いついた時期が遅すぎたので、席が空いてるフライトはモスクワ行きかシカゴ行きぐらい。冬のモスクワは本当に何もすることがなさそうだったので、こうしてシカゴに旅立とうとしている次第。

2009年12月24日木曜日

2009年封切の映画、ベスト10

2009年に日本で封切りされた映画の中で、私が映画館で観た映画から選ぶマイ・ベスト10。

今年封切りでも飛行機内で観たものや、DVDやBlu-rayで観たものは、スクリーンが小さいし、音響の面で公平じゃないので除外。

今年観た映画は一番下にリストアップするが、2009年の1月上旬に観たものだと2008年12末公開のものが混じっているかもしれないがご容赦を。あと、あくまで日本公開日を基準としているので、本国では2008年以前製作の映画も混じっている。でも、リストに入っているが、ほぼ1年前に観た作品の中には、どんな映画だったかほとんど思い出せないものが何本か...。

勘定してみると、観たけど観たことを忘れたものもあるかもしれないが、51本観たようだ。1年が52週だから、ほぼ毎週末、映画館に足を運んでいることになる。6月23日以降は夫婦で50割引が適用されるようになり、二人で計2000円になったけど、それでも年間に映画館に落とした鑑賞料金は、夫婦で10万円を軽く超えるわけだ。特に最近は川崎IMAXに足を運ぶ機会が増えており、二人で4,400円かかって結構な出費だからなぁ。

さて、前置きはそれぐらいにして、マイ・ベスト10は以下の通り。

第10位
ウルヴァリン X-MEN ZERO
007 慰めの報酬とどちらにしようか悩んだ。他にも何作品か10位クラスの作品はいくつかあったが、ウルヴァリンがカッコ良さに惚れて本作を選択。

第9位
トランスポーター3 アンリミテッド
第2作は駄作だったが、3になって面白さが大復活。シリーズ3作で一番面白いかも。

第8位
96時間
痛快アクション映画。第9位の『トランスポーター3 アンリミテッド』と同じ分野の作品でかぶるが、だからと言って価値が下がるわけでもないので。

第7位
レスラー
不器用に生きるプロレスラーの生き様が熱かった。

第6位
セント・アンナの奇跡
あまり話題にならなかったのが惜しい良作。感動の涙なくして見られない軽めの戦争映画。

第5位
スラムドッグ$ミリオネア
なんか去年の映画という感じがするので選ぶのを躊躇するが、日本では今年封切り。随分前に観たので記憶が薄れてしまったが。

第4位
アドレナリン:ハイ・ボルテージ
おちゃらけ映画がまさかの第4位。本気で作ったお馬鹿映画。

第3位
スター・トレック
スター・トレックの映画版を観るのは初めて。TV版のスタートレックもほとんど観たことなかったのだが、こんなに面白いとは。

第2位
3時10分、決断のとき
邦題通り、やると決断した男の生きざまがスゴい。こういう良作がほとんど話題にもならずにひっそり公開されるのは悲しい。確かに地味目な西部劇ではあるが、ラッセル・クロウとクリスチャン・ベール主演なんだから、もうちょっとなんとかならなかったのかねぇ>配給会社さん。

第1位
アバター
今年の第1位は『3時10分、決断のとき』で決まりだと思っていたが、今年最後の映画で大逆転。ブッチギリの第1位。結果として、第2位が渋い本物の西部劇、第1位がど派手のSF西部劇となった。

今年映画館で観た映画のリスト(アイウエオ順)

007 慰めの報酬
2012
3時10分、決断のとき
7つの贈り物
96時間
Disney's クリスマス・キャロル
G.I.ジョー
正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
アドレナリン:ハイ・ボルテージ
アバター
アルティメット2 マッスル・ネバーダイ
イングロリアス・バスターズ
ウォッチメン
ウルヴァリン X-MEN ZERO
オーストラリア
カールじいさんの空飛ぶ家
グラン・トリノ
ザ・クリーナー 消された殺人
ザ・スピリット
ザ・バンク―堕ちた巨像―
ザ・ムーン
サブウェイ123激突
シャッフル
スター・トレック
スラムドッグ$ミリオネア
セント・アンナの奇跡
ターミネーター4
チェンジリング
トランスフォーマー リベンジ
トランスポーター3 アンリミテッド
ノウイング
パイレーツ・ロック
バーン・アフター・リーディング
パッセンジャーズ
パブリック・エネミーズ
ハリー・ポッターと謎のプリンス
バンコック・デンジャラス
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ホワイトアウト
マックス・ペイン
モンスターvsエイリアン
レイチェルの結婚
レスラー
レッドクリフ part II ー未来への最終決戦ー
ロックンローラー
ワールド・オブ・ライズ
ワルキューレ
宇宙へ。
曲がれ!スプーン
天使と悪魔

2009年12月23日水曜日

アバター (2009 アメリカ、イギリス)

評価:★★★★★ (IMAX 3D 日本語吹替版を鑑賞)

5つ★でも足らないような気分だ。ただのSFアクションではない。感動して涙が出た。

この映画をDVDやBlu-rayで観ればいいやと思ってるあなた。家のTVではこの映画の感動を体験することは決してできない。たとえ家のTVが50インチでも。100インチスクリーンのホームシアターでも十分ではない。

鑑賞料金は高いけど、IMAX版を観て本当に良かった。これはもはや鑑賞ではない。疑似体験だ。

映画は、インディアンと戦う騎兵隊の舞台を宇宙に移したSF版の西部劇だ。ファンサービスだと思うが、『エイリアン2』の要素をすくなくとも3つ入れてあった。

一つ目が、シガニー・ウィーバー
二つ目が、カーゴローダー(今回は戦闘用に特化した戦闘用乗り物だが)
三つ目が、企業の営利目的のために命をなんとも思わないイヤな野郎

今回、IMAX DMR版を観たので、来週、シカゴのIMAXシアターで『Avatar: An IMAX 3D Experience』という本物のIMAX版を鑑賞する予定。

2009年12月20日日曜日

パブリック・エネミーズ (2009 アメリカ)

評価:★★★

同じジョン・デリンジャーを描いた映画として、どうしたって
ウォーレン・オーツ主演の名作『デリンジャー』と比べてしまう。

『デリンジャー』が完成されたギャング映画なのに対し、『パブリック・エネミーズ』はデリンジャーの生涯の後半のハイライト集のような感じ。ただ、各エピソード間の連続性が薄いうえ描き方が浅いので、仲間との深い繋がりや確執が全く描かれていない。ジョニー・デップとクリスチャン・ベールに頼った映画。かなり失望。

そういえば、『パブリック・エネミーズ』では、裏切る女性が赤いドレスを着ていなかった。あれ?「自分を破滅に追い込む女」を意味するLady in Redの由来ともなったぐらいだから赤いドレスかと思いきや、Wikipedia英語版の記事によると、実際にはオレンジ色の洋服を着ていたそうだ。この映画でもオレンジ色を着ていたから、それで正解のようだ。


(2009/12/21追記)ところで、私は『デリンジャー』やそれ以外の映画や本などでジョン・デリンジャーが射殺されたのを知っているが、それを知らずに観た人、特にジョニー・デップのファンというだけで観た女性は、ジョニー・デップがむごい殺され方をするのでショックを受けるんでないかね。

2009年12月16日水曜日

遠き面影 ロバート・ゴダード著 (講談社文庫)

ロバート・ゴダードの新作『遠き面影』はさすがの出来。ゴダードにハズレなし。

実直というか、素直というか、一直線というか、策士には到底遠い真っ直ぐな主人公が事件に巻き込まれ、どんどん深みにハマりつつも真相を探るという、お決まりのパターンだが、最後の最後までラストを悟らせず、読者に謎かけしたまま怒涛の勢いでエンディングまで一気読みさせる力量に衰えなし。

とは言うもののゴダード作品としてはやや小粒なので、このミス、文春ランキングなどの今年のミステリー・ランキングでは、他に優れた作品があったらトップ10入りは難しいかもしれない。逆にトップ10入りしても驚かないが。

後書きによると、ゴダードもこれで19昨目だそうで、それだけ書いていても、このレベルを保っていられるのは素晴らしい。例に出して申し訳ないが、スティーブン・ハンターなどとは大違いだ。

2009年12月13日日曜日

カールじいさんの空飛ぶ家(2009/米)

評価:★★★1/2

笑わせつつも涙がこぼれ落ちるシーンもあり、ほのぼのしていて大変結構だが、何回も何回も観たいかというとちょっと微妙かも。あと、ピクサー映画って子供も大人も楽しめる映画という路線で来ていたと思うけど、この映画は子供は本当に楽しめるのかしら。子供にはちょっと退屈ではなかろうか。

奥さんに先立たれた話にはめっぽう弱いので、この映画でも涙がほろり。妻とはよくケンカして険悪な雰囲気になったりするが、もし先立たれたら私はもう立ち直れないな。奥さんが亡くなると後を追うように亡くなってしまう方っているけど、おそらく私もそのタイプ。無気力人間になっちゃうかも。私のほうがだいぶ年上だから、普通にいけば私が数十年先にあの世に逝くからその心配はあまりしなくても大丈夫だと思うけど。

ちなみに3D版を鑑賞。3D映画も出たての頃は不必要にこちらに飛び出すようなシーンがあったものだが、そのようなわざとらしいシーンがなくて好印象。

2009年12月12日土曜日

Serious Sam: The First Encounter HD

ちょっと投稿の間が開いてしまった。

この前、投稿の間が開いたときは、Oblivionにハマってたせいだったが、今回は Serious Sam: The First Encounter HDにハマったせいだ。

2001年に発売されたSerious Sam: The First Encounterのグラフィックの精度を高くしただけのリメイク作品で、当時と全く同じ作品なのだが、なにしろオリジナル作品は神ゲーだと言われていただけあって、まもなく2010年になろうとしている現在プレイしても、やはり面白い。神ゲーは8、9年経ってもやはり神ゲーなのであった。

このゲームのことを知らない人は、公式サイトのムービーを観るべし。

と言いつつ、公式サイトのムービーでは今ひとつ分からないのだが、普通のFPSゲームに比べると、とてつもない数の敵が一気に襲いかかってくる。その大量の数の敵を強力な武器を使ってバリバリなぎ倒す爽快感がこのゲームの魅力。

弾も潤沢に補給されるので、マジメ系のFPSにありがちな弾が足りなくなるようなことにはならない。強力な武器でドンドンバリバリと撃ちまくれる。正に爽快。

シングルプレイでも面白いが、協力プレイをするともっと面白い。シングルプレイの時よりも、さらに大量の敵が出てくるし、シングルプレイの時と違って、作戦を考える必要がない。とにかく敵の中に突っ込んでいけばいい。シングルプレイでは死んだらおしまいだが、協力プレイでは死んでも弾を豊富に持った状態で生まれ変われるので。

また、公式サイトの作りがまるで、健康グッズの通販サイトのようなチープな作りになっているところから察せられるかもしれないが、ゲーム全般にわたってユーモアが溢れているのも魅力。FPSは、撃ちまくりの殺しまくりで気分が殺伐としがちだが、そんなことにはならない。また、映画や他のゲームをネタにしたセリフやシーンが出てきて、くすりとさせられるのも、他のFPSにはない特徴の一つだ。

2009年12月5日土曜日

20世紀の幽霊たち ジョー・ヒル著 (小学館文庫)

ジョー・ヒルの『20世紀の幽霊たち (小学館文庫)』は、非常に優れた短編集だ。

ジョー・ヒルは、スティーブン・キングの息子であることを隠すために、キング名を使わずプロフィールでも一切明かしていなかったが、売れてからその素性を明らかにした。親の七光りではないことを証明したわけだ。スティーブン・キングの息子ということでデビューしたら、良きにつけ悪しきにつけ色眼鏡で見られることは確実だから、その作戦は正解だったろう。

しかも、本作を読んだ限りでは、短編では巨匠スティーブン・キングよりもうまいかもしれない。もっともスティーブン・キングは、短編はあまり得意ではないような印象を受けるが。

一方、ジョー・ヒルの長編だが、処女作『ハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)』も大変素晴らしい作品だ。いきなりこのレベルの作品でデビューしたのだから、売れないほうがおかしい。雰囲気や構成などはスティーブン・キングの作品そのもの。スティーブン・キングが別のペンネームで書いたのではないかと思うぐらい。素性を隠していたが、ジョー・ヒルはやはり父親の影響を強く受けているようだ。

米国では、『Horns』という次の長編が出版されているほか、2010年2月10日には『Locke &Key: Welcome to Lovecraft 』というコミック・ブック(挿絵はガブリエル・ロドリゲス)が出版されるということで、一日も早い日本語版の出版が望まれる。小学館さん、是非ともよろしくお願いします。

2009年12月4日金曜日

黄昏の狙撃手 スティーブン・ハンター著 (扶桑社ミステリー)

駄作としか言いようがなかった前作『四十七人目の男』で、スティーブン・ハンターは終わったと思った。
だが、その印象は、舞台が日本だったため日本人には粗が見えだけかもしれないとも思っていた。というか、そう信じたかった。

しかし、アメリカが舞台の本作『黄昏の狙撃手』を読んでも、その印象は変わらなかった。もうツッコミどころ満載で、ツッコミどころをご都合主義で肉付けしたような作品だ。

作者が心を入れ替えない限り、やはり「スワガ—」シリーズは終わったようだ。今年、アメリカでは「ボブ・リー・スワガ—」シリーズの最新作『I, Sniper』が出版されたので、そのうちに日本でも翻訳が出るだろうが、もう読まないぞ。

しかし、スティーブン・ハンターの「ボブ・リー・スワーガー」シリーズとその父親の「アール・スワガ—」シリーズは、以前は大変良い小説だったのに、いつからこのようないい加減な作品になったのだろう。

『四十七人目の男』の前の作品は、2004年に出た『ハバナの男たち』だが、それは面白い作品だったようなかすかな記憶がある。少なくとも腹が立った印象は全くないから、この5年の間に、作品の質が随分落ちたということだろうか。

作品の質が落ちたために読まなくなったシリーズものとしては、F. ポール・ウィルソンの「始末屋ジャック」シリーズや、クライブ・カッスラーの「ダーク・ピット」シリーズがあったが、残念ながら「スワガ—」シリーズも仲間入りだ。

シリーズものでも、作品ごとに質が多少上下することはあっても、一定のレベルの作品を出し続けている作家が多い中、このように極端に質が落ちる作家というのはどうなんだろう。もう惰性で書いているのか、十分に稼いでしまったからやる気を失ってしまったのか、質の悪い作品でも売れてしまうため慢心しているのか分からないが、元ファンとしては寂しい限りだ。

ところで余談だが、登場人物の一人が数独を好きだという箇所があるのだが、翻訳の公手成幸氏は、数独を知らないらしくスドクと翻訳していた。数独を知らない人ってまだいるんだなぁ。しかし、翻訳者としては手抜きだろう。プロならば、知らない単語は調べたほうがいいのでは。

Google IME

提供が始まったばかりのGoogleのインプットメソッドをインストールしてみた。

ダウンロードはこのページから。Googleの製品なので当然無料だ。

今、そのGoogle IMでこのエントリを書いているが、反応がほんの気持遅い気がしなくもないけど、変換効率は良い。MS-IMEが嫌いなので(かと言って、XP以降、ATOKも入れてない)、MS-IMEよりはいいような気がするのでしばらく使ってみよう。

ついでにあとで Mac OS Xにもいれてみるが、OS X標準IMのことえりよりは断然良いような予感。

ということで、OS X版の Google IMを入れてみたが、速度はことえりのほうが断然速い。ただ、変換効率は予想どおりGoogle IMのほうが優れているかも。しばらく使ってみることにしよう。というか、このままずっとGoogle IMになってしまう予感。ああ、またしてもGoogleの狙い通りにGoogleに取り込まれてしまう。メールは完全にGmailに移行してしまい、PC、Mac、iPhoneいずれもGmailに完全に依存。大丈夫なんかね、これだけ一つの企業に依存してしまって。

2009年11月30日月曜日

曲がれ!スプーン (2009 日本)

評価:★★★

映画館で邦画を観るのは久しぶりで、高校生の時に観た「八甲田山」以来。というのは、さすがにウソで、実際には「崖の上のポニョ」以来だが、劇場で観た邦画の本数は、この20年で10本いってないことは確実だ。

本作の予告編で、これは面白そうと直感して劇場に足を運んだが、私の直感も当てにならないことが判明。つまらなくはないが、期待値は大幅に下回った。もっと笑える映画だと思ったのにな。クスりとするのが精一杯。笑いの閾値が相当低くないと、声出して笑えない。

全般的に、TVの2時間ドラマのようなチャチな作りと内容。映画館で1800円払う価値はない。私は夫婦50割引で、二人で2000円だったが、それすら勿体無かった。TVで観るので十分だ。

というか、この映画は最初から、DVDで観ることが前提のようで、スクリーンの比率はおそらくTVと同じ16:9。劇場映画としては横幅が狭い。

2009年11月29日日曜日

チャイナ・レイク メグ・ガーディナー著(ハヤカワ文庫)

エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)を受賞しており、スティーブン・キングが飛行機の中で一気読みして絶賛したというのだが、そんなに絶賛するほどの出来かしらというのが正直な感想。確かに中盤までは面白いし、一気に読ませるのだが、後半は妙にご都合主義。

また、主人公が弁護士資格を持つSF作家という設定なのだが、これもどうだろう。作者自身がスタンフォード大学のロースクルースを卒業した後、作家をやっていることをそのまま反映したようだが、SF作家である必然性がゼロ。SF作家に関するくだりも少し出てくるが、物語の進行上、特に意味はない。

とはいえ、これがデビュー作ということを鑑みれば、結構良い。次の作品も読んでみようと思うレベルには達してる。

聖地チベット展

先日、上野の国立博物館でやっていた『御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」 』展覧会に行ったときにチラシで知った、上野の森美術館でやってる「聖地チベット展」に行ってみた。

どんな内容なのかよく分からずに行ったが、今年行った展覧会『トリノ・エジプト展』、『海のエジプト展』、『御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」 』、『THEハプスブルク』(他にも江戸東京博物館の展覧会など幾つか行ったが、思い出せない)の中で、この『聖地チベット展』が一番良かった。

インド仏教をルーツとするチベット仏教の仏像や神像は、同じ仏教と思えぬ日本の仏像・神像とはまったく違う造形で、かつその精巧な出来が素晴らしい。展覧会では、大抵、音声ガイドを借りるが、今回も詳しい説明で大変良かった。



なお、音声ガイドで流れたチベット密教の読経が良かったので、ミュージアムショップでCDを購入。でも、ショップでは2,500円だったが、Amazonでは「Sacred Tibetan Chants」 1,854円。ちぇっ、調べなければ良かった。

2009年11月23日月曜日

2012 (2009 アメリカ)

評価:★★★

ストーリーは一直線で意外性はなくほぼ予想通りの進行。もうちっとひねりがあっても良さそうなもんだが。監督は客をほろりとさせようと思われたシーンも予想通りなので、まったく感動なし。

大地が裂け火を噴き、火山礫が降り注ぐ恐ろしい光景は大したものだったが。それにしても、大陸が移動している時代に生きていた恐竜はこういう光景を目にしたんだろうなぁと関係ないことを考えつつ観てしまった。

2009年11月22日日曜日

イングロリアス・バスターズ (2009 アメリカ ドイツ)

評価:★★★★

CMでは、笑えるおバカなコメディを予想させたが、意外や意外ちょっとグロなアクション映画。ツッコミどころはあるものの見応え十分。

いつもしかめ面で強い訛りで喋りまくるアルド中尉ことブラッド・ピットも魅力だが、ナチスのランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツと、ユダヤ人のショシャナを演じたメラニー・ロランが大変魅力的。

ところで、私が観に行った劇場では、イングロリアス・バスターズを鑑賞した人にTシャツなどが当たるキャンペーンをやっていた。ところが、そのTシャツのサイズは、SとMだけ。

は?なんで?

子供が対象の映画ならそれで良いが、この映画、R15指定で子供は観に行けないんですけど。一体何を考えるとそういうことになるんだろう。というか、何も考えてないから、そういうことになるんだろうけど。

2009年11月18日水曜日

災いの古書 ジョン・ダニング著 (ハヤカワ文庫)

またやったしまった。これ、2年前に読んだ本じゃないか。平積みになってるから、てっきり新刊だと思ったのに、「ハヤカワ文庫の100冊」というフェアで並んでたようだ。買う前にちゃんと奥付で発行日を確認せんといかんな。

読んだ時のメモによると、かなり面白かったようだが、かと言って、私はどんなに面白くても読み直すことはないので、まったくの無駄となってしまった。

2009年11月16日月曜日

テキストサーファー ゲル


私の世代ではおそらく高級消しゴムのイメージがあるドイツのステッドラー社が販売している「テキストサーファーゲル」という蛍光ラインマーカーをご存じだろうか。

ケータイWatchの「本日の一品」コーナーで売り切れ続出と紹介されて以来、売り切れアクセルがさらにグイッと踏みこまれて売り切れ速度が加速した思われる品だ。というか、私もこの記事でその存在を知ったので、後からアクセルを踏んだ口だ。

文具店を巡ったが輸入品なので取り扱ってなかったり、売り切れていたり。Amazonでも売り切れ。さてどうしたものかと思っていたが、ここなら在庫あるんじゃないの?と思われる店を思いついた。行ってみると案の定、豊富に在庫が。

それは成人男子があまり足を踏み入れない店、PLAZAだ。以前、SONY PLAZAという店名だった頃は男が行っても楽しい輸入雑貨や文房具が揃っていたが、最近はすっかり女子高生、女子大生、OL向けの品揃えになっており、男が行かない店になった。おかげで、「カワイイ」品物ではない実用品の本品は、女子高大生やOLの心の琴線に触れなかったらしく、在庫が豊富にあった。

ただ、試し書きでキャップが外れないようにPLAZAが貼ったセロテープ(川崎ラゾーナ店だけかもしれないが)のせいで、ペンがベトベトになっていのは頂けなかった。ケータイWatchの記事あるように、この製品は使うとクレヨンのように減るため、試し書きをされると商品価値が落ちてしまうからやむを得ない措置ではあるのだろうが。(なお、もともと製品に簡単にキャップが外れないシールが貼ってあるのだが、PLAZAはさらに追加でセロテープを追加してる)

使ってみると、なかなか不思議な感触だ。妙に滑らかで、手ごたえなくスルッと紙の上をなぞる感じが新鮮。INKJET SAFEと書かれているように、インクジェットやサインペンのような水性インクで書かれた文字の上をなぞってもにじみにくい(水性インクが乾く前になぞると、さすがにかすかににじむ)。

欠点はキャップが本体軸の後ろに刺さらないことだ。キャップが刺さらないとキャップを紛失してしまいそうだ。2、3日キャップをせずに放置しても乾かないとステッドラー社の製品紹介ページに書かれているが、そもそも本体軸に刺されば紛失しないわけで、これはぜひ改良してもらいたい点だ。

オッド・トーマスの受難 ディーン・クーンツ著 (ハヤカワ文庫)

前作のオッド・トーマスの霊感は、ディーン・クーンツの作品の中でもトップクラスの出来だったが、その第二弾にあたる本作オッド・トーマスの受難は、一気に読ませる面白い作品ではあるが、前作ほどの感動は呼ばない。ちょっと涙がホロっと来る良いセリフはあったけど。

オッド・トーマスのシリーズは全4作で、次の「Brother Odd」はもう原著で読んだが、翻訳が出たらまた是非読みたい。第3作から読んでしまったので、今一つ状況がつかめないところもあったので。でも、早く読みたい気がする一方で、あと2作しかないから終わって欲しくないので読みたくないという矛盾した複雑な思いもある。

2009年11月15日日曜日

クリスマス・キャロル (2009 アメリカ)

評価:★★★1/2 (川崎IMAXで3Dバージョンを鑑賞)

ロバート・ゼメキス監督が「ポーラー・エキスプレス」以来、5年ぶりに作ったフルCG作品。ポーラー・エキスプレスは、トム・ハンクスをモーションピクチャーで撮影していたが、本作はジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファースの3人をモーションピクチャーで撮影。

特にゲイリー・オールドマンとコリン・ファースはCGになっても本人そのまま。ゲイリー・オールドマンは、「レオン」で超悪者を演じていたことから想像もつかない役どころで笑える。

ただ、「ポーラー・エキスプレス」が素晴らしい作品だったので期待しすぎたせいもちょっとあると思うが、作品の出来としては、1970年のロバート・ニーム監督が作ったミュージカル仕立ての「クリスマス・キャロル」を超えてない。というか、並んですらいない。まぁ、ロバート・ニーム版クリスマス・キャロルは名作中の名作だから、ロバート・ゼメキス監督と言えども超えるのは難しかったかもしれない。特に原作のチャールズ・ディケンスの「クリスマス・キャロル」のストーリー通りに進行する以上、あまり独自の解釈などは加えられないし。

原作のクリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)を未読の人は、ぜひ読んでもらいたい。ちなみにロバート・ニーム監督版は、原作をすら超えた名作なので、こちらもぜひ一度。

パイレーツ・ロック(2009 イギリス、ドイツ、アメリカ、フランス)

評価:★★★★

舞台は1966年のイギリス。ビートルズやローリング・ストーンズが世界中の若者を熱狂させていた時代。当時イギリスのラジオ局は国営放送のBBCだけで、しかも、ブリティッシュロックの黄金期だというのに、そのBBCが1日に流すポップ・ロックミュージックはなんと45分以内と法律により制限されていた。そこで、誕生したのが、海賊ラジオ局。法律が適用されない公海に船を停泊させて、24時間ロックを流しまくる人気ラジオ局の内外で起きる騒動を描いた映画。もちろんザ・フー、ザ・キンクス、プロコル・ハルム、クリームといったごきげんなクラシック・ロックがかかりまくる。

船の内外で起きる騒動は映画の中だけの話だが、ある海賊ラジオ局が人気を博して国民の多くが聴いていたというところまでは本当だそうだ。海賊ラジオ局のDJたちは後に全員BBCでDJを勤めたそうで、そのあたりは太っ腹な国だなぁ。日本ではありえないね。

2009年11月8日日曜日

幽霊の2/3 (ヘレン・マクロイ著)創元推理文庫

本作、幽霊の2/3 (創元推理文庫)は、長らく廃刊となっていたが、創元推理文庫創刊50周年の際に読者の復刊リクエスト第1位となり、復刊となった作品だそうだ。古い翻訳物を読むと、今時、こういう言い方しないよな、とか、今となっては意味が分からない言い回しがあったりするものだが、復刊と言っても新訳なので、読んでて違和感はなく、その点は問題ない。

リクエスト第1位となっただけあって、最後の最後まで謎解きが分からず面白かったが、少々玄人好みと思われる。1956年の作品なのでまだ50年とちょい前でしかないのだが、やはり時代背景が少々クラシックだし、殺人事件も地味だし、血湧き肉踊るような展開にはならない。小説家、批評家、出版界の裏話というかパロディのようになっているので、ミステリー小説を読み慣れた人や出版界にいる方々には面白いだろうが、一般の読者にはちょっと地味かもしれない。

このシーンは何の映画?

昨日から、What the Movieというサイトに、ハマってる。表示された画像を観てその画像が、何の映画の1シーンなのかを当てさせるサイトなのだが、これがなかなか難しい。

即座に分かるものもあれば、あー、この映画観たけど、何の映画だっけなー、とフラストレーション溜まりまくりになるものが多い一方、その逆に、一度も観た事がないけど、この俳優がこういうシチュエーションにいるんだから、きっとあの映画だろうと推理して正解する映画も結構ある。

俳優名や監督などが思い出せれば、シネマスケープInternet Movie Databaseで調べれば分かるが、俳優名も何も思い出せず、ただ観たという記憶だけしかない映画はお手上げ。

正解数や順位が分かるので、まず登録してからやることをオススメする。

なお、私は現在、374 118 問正解(正解率15.3 4.99 %)で、23,420人中 759 1867 位。先はまだまだ長い。ちなみに1位は、1696問正解で、正解率71.05%。すごいなぁ。



ところで、得点システムが少し分かって来た。

  • 投稿されてから31日以上経過した画像は、たとえ正解しても得点が貰えず、正解数、正答率、ランキングには影響しない。ということは、新しいユーザはかなり不利。
  • 投稿されたばかりのNew Submissionというカテゴリーにある画像は正解しても、すぐには得点がつかない。その画像が承認された後に自動的に得点がつく。

2009年11月2日月曜日

フェラーリだらけ

昨日の朝、御殿場プレミアムアウトレットに向かうべく、東名高速下りを走っていたら、後ろから真っ赤なフェラーリが甲高いエンジン音を響かせながら迫って来た。やっぱり他の車と全然音が違うのね。

昼過ぎには買物を済ませて、再び東名を走っていたら、今度は銀色のフェラーリが後ろから。そそり立つばかでかいリアウィングが目立つ。

しばらくしたら、今度は真っ赤なレースカーみたいな巨大な車が来た。なんじゃ、このすごい車は、と思ったら、フェラーリのマークが。

そして、東名を横浜町田で降りたら、そこには今朝見たのと同じ車種の銀色バージョンが。

一日にこれだけフェラーリを、しかも珍しそうな車種ばかり見たということは、富士スピードウェイでフェラーリが集合するイベントがあったんだろうな。

家に帰ってから調べたら、1台目と4台目はF430、2台目はF50、3台目はエンツォ・フェラーリというそうで。

エンツォ・フェラーリは、世界に399台(後に1台追加されて400台になったそうだ)、日本には33台しかない稀少車だそうだから、今後見ることはもう二度とないだろうね。

ところで、4台見たフェラーリは、3台が足立ナンバー。足立方面に多いお仕事の方々は、お金を沢山お持ちのようで…。

当日、富士スピードウェイでチャレンジカップというイベントが開催されていたようですね。

2009年11月1日日曜日

ホワイトアウト (2009 アメリカ、カナダ、フランス)

評価:★★★1/2

「ホワイトアウト」と言っても、織田裕二が主演した2000年の同名映画とは違う。外では零下55度の嵐が吹きすさぶ南極の基地で起きた殺人事件を捜査する女性捜査官の活躍を描いた、ケイト・ベッキンセール主演のハリウッド映画。

アメリカで2009年9月に公開されたばかりだが、初登場の週に興行収入第7位とパッとしなかったせいなのか、日本では公開劇場(公開劇場リスト)が少ない。宣伝も全くされてないし。

だが、アメリカでウケなかったからと言って、日本の公開劇場を減らす必要もないのでは。日本の配給会社の人も、自分で観て面白いと思ったら、公開劇場数も普通にすればいいし、宣伝にもお金をかければいいのでは。だって、この映画、結構面白い。ものすごく面白いという訳でもないが、よくありがちなご都合主義なところや、あからさまなストーリー上の欠点もないし。確かに「ソードフィッシュ」を監督したドミニク・セナが監督ということで、同じレベルを期待してしまうと、ちょっとガッカリするかもしれないが、平均点以上の作品であることは間違いない。

2009年10月31日土曜日

エリック・ガルシア著「レポメン」(新潮文庫)

誰しも人工臓器を入れて寿命を延ばすのが当たり前になった時代。高価な人工臓器のローンを支払えなくなった客から、人工臓器を強制回収する荒っぽい仕事を職業とする取り立て屋は、通称レポマンと呼ばれる。一流のレポマンである主人公が、自らの半生を綴るという形で進行する本作は、映画化された「マッチスティック・メン」の作者、エリック・ガルシアの新作だ。

本作「レポメン」も、フォレスト・ウィッテカーとジュード・ロウ主演で映画化され、2010年4月にアメリカで封切られるが、確かに映画にすれば面白い題材であり、日本での公開が待ち遠しい。だが、小説の出来としてはどうも今ひとつ。

読み終わるのに1ヵ月ちょいかかっってしまった。1日数ページづつの牛歩進行。決してつまらなくはないのだが、早く次のページを読みたい!という推進力には欠ける。いわゆる英語で言うところのPage-turner(読み出したら止められない本)ではないので、諦めが早い人は途中で読むのを止めてしまうだろう。

主人公の回想録となっているため、時代と場所がぽんぽん飛ぶところがイヤだという人もいるかもしれないが、よく練られている上手い構成なのでその点は気にならなかった。だが、未来で使われる固有名詞や単語が何の説明もなく、ためらいなく使われているところは、最近観た(ようやく!)スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」を彷彿させる。最後まで読むとなんとなくどういう意味なのか想像がつくようになってるが、やはりこれはどうも違和感があるし、とっつきが悪い一つの原因になっている。

もっとも、そんなことは些細な点であり、残り数十ページになるまで、大した事件が起きるわけでもなく、レポメンになったいきさつや過去4回の離婚話が語られるだけという進行の遅さが一番の原因であること明らか。短編小説にしたら小気味よい作品になったことだろう。後書きに、元々は短編小説でそれを長編に書き直したことが書かれていた。短編のままにしておけば良かったのに....。

エリック・ガルシアは、小型化した恐竜共が人間の皮をかぶって現代社会で隠れて生活しており、ヴェロキラプトルが私立探偵となって活躍するという奇想天外な発想の鉤爪シリーズ「さらば、愛しき鉤爪」、「鉤爪プレイバック」、「鉤爪の収穫」がやはりなんと言っても面白い。鉤爪シリーズの面白さを期待して、本作を読むと大いに失望させられること間違いなし。

2009年10月26日月曜日

V:PORT (ヴァージン・アトランティック)

ヴァージン・アトランティックの成田・ロンドン往復便の機材はA340-600だったが、この機材には、V:PORTというインフライト・エンターテイメントシステムが搭載されていた。

私の耳は音を聞き分けるしっかりした性能を持っておらず、信憑性は大して高くないが、JALに搭載されているMAGICシリーズよりもかなり音質が良いように感じた。機内で配られる安っぽいヘッドフォンではあまり分からないと思うが、BOSEのQuiet Comfort 2では、非常に満足がいく音質だった。

ちなみに、ヴァージン・アトランティックに乗るのは20年ぶりだが、20年前はエコノミーでもヴァージンのマークがついたヘッドフォンが無料で貰えたが、今回はプレミアム・エコノミーに乗ったがヘッドフォンは呉れなかった。ま、今どきあんな安っぽいヘッドフォンはいらないけど。

V:PORTは、MAGIC IIIなどと同様、オンデマンドで映画、音楽、TV番組を観られる点は一緒だが、なんと言っても選択肢が多くて良い。映画は43種類がオンデマンドで視聴可能。もっとも日本語字幕があるのは1/4ぐらいだったけど。音楽はさすがにヴァージンだけあって、数えてないが非常に豊富。

有料なので試さなかったが、地上へemailを送信することも可能(日本語は不可)。

悪いというほどではないが、不便だったのは、ディスプレイがタッチパネル対応ではないこと。また、かつコントローラーのユーザ・インタフェイスも悪いというか不便だった。カーサーを動かす左の十字キーの中央のボタンが決定ボタンになっていれば片手で操作できるし自然なのに、右側のstart,、pause、FW、RVキーの中央のボタンが決定キーになっているため、不自然で使いづらく、しょっちゅう間違った。

非常に悪いのは、OSの堅牢性が低くて、すぐにクラッシュすること。


行きのロンドン行きで、私のターミナルがフリーズし、CAに頼んでリブートしてもらったが、ターミナルは2台1組となっているようで、隣の人のターミナルも一緒にリブートされた。幸い隣に誰もいなかったから問題なかったが、もし隣の人が映画を見ていたとしたら、見も知らぬ人のフリーズのせいでリブートされて映画が中断したら腹立つだろう。


ロンドン行きのフライトでは、もう一度フリーズした。もう一度呼ぶのも悪いなぁと思っていたら、前席の外国人女性のターミナルもフリーズしCAに文句を言っていたので、後ろから声をかけて、私のターミナルもフリーズしてるのでリブートしてくれと頼んだ。すると、それを聞きつけた隣の列にいた日本人男性も、ここら一体はみんなフリーズしてると加勢。結局、飛行機全体がフリーズしていたようで、機内全体でリブートするというアナウンスが入った。

東京への帰国便でも一度フリーズし、3回目なので面倒で放ったらかしにしていたら、通りがかったCAがフリーズ画面を目にしたようで、何も言わなくてもリブートされた。

フリーズ画面に”Please press Enter to activate this console”というメッセージが出ていることから、V:PORTのOSはLinuxベースだと思われるが、堅牢性をもっと上げてくれないと、乗客も困るが、しょっちゅう呼ばれるCAの仕事にも差し支えがあるだろうて。

2009年10月24日土曜日

コラーゲンでお肌プルプル? んな、アホな

コラーゲンたっぷりだからお肌プルプルとかツヤツヤ、とかTVでしょっちゅう目にするが、はっきり言ってデタラメ。

コラーゲン自体を肌に塗ったら、何らかの効果が出るかもしれないが、食べてもお肌になんらかの変化がでることはありえない。ああいう嘘をTVで繰り返し放映するのは放送倫理上問題ないのだろうか?

コラーゲンは、プロテインの一種にすぎない。プロテイン、すなわち日本語に直せば、たんぱく質だ。たんぱく質を食べたことにより、皮膚に変化が生まれるなど考えられない。食べたら、他のたんぱく質同様に分解されてアミノ酸となるだけ。

コラーゲンを豊富に含んでいる食材はプルプルしているが、プルプルしているものを食べたらお肌がプルプルになるのだったら、こんにゃくやプリンを食べたってプルプルになることになる。食材の性質が肌に反映されることなどありえないのだ。硬い物を食べてお肌がカチカチになったり、ブツブツのものを食べてお肌がブツブツになったら大変だぞ。

しかも、最近、鍋物とかに入れるためのコラーゲンを売ってるが、あれ、コラーゲンも入ってるけど、プルプルなのはただのゼラチンである。

ゆえに、ちゃんとしたメーカーのコラーゲン製品には、お肌に対する効果など、どこにも書いてない。そもそもありもしない効果をうたったり、仮に効果があるとしても、厚労省の認可を取ってないのに効果のことをうたってしまったら、薬事法違反になるからだ。もし本当に効果があるのなら、各メーカーも必要な試験を行って、特定保健用食品の認可を得るだろうが、なにしろ効果がないからそんなことはやらない。

ただ、コラーゲンは上に書いたように体内でアミノ酸となるので、お肌に対する効果はなくても、体に良いことは間違いない。ジムやランニングなどで運動したあと、十分なたんぱく質を摂取しないと筋肉はつかない。その点、コラーゲンはたんぱく質が豊富なので、プロテインの粉末やドリンクを飲んで筋肉をつけようとしている人にもオススメだ。

私は、プロテインの粉末も飲んでいるが、朝食はお手軽にコラーゲンドリンクを飲んでいる。コンビニや薬局で売ってるコラーゲンドリンクは、どれも女性向けのデザインでちょっと恥ずかしいけど。店員には、こんなオヤジがお肌プルプルにしてどうすんだよ、と心の中でツッこまれていることだろう。

コラーゲンドリンクは各種売っているが、一番のオススメは、ロッテから販売されている「コラーゲンドリンク10000+ビタミンC1000」だ。

コラーゲン10000という製品名から分かるように、コラーゲンが10,000mg入っている。ということは、すなわちたんぱく質が10gだ。他のコラーゲンドリンクより群を抜いてたんぱく質の量が豊富なので、運動前後に飲むのに最適だ。量が200mlしかないので手軽に飲めるし。豆腐や納豆がたんぱく質が豊富で有名だが、たった200mlで豆腐や納豆よりも沢山のたんぱく質を摂取できるのだから素晴らしい。

ところで、それで思い出したが、サントリーから出ている「プロテインウォーター」もちょっとインチキくさい製品だ。490ml中にプロテインが2.5gしか入ってない。

コラーゲン10000と、たんぱく質の総量で比べると1/4となるが、コラーゲン10000は100ml当たり5gの含有量、一方のプロテインウォーターは100ml当たりたったの0.51g。1/10の含有量だ。それなのに細マッチョを目指す人になんて、筋肉がつくと消費者に誤解させるような宣伝をしているのはどうか。ま、太マッチョになると宣伝してないところだけは良心的といえば良心的だが。

2009年10月21日水曜日

マーシャル博士の恐竜ランド (2009 アメリカ)

評価:★★★

映画館で観ようと思っていたのに観逃したが、ロンドン行きのヴァージン・アトランティック航空内でやっていたので、これ幸いと鑑賞。

が、今までに観たウィル・フェレル主演映画の中で最もつまらない。全然笑えなかったよ。

たぶんパラレルワールドやら、恐竜やら、類人猿やら、未知のヒューマノイドなどと話を膨らませたうえ、目立つキャラが他にもいたため、フェレル活躍の場が少なかったせい。

もっとも、アメリカで、1974年から3年間放映されていた人気TVドラマの映画化だそうだから、話が膨らんだり、他にも目立つキャラがいるのは仕方がないのかもしれないが。だが、もっと小さい世界、こじんまりした世界の中でこそフェレルの「なんかおかしい」キャラは生きるのでは。

(追記)案の定、2009年のつまらない映画賞、ラジー賞7部門にノミネートされたね。さもありなん。

2009年10月19日月曜日

Moon (2009 イギリス)

評価:★★★1/2

ヴァージン・アトランティック航空が10月度イチオシとして挙げていた映画だったので、日本語字幕も吹替もなかったが、英語版を機内鑑賞。

月面基地で3年間たった一人で働いてきた主人公が、孤独の勤務を終えて地球に帰着する2週間前に起きた事故をきっかけに発覚した驚愕の事実を描いた作品だ。

たった5億円という低予算で作られ、しかもダンカン・ジョーンズ監督の初監督作品だそうだが、緊張感あふれるサスペンスSF映画の佳作。(ちなみにジョーンズ監督は、デビッド・ボウィの息子)

低予算のため、確かに月面を走る車とかはミニチュア感ありありだが、宇宙基地内のセットはよくできている。『2001年宇宙の旅』の影響はかなり強く受けている作りだが。劇中に登場するコンピュータもHALを連想させるし。あと、プロットは『サイレント・ランニング』の影響も受けていそうだ。

実質的に、俳優はサム・ロックウェル一人しか出てこないに等しい。劇中に登場するコンピュータの声はケヴィン・スペイシーが担当しているが。よって出演料もかなり低く抑えられている。

いくつか賞は獲ったものの、アメリカでもロスアンジェルスとニューヨークだけで限定公開されたそうで、日本では劇場公開は難しいかも。DVDリリースとなりそうが、機内映画ではカットされたシーンもあるし、台詞が聞き取れないところもあったので、DVDでぜひもう一度観たい。もちろん劇場公開されたら、劇場でも観たい。

<<追記>>4月から恵比寿ガーデンシネマなどで、『月に囚われた男』という邦題で公開が決まったそうで、なによりである。

2009年10月18日日曜日

フニオチコンテスト in 日吉

フニオチコンテストと聞いて、なんのことか分かる人は多くなかろう。

出場者が自分にとって「腑に落ちないこと」を出場者が発表し、優勝者を決めるというコンテストなのだが、これを主催してるのが、ふかわりょう。それだけ聞くと微妙な感じ。

2009年2月に大井町きゅりあんで第1回が開催され、8月に北沢タウンホールで第2回、そして12月に再び大井町きゅりあんで第3回が開催されるそうで、どうやら人気があるらしい。

で、そのフニオチコンテストが、今年の連合三田会大会で開かれた。

ふかわりょうが司会ということで、かなり微妙な感じだろうし、どうせつまらないだろうから途中で出ようとなめていたのだが、意外や意外かなり面白く、1時間半があっという間だった。

なにより意外だったのが、ふかわりょうの司会がうまい。

昨年の連合三田会大会では、なんでも鑑定団が開かれ、住田隆の司会が面白くてさすがプロだと感心したが、ふかわりょうも意外や意外、面白くてさすがプロだと感心。テレビで観てると、ふかわりょうって面白いんだか面白くないんだか分からないというか、一般的にはツマラナイと思われているような気がするが、テレビより現場でのほうが面白いタイプなのかも。素人いじりもうまいし。

ちなみに、ふかわりょうの髪型だが、イッテQでばっさり切られたので気になっていたが、ほんとにばっさり切られてた。なぜそうなったのかということの説明は本人からなかったが。

吊り輪があるホテル

ベルリンで泊まったホテルのフィットネスルームには、なんと吊り輪があった。

このホテルは旧東ドイツ側にあるのだが、さすが元体操王国だ。

今回の旅は、機内持ち込みできる小さいスーツケースなので、余計なものを入れるスペースがないため、運動用具は持って来なかったため試せなかったのが心残り。
手元がぐらぐらする吊り輪は力が入りにくくて難しいそうだが、懸垂ぐらいはできたかな?

そういえば、余計なものを入れるスペースがないといえば、機内に持ち込めるカバンの大きさは決まっているのは、体が大きい人に損だよなぁ。小柄な人に比べると、入る物の数が限られてしまうもの。

一番のネックは靴。畳む事ができないから、とにかく場所を取る。

靴の中に、下着や折り畳み傘(そう、デカイから、普通の折り畳み傘だってスッポリ)を入れたりして、なるべくデッドスペースを減らす工夫をしているが、いかんせんデカくて邪魔。

先日買ったWolverineのブーツなんて、普通の人のスキーブーツぐらいの大きさがある。そんなものを入れたら、スーツケースなんてすぐに一杯になっちゃう。

しかも、大きいということは重いということも意味をする。

チェックインで預ける大きいスーツケースは重量制限があるが、その点でも不利。小柄な人よりもスーツケース内に入れている物の点数は少ないのに重いんだから。

もっとも、その分、体重も重いわけで、体重が重いのに体重が軽い人と同じ運賃で乗れてちょっと得しているのかもしれないが....。

2009年10月16日金曜日

ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(Billy Elliott the Musical)

ベルリンからロンドンに移動してきた。ロンドンは1泊のみで時間がないが、ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(Billy Elliott the Musical)を是非と観たい。

日本ではあまり知られてないが「リトル・ダンサー」という素晴らしい映画の監督と脚本家が自らミュージカル化したもので、今年、ブロードウェイでトニー賞15部門にノミネートされ、10部門を獲得した。

今、ニューヨークで最も人気があるミュージカルだが、ここロンドンでは2005年から公演しているので、人気も一段落しており、当日でもチケットはおそらく手に入るだろう。

ヒースロー空港から、Heathrow Expressに乗ってパディントン駅に到着。Marriott Hotel Marble Archまで歩いてチェックイン後、すぐに地下鉄でレスター・スクウェアの正規半額チケット販売所のtktsに向かう。

が、ビリー・エリオットのチケットはない。ちょっと甘かったか。

ま、もともと安く手に入れることにはさして興味はない。ロンドンのtktsを利用したことがないので、一度使ってみようと思ったという程度。

ゆえにレスター・スクウェア周辺にたくさんある安売りチケット屋には目もくれず、地下鉄で劇場に向かう。

劇場のVictoria Palace Theatreは、その名前の通り、ロンドン南のターミナルであるビクトリア駅の正面にある。

劇場についてみると、高い席から安い席までチケットはまだまだあるという。せっかくの機会なので迷いなく、ベストの席を買うと伝える。

前から11列目で中央から3席左にずれただけのかなり良い席だ。60ポンドと少々値段は張るが、日本円にすれば9,000円。一番高い席でも日本よりかなり安い。

さて、公演内容だが演出が素晴らしい。踊りも素晴らしい。舞台装置も良く出来ている。ビリー少年の踊りが、映画よりもかなりアクロバティックだが、舞台演出上の驚きと感動に繋がっている。

ただ、曲は私の心の琴線に触れるものは一つもなかった。エルトン・ジョンが作曲しているので、大いに期待していたのだが。メロディを覚えた曲は1曲もなし。むしろ、あれ?この曲って、なんかの曲に似てない?という曲が一つあった。それがなにの曲なのか、思い出せなかったが。

ひとつ問題があったのが、イギリス北部が舞台なので、映画もそうだったがミュージカル版も出演者達のほとんどが非常に訛の強い英語を喋るため、かな~り聞き取りにくいこと。
映画とやや違うところもあるが、概ね映画の通りの進行なので、ストーリーの理解には問題なかったが。

トニー賞を獲得したということで、ビリー・エリオットをこれからニューヨークかロンドンで観る人が多いと思うが、基となった映画「リトル・ダンサー」を事前に観ておくことを強く勧める。映画を観ずにミュージカルを見てしまうと、おそらく殆どの日本人は細かいストーリーが理解できない。

ビリー少年の熱い思い、親父と兄貴の葛藤、炭鉱夫達の気持ちなどが理解できないと、このミュージカルを十分に楽しめたと言えない。

繰り返すが、『まず映画を観てから劇場に向かうように』。



ちなみに、場内はスタンディング・オベーションだったが、実際にはそれほどの出来ではない。私を含め、前が立ってしまって見えないから、しぶしぶスタンディングという人も多く見られた。

そもそもスタンディング・オベーションと作品の出来はしばしば一致しない。

ブロードウェイやウェストエンドで観劇している人は目が肥えた人ばかりではなく、観光客が多い。生まれて初めて観るミュージカルで感激してしまい、たやすくスタンディング・オベーションが出やすくなっているので。

2009年10月15日木曜日

初めてのベルリン

ドイツに来るのは、丁度20年ぶり。前回はデュッセルドルフとケルンに行ったが、今回はベルリンだけ。

仕事の合間に2時間だけ時間が空いたので、市内をささっと歩いて回ったが、そこら中の建物が歴史的建造物っぽいが、ガイドブックを持ってないので、どの建物が何なのかさっぱり。

一目瞭然で分かったのは、世界陸上のマラソンやベルリンマラソンのゴールでお馴染みのブランデンブルグ門ぐらい。写真を撮りまくったので、帰国後に、記憶を頼りに地図と照らし合わせて、何の建物だったのか調べてみなくては。

夜は、会議後のディナー接待はパスさせてもらって、ポツダム広場のArkadenという新しいショッピングモールに行ってみた。iPhoneのRunKeepというアプリで計測しつつ歩いたところ、ホテルから片道2.3km。お散歩に丁度良い距離。

お目当ては革靴。夏休みにソルトレイクシティに行ったときにも靴を買っているが、今回も買物は靴だけ。なにしろ日本では29cmの靴はほとんど手に入らない。御徒町にある、大きいサイズの靴の専門店「靴のヒカリ」だけが頼りだが、靴の種類が少ないし、値段も安くない。

なので、欧米に行ったときには、いつも靴を買う。有名なブランドシューズを買う気はさらさらなく、聞いたことない安い靴ばかりだが。

今回は、BorelliというメーカーとGallusというメーカーの革靴を一足ずつ。合わせて89.80ユーロ。12,000円ぐらい。安いなぁ。

しかもサイズが豊富。というか、行った靴屋で見かけた一番小さいサイズが27cmだった。私にとってはサイズが豊富で天国のような世界だが、ベルリンに住んでる日本人は、小さいサイズがなくて困ってるだろうなぁ。

2009年10月14日水曜日

ヒースロー空港でぼんやり

ヒースロー空港に着いてベルリン行きのフライトを待ってるけど、3時間することがない。一人だから話し相手もいないし。

ヒースロー空港は、ちょっとしたショッピングモール並に店が多いから、買物好きならいくらでも時間潰せるんだろうけど。

とりあえずPRETというデリでサンドイッチ買ったとこ。これが今晩の夕飯だ。


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というメッセージが入ったが、iPhoneのBlogPressというソフトで投稿してみたが、出来はまだイマイチだな。MMSで投稿するのと対して変わらない。

もっとも過去に投稿したエントリの修正とかができるのはいいけど。

2009年10月11日日曜日

全長1365kmのゴルフコース、ナラーバー・リンクス

Nullabor Linksのコースレイアウト図を見て笑った。オーストラリア南海岸に1ホールごとに散らばっているが、これは広過ぎだろう。

なにしろ、オーストラリアは広い。全ホールを回るのに、3日から1週間かかるというが、そりゃそうだろう。





Google Mapsで日本を切り取って並べてみたのがこちら。


札幌から博多までが、約1418kmだから、札幌から博多の間に18個のホールが点在してるって感じか。日本では考えられないスケールですな。

iPhoneの水没マークの数

先日、Genious Barに行ったときのこと。

イヤホンジャックとドックコネクタを、小さな顕微鏡みたいな器具で覗いているので、水没マークですか?と聞いたら、そうだとのこと。

iPhoneの水没マークは2つか、と聞いてみたところ、どこにあるか教えられないが、iPhoneには水没マークが5つあるとのこと。

5つもあるのか!

最近、iPhoneの調子が悪いぞ

10/6に書いたが、投稿してなかった記事をいまさらながら公開してみたりする。

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最近、どうもiPhoneの調子が悪い。

スリープから起こしても、画面が暗いままのことがよくある。
スリープから全く目が覚めないこともあった。その時は充電中でもないのに、iPhoneが熱くなっていた。画面は暗いけど、裏では一生懸命、何かが動いていたらしい。

復元しても直らないので、銀座アップルストアのGenius Barを予約して行ってみた。

その場では症状が再現しなかったが、3.1になってから同じような症状を訴える人がいるとのこと。

隣で相談してる女の子は新品に交換してもらっているので、内心、自分も新品か?と期待してたのに、ソフトの問題でがっかり。

それにしても隣の子は、新品になるというのに、不満そう。どうやらしばらく同期してないらしく、写真とかが消えてしまうのだろう。でも、いいじゃん、君は新品になるんだから。こっちはソフトの問題だから、バグフィックスされるまで我慢しろってことになりそうだぞ。

裏で診断していて待たされている間に、こんなことを考えていたが、正常な使い方をしていることが確認できました、とのこと。Jailbreakしてないってことを言ってるのかな?

ただ、症状の再現性はないけれど、筐体にクラックがあるので、AppleCareの保証で新品に交換しますとのこと。

なに?!ラッキー。クラックはごくごく小さいものなので、何にも気にしてなかったのに。

ただ、OSの問題なのに、新品に変えたからと言って直るのかしらと思ったが、同じ3Gでも、おそらく若いリビジョンの3Gにでる問題で、最近製造された3Gならば大丈夫ってことなのだろう。

ところで、新品になってから気づいたが、スリープボタンの触り心地が全然違う。

  • 押した感触が固い
  • ボタンの角が指に当たる
  • ボタンが出っ張ってる

スリープボタンは、少なく見積もっても一日に10回は触ってるかな。とすると、14ヶ月x30x10=4200回。

少なくとも4000回は触っているうちに角が取れて、スプリングだかバネが柔らかくなって、ついでにちょっと引っ込んでしまったらしい。

しかし、新しくなったのは嬉しいが、来年の夏、新型iPhoneが出た時に、今にiPhoneのバッテリもだいぶ弱くなってきたし〜、と言い訳しつつ新型を買おうと思ってたのに、言い訳がなくなっちゃったじゃないの。

後日談。
新しくなったiPhoneでも、スリープ問題は解決せず。あいかわらず、スリープ復帰後も画面が暗いことがある


さらに後日談。
スリープから復帰しない問題を解決した3.1.2が、10/9にリリースされた。10/6にアップルストアに持って行って、10/9に3.1.2がリリース。3日遅れたら、問題解決してアップルストアに持って行かないところだった。持って行かねば新品にならないところだった。やはりラッキーだったな。

2009年10月5日月曜日

座敷わらしはどこに行った

目撃すると出世するという「座敷わらし」が出ることで有名だった緑風荘が全焼したそうだ。

この旅館に泊まったことはないが、この記事を読んであるエッセイを思い出した。というか、このエッセイで私は緑風荘の座敷わらしを知ったのだが。某法律関係団体の会報誌に掲載されたのだが、非常にお堅い雑誌であり、また、お堅い人揃いの集団なので、記事の信憑性は高いと言えよう。

エッセイは1975年頃の話だそうだが、かいつまんで書こう。
筆者が友人とバイク・ツーリング中、金田一温泉で「座敷わらしと混浴の宿 緑風荘へようこそ!」という看板を目にしてその日の宿を決めたが、座敷わらしの出る部屋は特別料金なので普通の部屋に泊まった。
夕飯後、テレビを見ながら酒を飲んでいるうち眠ってしまったが、一瞬だったようで、蛍光灯は点いたままで、テレビもさっきと同じ番組。ただ、部屋に筆者と友人のほかにもう一人いた。そう、座敷わらしである。特別料金の部屋じゃないのに。
時計を見ると21:25だったので、枕もとの地図に21:25と書き込んだ。そのあとの記憶はなく、気が付いたら翌朝。だが、枕もとの地図には21:25という書き込みが。
というものだ。

緑風荘は最近は3年先まで予約が一杯で、このように飛び込みで泊まることなどできなかったそうだが、まだ人気がでる前はお金さえ出せば泊まれた素朴な感じだったんですね。

ところで、この当時は混浴だったようだが、最近はどうだったんだろう?

最後に引用としては少々長すぎるが、そのエッセイの最後のパートをそのまま掲載しよう。
この出来事は、未だに私にとって解決されない心の“しこり”となっている。この手の話の多くは作り話である。これが作り話でないことの証明はできないが、ただ、作り話でないことは私自身が知っている。読んでいただいた方が作り話だと判断されることは自由だが、それでは私自身の心の“しこり”は一向に取れない。とりあえず、作り話でないことを前提にしていただきたい。

夢を見たのか。

確かに、「座敷わらし」の容貌・服装等見たままを具体的に描写せよと言われたら、まるでできない。今となっては、「水木しげる」の漫画に出てきそうな「座敷わらし」の画が想起されてくるだけである。

重大な事態が起こっている中で、「座敷わらし」に直接対峙(対話を試みるとか、触ってみるとか)しようともせず、再び寝入ってしまったのも不自然ではある。しかし、地図上の“21:25”の書き込みが残っていたこと(この地図自体は現存しないが、書き込みの存在は相棒の証言によって立証する予定である。)はどう説明したらいいのか。

夢と現(うつつ)が混濁した、つまり、寝ボケたか?寝ボケ行動は癖のようなもので、何度も起こるものだと聞く。しかし、寝ボケて何かしでかした、という経験は後にも先にもない。

恐怖感から幻覚を見たか?

「座敷わらし」は恐怖の対象どころか、むしろ、出ることを待望すべき対象である。仮に、得体の知れない妖怪一般に対する無意識的恐怖があったとしよう。しかし、私は心霊スポットとしてはもっと怖い場所に何度も行った経験があるが、そのような場所で同様の経験をしたことはない以上、ここでだけ幻覚を見るのはバランスを欠いている。

逆に、出世をしたいという熱望による期待感が幻覚を呼んだというのはどうか。

出世のための方法論として、妖怪に自らの命運を託すよりは、自らその道を切り拓く努力をする方が健全だと思うだけの判断力は持っているつもりである。したがって、幻覚をみるほどの真摯な期待感はなかったと思われる。

それならばいっそのこと、本当に出没した、とシンプルに考えるのはどうか。

しかし、なにしろ“妖怪”である。世の中には「精神エネルギーがもたらす各種の現象」、「霊魂」、あるいは「地球外生命体が乗った飛行物体」の存在を信じる人も多い(これらの人々を“オカルト派”と称しておく)。オカルト派の人々からは、これらをいっしょにするな!と怒られそうであるが、なぜか同一人がこれら全ての存在を信じる傾向があるため(「三位一体説」)、意外に怒られることは少ない。が、「妖怪」をいっしょにする発言をすると、急に怒られることが多くなる。オカルト派の内部でも、「妖怪」をも含めてその存在を唱える者(「四位一体説」)は異端とされるらしい。しかし、「妖怪」と「霊魂」との間にそれほど有意的な違いがあるようには思われない。オカルト派の人々に対しては、どうせなら、あらゆる超常的なものをおおらかに全部受け入れるだけの寛容さを期待したいところである。

それはそれとして、このようなオカルト派(但し、異端の人々を除く)の人々にとってさえ否定される「妖怪」が出没したなどということは、非オカルト派である私にとっては口が裂けても言いにくいことである。口が裂けると言いにくいのは当然でさえある。いや、そんなことよりもそもそも、「座敷わらし」が本当に出た、と考えることには明白かつ致命的な欠点がある。遭遇後15年経過しても未だ出世していないことである(わが相棒も同様である)。

食器洗い乾燥機が故障した

もう10数年使って来たナショナルの食器洗い乾燥機、キッチン愛妻号(NP-820)が故障した。

長年の使用により、水位を測るセンサーフロートに汚れが付着しエラーが発生しているのではないかと想像してるのだが、洗ってる途中でエラーで止まってしまう。

このNP-820というのは、現在売ってるコンパクトな食器洗い乾燥機に比べると、奥行きが倍ぐらいあるかなり大きい筐体なので、大皿や丼が幾つも軽々入ってしまい、しかも、かなりぎゅうぎゅうに詰めてもピッカピカに洗い上げてしまうという超優れもの。

ググるとNP-820から買い替えると、最新型なのにちっともキレイにならなくてがっかりなんて書いてる人がいるので、なんとしても直ってもらわないと困る。

姉がどこかで、一番キレイになる機種だと聞いて買い、その姉のすすめで同じ機種を買った私だが、確かに洗い上げには今まで完璧に満足してきた。

どこの機種を買ったのか知らないが、私が入ってる某MLでキレイにならないと書いてる人がいたが、食器洗い乾燥機は機種とメーカーによって全然性能が違うようだ。

NP-820は上に書いたように、ぎゅうぎゅうに詰めて扉を無理矢理閉めるような状態でも洗い残しなくキレイに洗ってくれる。

もし修理代があまりに高かったり、あるいは直らなかったりしたら、今度はキッチンシンクの下に入るビルトイン式に買い替えるつもり。シンクの上に置くタイプで今売ってる奴は、どれも省スペースが売り物のようで、大きな皿が入らなくて使い勝手がひどく悪そうなので。ビルトイン式ならば今と遜色ない容量がありそうだ。

うちのキッチンシンクの下には、今、ビルトインの食器乾燥機が入っているが、食器乾燥機なんて全然使わないので、これを捨てて、代わりに食器洗い乾燥機を入れようかと。そうすれば天板も広くなるし。

ただ、シンクに置くタイプよりかなり高いので、まずはNP-820の修理ができるといいな、と。


修理に来てくれた人によると、やはり食器洗い乾燥機のフロートセンサーの汚れを疑ったそうですが、うちの機械はキレイだったそうです。で、原因は経年劣化によるプリント基板の接触不良。でも、2005年に製造中止をしたため交換できないとのこと。
ただ、オススメはできないが、フロントのスイッチ類の左側を押せば接触が繋がって動作するとのこと。

ということで、見栄えはとても悪いけど、フロントパネルを常に缶詰で押せるように紐でギリギリと縛り付けた。その結果、またまたちゃんと動作するようになった。

とはいえ、もうそろそろ寿命なので、ビルトイン方式を導入を進めることにしよう。

2009年10月3日土曜日

アドレナリン:ハイ・ボルテージ (2009 アメリカ)

評価:★★★★1/2

正直言ってかなりユルい出来だろうと思っていたのに、期待を大幅に上回る出来。傑作と言っても過言ではない。大爆笑に次ぐ大爆笑。これだけ笑えるアクション映画も珍しい。ジェイソン・ステイサムの魅力が全開だ。

R18映画に指定されているが、それほど過激な暴力やヌードがあるわけではないので、それを期待しているとガッカリするかもしれないが、暴力シーン、お色気シーン、お笑いシーンのバランスが絶妙。

なお、前作を観ていないと人物関係が分からないと思われるので、前作と連続で観た方が良し。かく言う私は前作を観たのが2年前だったので、時折、これ誰だっけ?状態。ただ、制作者側もそれを分かっているようで、回想シーンも入れてくれているのだが、その回想シーンを観ても思い出せず。

家内が携帯を水没させた その3

家内が携帯を水没させた その1
家内が携帯を水没させた その2

1昼夜、シリカゲルの中に入れていた携帯をまた組み立てて、電源オン。

お、起動した。

が、時刻の設定画面が表示されたので、時刻を入れようとしたが、キーが全く効かない。
十字キーも決定キーも、どのキーも全く反応しない。

何回、再起動してもダメ。

水没後もキーボードを打っていたため、キーボードの回路がショートしてのかな。さらに乾かせば直る可能性がなくはないけど、こりゃダメかな。



ということで、ビックカメラに向かって、iPhone 3GS 16GBの黒を購入。^^)

私が iPhone 3G 16GB の白ですが、黒はカッコいいなぁ。

ちょっと触らせてもらいましたが、3Gと3GSのガラス面の触り心地は全然違いますね。3Gはツルツルというか、指紋の油でちょっとヌルヌルだけど、3GSのガラスは耐指紋加工されているので滑りにくいんですね。

2009年10月2日金曜日

家内が携帯を水没させた

水没した後、外側を拭いただけで他に何の処置もしなかったそうで。私にメールを打とうとしたが、誤動作で打てなかったとのこと。

朝に水没させて、今はもう夜。時すでに遅しかもしれないが、電池パック、SIMカード、miniSDカードを外す。

電池もSIMカードもminiSDカードもしっとり濡れている。結構、ひどい水没だったようだ。どっぷりいっちゃったのかな。

乾燥しやすいようまず裏のパネルを外す。

さらに、クレジットカード2枚(ギターのピックなど、薄くて頑丈なプラスチックならなんでもいいけど)を使って表のパネルも外す。


中身を剝き出しに出来るので、ノキアの705NKは乾燥させやすくて、他の携帯より断然有利。

側面の筐体も外せるのだが、これ以上の分解は工具がないと無理。というか、工具があっても難易度が高いからやらないけど。

ドライヤーの弱温風を離れたところから当てて液晶周りのモルトプレーンを乾かしたあと、冷風をあちこちの隙間からしばらく当てて、内部の乾燥を促進する。

今晩はたまたま外泊なのでこれ以上のことはできず。

でも、ホテルゆえエアコンが入ってて部屋が乾燥しているから、結構乾くかも。

家内が携帯を水没させた その2
家内が携帯を水没させた その3

家内が携帯を水没させた その2

家内が携帯を水没させた その1

翌日の今日は、会社の卓上扇風機で、一日中、冷風を当て続けた。

乾きやすいように斜めにして、かつ空中に浮かせて。

さらに会社帰りに薬局でシリカゲルを買って、ジップロックにシリカゲルと共に携帯を入れて一晩乾燥中。

ちなみに、マツモトキヨシには、シリカゲルを売ってなかった。というか、シリカゲルを知らなかった。乾燥剤だと言ってもぴんと来ない様子。副店長さんだったんですけどね。
ま、頻繁に売れないような物はマツモトキヨシには置いてないだろうなとは思ってたけど。

次の薬局も○○店と書いてあったのでチェーン店らしいけど、裏の倉庫まで見に行ってくれて探しだしてくれた。

家内が携帯を水没させた その3

2009年9月27日日曜日

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官 (2009 アメリカ)

評価:★★★

基本的には移民問題を扱っている映画なのだが、人種差別の側面も描かれている。

そのため、非白人であるがゆえに、白人社会である米国や英国でプチ人種差別を経験している日本人の私としては、ちょっと複雑な思いを持って鑑賞することになった。

グリーンカードを取得して米国市民となれた外国人達の喜び、排除されて自主退去や強制退去させられる外国人達の悲哀。

日本で永住権を得ることを希望している外国人はアメリカとは比較にならないほど少ないだろうが、日本で永住権を得る事はアメリカよりもはるかに難しいそうで、いまだに日本では鎖国が実質的に続いている。時折新聞でも強制退去させれてしまう外国人の記事が載るが、そんなのは氷山の一角であり、我々が知らないだけで、強制退去させられている外国人は多いのだろうなぁ。

盗撮した映画の画質、使い物にならなくする新装置

盗撮した映画の画質、使い物にならなくする新装置

肉眼で鑑賞する分には何も見えないが、盗撮すると映像に邪魔な光が写り込み、盗撮した映画が使い物にならなくなるというのだが、こんなので効果あるのか?

リンク中の記事に写真が載ってるが、こんな小さい光があるぐらいでは気にしないで観てしまうのでは。もっと全面的にスクリーンが光ってて、映画のストーリーも分からないぐらいじゃないと。

DVDをコピーした海賊版DVDを観ている奴らは映像の質や音質を気にするかもしれないが、劇場内でビデオカメラで撮影した時点で、例え邪魔な光が写ってなくても、そもそも画質が悪いし音質だって最低なんだから、それを観て満足してるような奴らは、邪魔な光がちょっと写り込んでる程度ではめげないと思う。

海賊版DVDや違法ダウンロードを排除すれば、正規DVD販売の増加は期待できるだろうが、映画の盗撮を排除しても、映画館に見に来る客やDVDの売り上げは増加しやしない。

盗撮映画を観ているような奴らは、盗撮映画がなくなり、違法ダウンロードができなくなり、海賊版DVDが入手できなくなっても映画館に来やしないさ。最低最悪の画質・音質で満足してて、映画にはお金を払う価値がないと思っているだから。そもそも映画館に足を運ぶような映画ファンでもないんだから、急に映画館に来るようになるわけがない。

とはいえ、例え映画の興行収入が増えなくても、盗撮防止、海賊版防止、違反ダウンロード防止は徹底的にやって欲しい。

2009年9月25日金曜日

高速道路の無料化に賛成

高速道路の無料化に対して、フェリー、鉄道、高速バスなどの公共輸送機関が、売上減少を理由に反対している。

一方、本来無料化を喜ぶはずの利用者も、大半が反対しており、その理由は渋滞するからだという。

しかし、長期的視点で見れば、いずれの影響も少なくなるはずだ。

ゴールデンウィークもシルバーウィークも大渋滞したが、それは『今だけ1000円』だからだ。

今、利用しておかないと損をするという貧乏根性で利用者が殺到しただけの話。

いつでも無料ならお得感が薄れて、貧乏根性も発動しなくなってきて、渋滞も徐々に減少していくだろう。

公共輸送機関にしても、短期的には売上が減ることは間違いないが、これまた徐々に回復していくだろう。

短距離はいざ知らず、長距離を運転するのは疲れるし、時間も掛るから、公共輸送機関を使ったほうが楽だし、時間の節約にもなるのだから。

Google SyncでGmailをプッシュ

iPhoneで、ついにGmail、アドレス帳、Googleカレンダーがプッシュ配信されるようになった。

設定がうまくいかない場合のTipsを幾つか。

・ m.google.com/sync で、使用言語を英語にする。

日本語では、そもそもGoogle Syncの設定ができません。

・ 設定後、不正なパスワードだと言われた時は、iPhoneのGmail設定の同期を、一旦全てオフにしてから、iPhoneを再起動。

再起動後に、同期をオンにすれば、同期される…はず。
私はこれでうまくいったが、必ずうまくいくのかどうかは不明。

2009年9月22日火曜日

椿三十郎 (2007 日本)

評価:★★★1/2


オリジナルの椿三十郎については以前書いたが、今度は織田裕二を主役に据えてのリメイク版を鑑賞。

もう驚くぐらいオリジナルと同じ脚本。ゆえに面白さはオリジナル版そのまま。ただ、そうなると、わざわざリメイクした意味はなんだったのかという疑問は湧く。

だが、脚本を変えた結果、オリジナルの「隠し砦の三悪人」に遠く及ばなかった「隠し砦の三悪人 The Last Princess」の例もあるので、脚本を変えなかったのはある意味正解なのかも。

脚本が同じということは、俳優勝負になる。織田裕二が三船敏郎にかなうべくもないのは当たり前だが、意外や意外、織田裕二はそんなに悪くない。というか、結構良い。ちょっとユーモラスなところがあるこの役に合っていたのかも。

ちなみに脚本は同じなのだが、最後の対決は、勝者は一緒なれど殺陣が全然違う。好みの問題もあるが、私は意外な技を使ったオリジナルのほうが好き。オリジナルの血がビューと吹き出るところは、リアル感がなくて嫌いだけど。

3時10分、決断のとき (2007 アメリカ)

評価:★★★★1/2

銃撃戦が熱い。

男の信念が熱い。

二人の友情が熱い。

ラッセル・クロウも良いが、特にクリスチャン・ベールが素晴らしい。こういう骨太の西部劇は久しぶりだ。というか、西部劇自体が久しぶり。

劇場で西部劇を観たのは、『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』以来かな。imdbによると2004年7月に日本公開されたそうなので、なんと5年ぶり。

ワイルド・レンジはアメリカで公開されてから1年かかったが、『3時10分、決断のとき』は公開まで2年かかってしまった。

このような優れた作品が危うく劇場未公開になりそうで、やっと公開されたと思ったら細々と限られた劇場だけで、という日本の映画界の将来は暗い。

TV番組の映画化作品とかアニメなどのくだらん作品ばかりがヒットするが、こういうまともな映画もちっとは観に行ったらどうなんだ。どうせ客が入らないと思うから、配給会社も公開してくれないのだ。

ところで、公開している劇場が少ないので、初めて豊洲のユナイテッドシネマに行ってみたが、ここの1番劇場はなかなか良い。劇場の大きさとスクリーンの大きさのバランスが良いし、音もかなり良い。シートも大きくて良いし。

この映画の説明は、こちらがなかなか良いです。-->> 文化通信ブログ

2009年9月21日月曜日

アルティメット2 マッスル・ネバーダイ (2009 フランス)

評価:★★★1/2

前作「アルティメット」の続編ではあるが、前作を観ていなくても特に支障はない。前作に引き続き、パルクールの驚異的な動き、古くさい言い方をすると軽業を楽しむアクション映画だ。

「ダイ・ハード4.0」で、冷却棟でのブルース・ウィルスとの格闘で、人間離れしたスーパーアクションを披露していたシリル・ラファエリの主演映画。もっとも、今作ではパルクールの創始者の一人、ダヴィッド・ベルのほうがパルクールの動きを沢山見せており、シリルのほうはパルクールではなく格闘アクションが中心。

ちなみに、シリル・ラファエリの公式サイトで、彼のすごい動きのビデオを見る事ができる。これだけ自由自在に動けたら楽しいだろうなぁ。

2009年9月20日日曜日

ワイルド・スピード MAX (2009 アメリカ)

評価:★★1/2

このシリーズは全部観ているが、これはお粗末。と言っても、今までのシリーズ作もそんなにすばらしかったわけではなく、せいぜい★★★からせいぜい★★★1/2程度ではあったが。

機内のちっこい画面で観たため、迫力に欠けていたことももしかすると影響あるかもしれないが、それにしてもストーリーがひどすぎる。中身はゼロだ。いや、まぁ、繰り返すようだが、今までのシリーズ作だって中身があったわけじゃないけどね。

CMでやってるタンクローリーが転がってくるオープニング・エピソードも陳腐の一言。しかも、そういうことになる必然性がないし。タンクローリーの運転手がブレーキ踏めばいいだけの話だ。

Wolverineのワークブーツ

先日、夏休みで旅行したときに立ち寄ったソルトレイクシティ市(次回前回の冬季オリンピック開催地)で、Wolverine(ウルヴァリン)というメーカーのワークブーツを買った。

ウルヴァリンといえば、現在、劇場公開中の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」をまっさきに思いつくわけで、買ったときはてっきり X-Men人気にあやかったミーハーなブーツメーカーだと思った。

ところが、ラベルを見ると、創業1883年と書いてあるではないか。

なぬ?

と思って、調べてみたところ、日本では知られてないだけで、アメリカではワークブーツといえば、Wolverineなのだそうだ。

創業後しばらくは別の社名だったが、1914年に現在のWolverineという社名になったそうで、アメリカとしてはなかなか歴史がある会社なのであった。

「キャタピラー」や「ハーレー・ダビッドソン」ブランドのブーツは、実はWolverine製。

さらに、日本でも有名な「Hush Puppies(ハッシュパピー)」も、なんとWolverineのブランドの一つ。ハッシュパピーの日本上陸は1965年であり、当時、TVでは盛んにCMが流れていた。日本に初めて入って来た外国ブランドの靴としては最初かも。

アメリカ軍にも軍用ブーツを供給していることからも、本格派のブーツであることが分かるが、買ったブーツも写真のようにかなり高い位置まで水が入らないデザインになっており、測ってみたところ、約18cmまでの水深だったら水が入らない。

ところで、大衆デパート「SEARS」の靴売り場で買ったのだが、どの都市でもSEARSで購入する客層はそうなのか、ソルトレークシティの客層がそうなのか分からないが、Timberlandなど他のメーカーのブーツもあったが、ブーツはすべてワークブーツだったので驚いた。

ウェスタンブーツとかトレッキングブーツとか一切なし。実用一点張りのワークブーツのみ。しかも、大半がつま先にスチールが入っているタイプ。(不必要だと思ったので、買ったのはソフトタイプ)

ちなみに他にもビジネス用の革靴を買ったが、靴底が雪国仕様となっていた。さすが冬季オリンピックを開催するだけあって、冬ともなれば市内でもかなり雪が積もるんだろうね。

ちなみに、写真ではすごくデカく見えると思うが、実際デカくて29cmだ。(笑)

2009年9月17日木曜日

トム・ロブ・スミス著「グラーグ57」(新潮文庫)

トム・ロブ・スミス第二作の「グラーグ57(新潮文庫)」は、一言で言ってしまえば三文小説。このミスで昨年1位を取ったデビュー作の「チャイルド44 (新潮文庫)」とは大違い。前作の緊迫した展開と緻密な文章は完全に姿を消した。仮に今年のランキングで、「グラーグ57」が10位以内に入るようじゃ、そのランキングへの信頼度も揺らぐ。

ある程度のご都合主義は構わないが、目に余るレベル。正直辟易。

それに、非科学的な記述が多すぎる。物理法則、化学反応、生理現象を無視した、それはありえないだろう、という描写がやたら目につき、そのたびにこの作品に対する評価が一段また一段と下がった。

前作は、一人の殺人犯とそれを追う一人の主人公を中心とした比較的狭い話だったが、今作はソ連とハンガリーの政治や社会にまで話を広げたため、想像力が膨らみ過ぎたようだ。話を大きく広げ過ぎた結果、筆力が追いつかなかったのかもしれない。

かと言って科学的描写が多すぎるのも小説としては失格なので、そのバランスが難しい。

昨年話題になり、2008年度「このミス」で第11位を獲得した「深海のYrr (ハヤカワ文庫)」は、作品の進行には必須ではない科学的描写が多すぎて、読むリズムが悪くなってしまっていた。せっかく調べたことを書かないのはもったいないと思ったのかどうか分からないが、ストーリー展開には関係ない説明がやたら多かった。

上中下の3巻ものだったが、不必要な個所を削れば半分ぐらいになったろうし、そうすればリズム良く読めてもっと面白かったろうに。

科学的描写や不必要な説明が多すぎて読むリズムが崩れてしまい、その結果として小説としての完成度が低くなった例として、福井晴敏の「終戦のローレライ(講談社文庫)」や瀬名秀明の「パラサイト・イヴ (新潮文庫)」が挙げられる。どちらも日本では評価が高かったが、科学的描写が多過ぎることに起因するリズム感の悪さがどうにもこうにも私には合わなかった。どちらの作品ももっとスリムに削ればより面白くなったろうに。

「深海のYrr」もそうだったが、大体、福井晴敏か瀬名秀明が「絶賛」と帯に書かれている小説は、みなこの傾向にあることを経験上学んだ。今のところ、そういう帯がついているからと言って買うのを止めたことはないが、あまり度重なるようだと考えなくてはいけないかも。

2009年9月14日月曜日

水族館

水族館のwebカメラが大好きという友人がいる。

以前はボストンにあるニュー・イングランド水族館 (New England Aquarium) のwebカメラの鮮明度が高く、かつ録画ではなくライブ映像なので良かったそうだが、webカメラを中止してしまったそうで、それに匹敵するwebカメラがないと嘆いている。

お金を払ってでも見たいというだが、そんなに好きならパソコンの映像を見るのではなく、実際に飼って本物を見たら良いと思うのだが、映像で見るところに良さがあってリアルな魚じゃイヤなのかもしれない。

そういえば、日本は島国で日常的に魚を食べているせいなのかどうなのか分からないが、水族館がやたら沢山あるよね。こんなに水族館が沢山ある国はないんじゃないかと思ってぐぐってみると、案の定、wikipediaに「日本は、人口あたりの水族館数が世界一と言われており、水族館大国である。」と書かれていた。

やっぱりね。人口比率で比べなくても、絶対数でもたぶん世界一じゃないかね。海外に行く機会は割と多く20数カ国に行っているが、こんなに水族館が多い国はまだ行ったことがない。

私は、機会があったら行くかもという程度なので、行ったことがある水族館は、日本では恩賜上野動物園の水族館(台東区)、しながわ水族館(品川区)、葛西臨海水族園(江戸川区)、東海大学海洋科学博物館(静岡市)、海遊館(大阪市)ぐらい。
シーワールド系も入れると、八景島シーパラダイス(横浜市)、京急油壺マリンパーク(三浦市)、鴨川シーワールド(鴨川市)も入るか。

海外では、前出のニュー・イングランド水族館(マサチューセッツ州ボストン)、モントレーベイ水族館 (Monterey Bay Aquarium)(カリフォルニア州モントレー)の二つだけかな。
シーワールド系ではシックス・フラッグス ・ディスカバリー・キングダム (Six Flags Discovery Kingdom)(カリフォルニア州バレホ)。独立した建物としての水族館ではなく、ビルの中に入っている小規模なものだったら、他にも行ったことあるかもしれないが覚えてない。

そういえば、最近は多くの水族館で巨大水槽を売り物にしているが、最初に出会った巨大水槽は、三保の松原のすぐそばにある、東海大学の海洋科学博物館だ。名称は博物館となっているが、中身は水族館。

今でこそ巨大水槽は珍しくなくなったが、初めて行った1982年当時、このような巨大水槽は他になかったので仰天した。文字通り目が釘付け。それから東名を飛ばして何回か見に行ったものだ。他の巨大水槽を見なれた今となっては見劣りするものの、今でも十分に通用する立派な大きさだ。

しかも、現代の巨大水槽はアクリル製だが、ここはガラス製だそうで、ガラス製の水槽としては当時、東洋一だったとのこと。東洋というのがどの国までを指していたのか、世界一はどこなのか気になるところではあるが。

ところで、この海洋科学博物館には、他の水族館にない特徴がある。と言っても、すごく地味な特徴なんだが。

それは説明書きだ。

普通の水族館では、泳いでいる魚の名前、学術名、属する科とか目、生息地域ぐらいしか書いてないが、ここではなんと「どうやって食べたらおいしい」のかという情報まで書いてある。
ま、一般には食べない魚、ちょっと前に人気があったカクレクマノミとか、の食べ方までは書いてないので、読んだ子供たちが「ニモを食べちゃうの!」とか泣いたりする心配はない。

Snow Leopardをようやくゲット

なかなかSnow Leopardファミリーパックが入手できないことを以前書いたが、今日、ビックカメラ川崎店でようやくゲット。やれやれ。

早速インストールしたが、なにより一番期待していたのが、システムが食うHDD容量がかなり小さくなるということ。とにかくHDDの残量が逼迫していて困っていたのよ。

で、結論から言えば、本当に確かにかなり小さくなった。HDDの情報を見ると約16GB小さくなっている。

より正確に言えば、Leopard時代にはHDDの使用量は89,430,757,376バイトだったのが、Snow Leopardにしたら74,662,567,840バイトになった。すなわち14,768,189,536バイト減。約14GB減ですね。素晴らしい。

ちなみに MacBook ProもMacBookもなぜか内蔵ドライブでは読み込みエラーが発生してインストールが途中で中断。外付けDVDドライブを接続して試したところ無事インストールできた。どちらの内蔵ドライブもレンズが汚れてるのかしら。まずいなぁ。

コメントで教えて頂きましたが、あるロットのファミリーパックでは、内蔵ドライブでは読み込みエラーが起きるそうです。まだアップルからは何のアナウンスもないようですが。

9/19にアップルに電話したところ、新たにディスクを送ってくれるそうで。ただ、アメリカから送ってくるので2週間かかるとのこと。

10/3に新しいディスクが届いた。

2009年9月13日日曜日

ダークナイト IMAX (2008 アメリカ)

評価:★★★★★

日本ではたった1回だけ、大阪天保山のサントリーIMAXシアターで上映されただけの幻だったIMAX版ダークナイト。

その後、109シネマズ箕面と109シネマズ菖蒲で1回ずつ上映され計3回となったものの、一般公開されず幻であることには変わりなし。

ところが、109シネマズの運営元の東急レクリエーションが9/12から一般公開を開始!素晴らしすぎる。

ということで、早速、観てきました。さすがにリバイバル上映だけあって満席とはいかないけど、そこそこの入り。そして何より違うのは、エンドクレジットで出て行く客が2組しかいなかったこと。一度観た映画を、以前より高いお金を出して観にくる映画好きの人ばかりのおかげでしょうね。

一度観た映画だけど、結構忘れてることもあって没頭。しかも、IMAXはスクリーンの大きさだけでなく、音が素晴らしいので迫力一層。観て良かったなぁ。

デリカテッセン (1991 フランス)

評価:★★★1/2

好き嫌いがかなりはっきり分かれる映画だろうなぁ。私は嫌いじゃない、というか、かなり好きな雰囲気ではあるのだが、ここで素直に4点以上をつけてしまうと制作者の思うツボという感じがして悔しいからつけない。

でも、ギシ、ギシ、ギシのリズムに住人がノっていくシーンはクセになる。しばらくしたらまた観たくなること必至。

ウルヴァリン X-MEN ZERO (2009 アメリカ)

評価:★★★★

本編3部作で、ローガン(ウルヴァリン)は長生きだと聞いてはいたが、これほど長生きだとはね。着ているものの違いでどの時代か明確に分からせるオープニングエピソードの出来は秀逸。

本編とちょっと矛盾するところもあるが、細かいところは気にしない、気にしない。

ところで、エンディングは2種類あるとのことだが、ゴールデンウィークにカナダのバンクーバーで観た時も、今回日本で観た時も、ウェポンXI篇だった。今回こそ酒場篇が観られると思ったのに。たぶん酒場篇が続編に繋がると思われるのに。

2009年9月9日水曜日

ジャック・カーリィ著 『毒蛇の園』(文春文庫)

ジャック・カーリィのデビュー作「百番目の男 (文春文庫)」はややキワモノ扱いされつつも、2006年度「このミステリーがすごい!」で第6位にランクイン。
2作目の「デス・コレクターズ (文春文庫)」も、2008年にこのミスで第8位にランクインし、デビュー作のランクインがまぐれ当たりではなかったことを証明した。
そして、三作目の「毒蛇の園 (文春文庫)」は、より洗練された上質なミステリーになった。
この質の高さからすれば、またベスト10入りは確実であり、今までの最高位の5位以内も狙えるだろう。もっとも夏から秋にかけて、各出版社がランク入りを目指して期待作・大作を投入してくるので、まだ分からないが。

ランキング常連のカール・ハイアセンの「迷惑なんだけど? (文春文庫)」もベスト10入りしてくるレベルの作品だし、昨日から読み始めた、昨年1位を取ったトム・ロブ・スミス著「チャイルド44 (新潮文庫)」の続編の「グラーグ57(新潮文庫)」も前作同様のレベルであれば、またトップ5入りしてくるだろう。

ところで、これら3作はシリーズ作品なので、順番に読むに越したことはないが、本作から読み始めてもさほどの不都合はない。本作から初めて読む読者に対する配慮もきちんとされているのだ。その点、マイクル・コナリーと大違いだ。

コナリーは面白い作品を書くのだが、私は何作か読んだ後、もう二度と読まないことに決めた。というのも、シリーズものなの以前の作品を読んでない読者に対する配慮がゼロなのだ。俺様の読者なら知ってて当然だとばかりに、登場人物に何の説明もつけてくれないので、誰なの、この人?となるのが不快だし、それが気になってストーリーに没頭できないのがイヤなので。

2009年9月8日火曜日

シュレック3 (2007 アメリカ)

評価:★★★

成田空港の待ち合いロビーで、Dell Inspiron Mini 9の小さい9インチの画面でヘッドフォンをしながらDVD鑑賞というちょっと変則的な場所と方法での鑑賞だったので、思い切って笑うことができず、作品の評価という観点からは作品にとって不利だったかもしれない。

前作のシュレック2よりも話が小ぶりになったせいかどうか、笑いもこぶりになったような気がする。とはいえ劇場で鑑賞するのならともかくDVDで鑑賞するぶんには十分に面白い。

ちなみにシュレック2までは日本語吹替版で観たが、関西弁のシュレックはやはりどうにも堪え難いので、今回は字幕版を鑑賞した。

2009年9月6日日曜日

サブウェイ123 激突 (2009 アメリカ)

評価:★★★1/2

オリジナルの『サブウェイ・パニック』のユーモラスな部分を削ぎ落として現代的なアクション映画にうまくまとめている。トニー・スコット監督お得意の、しかし私にはうざったいだけだけの早回しだの、細かい画面切り替えだのは余計だけど。

オリジナル作品にはオリジナル作品の良さがあり、本作には本作の良さがある。前作では犯人を捕まえる方のウォルター・マシューの演技が光っていたが、本作では犯人のジョン・トラヴォルタの演技が光っている。しかし、前作のエントリで予想していたように、前作を超えることはかなわず。

デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ (2009 アメリカ、ドイツ)

評価:★★★

銀座シネパトスでひっそり公開されたようだが、まったく知らなかった。ジュリア・ロバーツ /とクライヴ・オーウェンという一流どころが出てるのに、なぜ単館上映なんてことになったのだろう。企業スパイ同士の争いがなかなか面白かったので、シネコンでやればそこそこ客は入ったろうに。

ただ、時間軸をずらして進行させていたが、普通に見せても十分に面白かったのでは。時間を逆にして見せたからと言って、面白さが増したとは思えなかった。
(機内で日本語吹替版鑑賞)

宇宙へ。 (2009 イギリス)

評価:★★★

TVで観るドキュメンタリー番組の範疇を超えてないが、実録の宇宙開発ものが好きなら押させておいて損はない。 当時、あんな貧相な設備でよく宇宙に飛んでいたよなぁ。それでも地上での事故以外に誰も死者を出さなかったんだから、すごい。

それから大きく技術が進歩しスペースシャトルが飛ぶ時代になって、初めての死者を出してしまったわけだが、1986年のチャレンジャー号の事故は衝撃だったなぁ。 この映画でもそのシーンが入っているけど。

当時、私はFEN(米軍の極東向けAM放送ね。今でも聴いてる日本人はごく稀だと思うが、当時は洋楽聴きたければFEN聴くしかなかった)を目覚まし代わりに鳴らして起きていた。

その日の朝もFENで目覚めたのだが、いつもと違う放送が流れている。

ん?なんだ?と思いつつ、寝起きでぼんやり聞いていたら、チャレンジャー爆発を伝える特別番組であり、眠気が一気に吹き飛び、TVに急いだ。

それからニュース番組で、繰り返し繰り返し爆発映像が流れたが、チャレンジャー号の乗組員が爆発で即死したわけではなく、長いこと生きていたことが明らかにされたのは何年も経ってからだったね。

ところで、エンディングに日本が勝手につけた「ゆず」の曲がまったくもって余計。音量が異常にデカイし。まじに耳に指つっこんで音を遮断しました。

それにしても『ザ・ムーン』もそうだったが、子供連れが多い。これらが子供向け作品じゃないことに気づかないのだろうか。どちらの作品でも子供達が退屈そうにじたばたしていて気の毒だった。

96時間 (2008 フランス)

評価:★★★★

先日観たリュック・ベッソン脚本の『トランスポーター3』も面白かったし、リュック・ベッソン製作・脚本の近作も面白かった。リュック・ベッソンがすっかり復活したようでなにより。

元妻&再婚相手がムカつくし、娘だって超甘やかされたワガママ女だし、肝心の親父も超過保護。問題アリアリの登場人物ばかりだが、親父の究極の過保護ぶりが最高に面白い。その暴走親父ぶりは、『コマンドー』のシュワルツネッガーを超えている。

ちなみに、字幕の翻訳はかなりデタラメ。そんなこと言ってないという字幕多し。てっきり戸田奈津子に違いないと思ったら、松浦美奈。戸田の同類なのか?

2009年9月3日木曜日

Snow Leopard売り切れ

旅行中は、携帯は圏外だし、ホテルでもWiFiはおろかTVすらない山間部だったので、すっかり更新が滞ってしまった。

旅の話はまた後日書くとして、唐突ですが、Snow Leopardの話。

昨夜、ビックカメラ有楽町店に行ったところ、アップデイト版のファミリーパックは売り切れ。
返す刀で新幹線に乗って新横浜店に行ったところ、ここも売り切れ。

参ったなあ。どちらもシングルパックは在庫あったけど、欲しいのは5台まで合法にインストールできるファミリーパック。

しかし、P2Pで映画、ゲーム、ソフト、音楽などを違法ダウンロードしてしまう最低最悪の輩が多くいる一方で、ファミリーパックをきちんと買う人が少なからずいることに少々驚いた。

プロテクトが掛かってるわけでもないので、シングルパックで何台でもインストール出来てしまうのに、ファミリーパックを買うんだものね。本当に感心した。

銀座のアップルストアでもファミリーパックは売り切れ。ハードウェアならまだしも、コピーしてほいほい作れるソフトウェアの売り切れはちょっと手抜きだよ、アップルジャパン。(2009/9/6追記)

2009年8月22日土曜日

座席の調整中

昨夜、サンフランシスコ行き便のwebチェックインをしようとしたところ、「座席の調整中でできません」と言われた。

なんだよ、調整中って。購入時に座席番号指定してあるのに、変だなと思ったが、特に心配もしなかったが、家内は指定してあるのに出来ないのはおかしい!と隣で憤ってる。

ところが、翌日の今日、成田に来て見たら、座席の調整でビジネスクラスにアップグレードされましたと。座席調整ってそういう意味だったのか。良い意味だったのね。

ビジネスクラスへのアップグレードは前日に確定するので、当日、空港に早く行っても意味が無いと聞いたことがあるけど、本当だったんだな。

ただ、そうならそうと、昨日の時点で言ってくれれば良かったのに。

バス車内でのWiFi

今、成田空港に向かうバスの中ですが、Wi2という無料で使えるWiFiが使えます。これはめちゃめちゃ便利だ。感謝、多謝。

2009年8月21日金曜日

期待を裏切らない活躍

昨夜は普段より早寝して午前3時に目覚ましをかけた。眠い目をこすりつつTVまでフラフラと辿りついたが、その苦労はまたしても報われた。


今まで、ボルトは記録には無関心、勝利することだけが目標だと言っていたが、考えを改めたようだ。200m走では、強力なライバルがいないため、勝利することだが目標であれば、後半の100mは彼にとってのジョギングペースで楽に勝てる。

それにもかかわらず、最後まで走り抜けた200m。

北京オリンピックでマイケル・ジョンソンの19.32秒の記録を抜いたとき、ボルトをもってしても0.02秒しか更新できないのかとあらためてマイケル・ジョンソンの偉大さを感じたが、今回の記録で0.13秒も差を付けた。

0.13秒というとわずかな差のように思われるが、ゴール手前では秒速12mで走っているとすると1.56mの大差ということになる。

ところで、200m決勝で走る直前まで、「Ich Bin Ein Berlino」と書かれたTシャツを着ていたのに気付いた人もいるだろう。

Tシャツの写真

上のTシャツの写真のプーマの記事にも書かれているが、このセリフはジョン・F・ケネディが1963年に西ベルリンで行った演説の締めの言葉、「Ich Bin Ein Berliner」のオマージュである。ただ、ボルトが着ているTシャツはBerlinerではなくBerlinoになっているが、これは写真にも写っているマスコットの熊の名前だ。「私はベルリノです」というセリフがJFKの有名なセリフのモジリになってるわけですね。

Wikipediaの記事

2009年8月18日火曜日

ドラムストラックで叩いてきました

天王洲アイルの銀河劇場でやってるドラムストラックに行ってきました。客席全部に太鼓(ジェンベまたはジャンベというらしい)が置かれており、ステージと一緒になって太鼓を叩くという観客参加型コンサートです。

席は特に指定しなかったけど、2階の5番ボックスシートでした。料金はどの席も一律8,000円なのでお得な感じ。1ボックスに4人分しか席がないので、荷物を置く場所もたっぷりあって余裕。太鼓も叩きやすいというものです。こりゃラッキー。

コンサートは何の挨拶もなく唐突に始まり、しかも始まるやいなや太鼓を叩くように促され、いきなりトップギアで走らされます。太鼓の皮が思ってたより固いので、手が痛い....。

ラスベガスで見た『STOMP』は手拍子で参加しましたが、ドラムストラッックのほうが太鼓を持ってる分だけノリノリになれるかも。楽しかった。

ところで、見終わったあと食事をしようと、iPhoneアプリの「ぐるなび」で最寄りの中華料理を検索。見つけた店の場所がイマイチ分からなかったので、店に電話しました。

「モノレールの駅を出たら、連絡通路があるので、そこをずーっと来て下さい」

ふむふむ。

「青い看板のマタギヤがあるので、そこを曲がって下さい」

は?マタギ屋?股着屋?なに、それ? 今まで日本人だと思って喋っていたが中国人だったのかな。意味が分からない単語が出て来たぞ。そういえば、アクセントがちょっと日本人のそれとは違うかも。

マタギ屋ですか?と聞き返してみると

「はい、マタギ屋です」と。

うーん、なんだか分からないけど、これ以上聞いても埒があかない予感がしたので、分かったことにしてとりあえず店に向かう事に。

が、理解してなかっただけに店の場所が分からない。20分ぐらいさまよってようやく店に辿り着いた。迷って大回りしたため、謎の青い看板のマタギヤの正体は分からず。帰るときのお楽しみだ。



さて、食事後、駅に向かう途中、マタギヤの正体が判明する。

青い看板のマッサージ屋でした。(笑)

でも、マッサージ屋とは言ってなかったよなぁ。はっきりマタギ屋と言ってたし、マタギ屋ですかと聞いたらマタギ屋ですと答えたしぃ。

2009年8月17日月曜日

ウサイン・ボルトの最大の敵

北京オリンピックで、ボルトが後半流しながらも9.69秒の世界記録を作ったとき、手を抜かずに本気で走ったら、何秒の記録が出たのだろうと多くの人が思ったが、その答は9.58秒だった。

今朝は午前4時に目覚しをかけた甲斐があった。
歴史的瞬間をリアルタイムに見ることが出来たのだから。

ただ、ボルトはおそらくまだ記録を更新する。これからも歴史的瞬間は何回もありそうだ。なにしろ100m走のピークは30代に来るのに、彼はまだ20代だ。

記録更新を妨げる最大の敵は、ルール改正だろう。

来年からフライングは一発失格になるため、ボルトと言えども予選でフライングしたら決勝に出られない。決勝に出てもフライングで失格するかもしれない。

それを恐れて選手達は慎重なスタートを切らざるを得ないため、記録更新しにくくなるだろう。

また、ボルトは交通事故を3回も起こしている。4月には3回も横転して、副賞で貰ったBMWの
屋根がぺったんこになる事故を起こしたにもかかわらず無事だったが、そうそうラッキーも続かない。

悲劇的ニュースが世界を揺るがすことがないよう普通の運転をして貰いたいものだ。記録更新の最大の敵は、自制心の無さだったなんてことにならないように。

2009年8月16日日曜日

トランスポーター3 アンリミテッド (2008 アメリカ)

評価:★★★★

前作の『トランスポーター2』はとんでもない駄作で、このシリーズももう終わったと思っていたが大きな間違いだった。
今作は素晴らしい出来。殆ど文句のつけようがないと言っても過言ではあるまい。

ジェイソン・ステイサムの格闘も迫力ある動きで良いし、カーチェイスもこれまた迫力があって素晴らしい。早回ししてるところもあるけどね...。ま、それぐらいは良しとしよう。

あちこち散りばめれられたユーモアが、アクションシーンでの緊張感をうまくときほどこしていてバランスが取れている。

2009年8月15日土曜日

クール・ランニング (1993 アメリカ)

評価:★★★1/2

観るまでに16年もかかっちゃってごめん!ずっと気になってたんだけどね。

事実に基づいているという話を聞いていたが、ジャマイカが出場したこと以外は全くのフィクションだというのを知って残念だった。

過去に不正を働いたコーチもいなければ、予選落ちした100mランナーもいないし、押し車レースの選手もいなかった。実際には軍人4人をリクルートしたそうだ。

wikipedia英語版

リーピング (2007 アメリカ)

評価:★★★1/2

TV CMで、大量のイナゴが飛び回るシーンをよく流していたが、ホラーだとは思ってなかったので油断した。結構じわじわ怖い映画だった。

そう、この映画、心理的に揺さぶってくるシーンが多いので、CM向けの見栄えのするシーンは、例のイナゴぐらいしかなかったかも。ラストはちょっと派手だけどね。

原題のReapとは、報いを受けるという意味だということを、見終わってから調べて知ったのだが、なるほど確かに報いを受けてたわ。

それにしても、終盤まで地味に怖かったのだから、ラストも地味な感じにReapして欲しかった。ちょっと派手なラストがすべてを台無しにした感じ。とはいえ、予想してたよりは面白かったが。

2009年8月14日金曜日

弾む寿司

ロンドンのテイクアウト寿司の食べ比べ記事

10点満点なのに、最高得点が1点って。イギリスで超有名なスーパーであるマークス・アンド・スパークスに至っては、マイナス5点だ。(笑)マークス・アンド・スパークスは庶民向けスーパーの中では高級な部類なのに。
シャリの量が多く、信じられないほどコンパクトに固められている。もしかしたら落下テストで弾むかもしれない」。タナカ氏が試してみると、実際に弾んだ。

それにしても文章面白い。原文(下記参照)はそんなに面白いわけじゃないんだが、翻訳がうまい。

それにしてもブルームバーグって金融関係の記事しかないと思ってたのに、こんな柔らかい記事もあるんだな。あなどれず。

記事の予備URL
その1
その2
その3

原文の記事

2009年8月13日木曜日

六法全書

国民のかなりの割合の人が日本の法律のすべては、「六法全書」という本1冊にまとめられていると思っているのではないだろうか。

法学部出身者ですら、学生時代に図書館でまともに調べ物をしたことがない、私のようなチャランポラン学生だと、これだけじゃないんだろうなと薄っすらとは思っていても、実際にどれだけの数があるかは分かってないだろう。

六法全書とは、憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法という基本となる6つの法律とその関連する法令だけを集めたもので、ごくごく一部。

全部載せると写真のような膨大な数になるのだ。黒い表紙の本がそうだが、約110冊ある。

当然のことながら、弁護士や裁判官だって、全部把握できるはずがない。もちろん内心では「そんな法律、初耳だ」と思っていても、クライアントにはそんなそぶりは微塵も見せず体裁をつくろうだろうが。

2009年8月12日水曜日

不合理な自販機

うちの会社にある自販機は、一個目と二個目以降に違うものが並んでたりします。

写真では分かりにくいけど、右の列に至って
は、一個目、二個目、三個目がそれぞれ違ってたりします。

二個目以降が欲しい場合、諦めるか、一個目、二個目もろとも買い上げることに。

ま、この大雑把ぶりはキライじゃないですが。

2009年8月11日火曜日

iPhoneのオススメ設定

iPhone 3GSではなく3Gをお使いの方で、OSが3.xになってから日本語の入力と変換が異常に遅くてイライラした人はいませんか?

私の iPhone 3Gはあまりに動作が遅くなったので1年しか使ってないけど3GSに変えてやる!とかなり真剣に考えましたが、つい最近、解決方法が分かりました。

3.0になってから新たに加わったSpotlight検索機能が犯人です。

検索インデックスをバックグラウンドでせっせと作っていることが悪影響を与えているのか、検索対象を必要最小限に絞り込むことで、日本語入力が快適になります。私は検索機能を一切使ってないので、全部オフにしたところ、2.xの時代の速度が戻ってきました。もちろん3GSの人も同様の設定をすれば、さらにサクサク動くと思われるので、3GSのユーザも一度見直したほうが吉。

設定方法は以下の通り。

設定 → 一般 → ホーム → 検索結果の表示

(この画面で、必要ない検索対象のチェックマークをオフにする)

ちなみに関係あるのかないのか分かりませんが、この設定をしてから念のため再起動をかけたところ、作成したインデックスを削除しているのか、再起動するまでに猛烈に時間がかかりました。

しかも、再起動後に一部のサードパーティ製アプリが起動しなくなったりと、iPhoneの挙動が怪しくなり、再度再起動をかけても直らなかったので、iTunesで初期状態にリストアしたところ、元に戻りました。

普通の携帯電話と違って、全データのバックアップがいつも取れているから、iPhoneは何のためらいもなくリストアできていいですな。

2009年8月9日日曜日

G.I.ジョー (2009 アメリカ)

評価:★★★1/2

ひたすら全編アクションシーンで、ド派手な画面が連続し緩急がほとんどないため、逆にちょっと飽きた感がしなくもない。

それにしても、子供の頃に馴染んだGIジョーが、こんな形で蘇るとは。

今から40年ぐらい前、日本でもGIジョーのアクションフィギュアが発売されていて、私は持っていたかどうかは覚えてないのだが、『GIジョー電話』には良く電話した。GIジョー電話というのは、電話するとGIジョーがなんか喋ってくれるというもので、『リカちゃん電話』の兄弟みたいなものだ。

ただ、当時、小学校中学年だったので、そんなにお小遣いは持ってない。でも、頻繁に電話できたのには秘密があった。当時の緑色(今のテレフォンカードが使える緑色と違って、もっと青っぽい色)の公衆電話はタダで電話できる方法があったのだ。

方法ははっきり覚えてないが、当時の電話には5円玉と10円玉が入るスロットがあり、まず5円玉を入れる。そのあと、2/3ぐらいまでフックを下げてから10円を入れてダイヤルを回すと、コインは両方とも戻って来てタダで電話がかけられるとか、なんかそんな感じの技だった。全国的に知られていた技なのかどうか分からないが、昭和40年代の東京の品川区の子供達はみんな知っていた...と思う。

2009年8月6日木曜日

言葉の変化

言葉の意味は徐々に変化していく。その変化が単に間違いに起因する場合もあれば、時代の流れで自然に変化することもある。

前者の有名なところでは、役者不足(役不足)。

本来は、その人の能力に比して仕事(役目)が簡単すぎるという、自分で使うとちょっと傲慢な意味なのに、現代では逆に「自分でその役目が務まるでしょうか」という謙遜の意味で使われていることが多い。これは明らかに勘違いに起因している言葉の用法の変化だ。

後者の有名なところでは、「ら抜き」言葉。

「食べることができる」という意味の「食べられる」が、「食べれる」に変化した。私はこの「ら抜き」言葉には慣れたし、自分でも使う。

一方、まだ慣れないし、めちゃめちゃ違和感があるのが、比較するときの「ほう抜き」言葉。

「それの方が良い」とか「これの方がおいしい」と言うところを、「それのが良い」とか「これのがおいしい」という表現だ。 耳にしたことはあまりないような気がするが、ネットではものすごく良く見かける。

元々はどこかの方言で、ネットを媒介して広まっているのかもしれないが、私にはこの表現の音の響きが汚く感じることもあり、これ以上広まって欲しくないというか、どんどん廃れて欲しいと思っている。

こういう言葉の変化は、日本語以外の言語でも多かれ少なかれあるのだろう。

たとえば英語では、その業界で有名なメーカー名が動詞化するというのがある。

Xerox(ゼロックス)というのは、ゼロックス社のコピー機に限らず、とにかくコピーを取るという意味だし(日本人でもちょっと年配の人は使ったりする)、Fedex(フェデックス)というのは宅配便で物を送るという意味だし、日本語でも英語の真似をして使われるようになったGoogleがある。

また、流行り言葉とすたり言葉もあるようだ。

私がイギリスのロンドンに住んでいた80年代中盤では、レストランに入ってミネラルウォーターを頼む時に、ガス抜きの水は「Evian water」(エビアン・ウォーター)、ガス入りの水は「Perrier water」(ペリエ・ウォーター)と言っていたし、ウェイターも Evian water or Perrier water?などと聞いてきた。

で、実際に注文通り、エビアンなりペリエが出てくることもあるのだが、違うメーカーの水が出てくることもしばしばであった。

この場合、エビアンとペリエは総称として使われただけで、実際にエビアンなりペリエを注文してる・注文されてるという意識は客にもウェイターにもなかったわけだ。

ところが、90年代の後半ぐらいに、ロンドンに行った時にはすでに、ガス抜きの水を「Still water」(スティル・ウォーター)、ガス入りを「Sparkling water」(スパークリング・ウォーター)と呼ぶように変わっていた。それを知らずに Evian waterと注文してしまった私を、ウェイトレスは「いまどきEvian waterって、ぷぷぷ」とか思ってたのかな。

もしかすると、そのうちに検索することを google(ぐぐる)と言うのも廃れたりするんですかね。Bingと呼ぶようになったらイヤだなぁ。

2009年8月2日日曜日

ラ・マシン

横浜開港150周年記念で、『ラ・マシン』を観てきました。
最初にラ・マシンを知ったのは、巨大な少女だった。それ以来、巨大な象とかの写真をネットで見るたびに一度は観てみたいものだと思っていた。

そのラ・マシンが日本に来るなんて夢にも思わなかった。でかしたぞ、横浜。




写真で分かるように、予想していたより近くで見る事ができる。これだけ近くで見られるのなら、2,400円という高い入場料を払った甲斐はあった....と書きたいところだが、いくらなんでも高すぎるだろう。

未来シアターでやってる『BATON』は、まあ、中高生ぐらいなら喜ぶのか?という低レベルの映画だし、他に見る物はほとんど無いので、実質、ラ・マシンだけに2,400円だ。

とはいえ、まぁ、念願のラ・マシンを見れたのだから、まぁ、良しとしよう。